湿原が世界を救う―水と炭素の巨大貯蔵庫 [単行本]
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湿原が世界を救う―水と炭素の巨大貯蔵庫 [単行本]



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出版社:築地書館
販売開始日: 2025/02/27
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湿原が世界を救う―水と炭素の巨大貯蔵庫 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    さまざまな動植物を育み、炭素貯蔵や水質浄化など地球環境維持に欠かせない機能を備えた湿原。日常生活で話題になることは少ないけれど、湿原の恵みはめぐりめぐって人間の生活を支えている。湿原の定義、生態系、機能、遷移の様子、そして保全の取り組み。知れば守りたくなる湿原の実態をつづった、いままでにない、湿原のことがわかる本。
  • 目次

    序章 人間と湿原の歴史
    湿原と友達になろう
    ところ変われば湿原も変わる─水たまりだって湿原
    湿原の範囲を決めておこう
    湿原は水を抜きには語れない
    冷温帯の湿原は泥炭を抜きには語れない
    湿原の植物
    湿原が地域と世界のあり方を決める
    誰がために泥炭は消える
    誰がために湿原を保全・復元するのか
    〈コラム1〉湿原研究のきっかけ

    第1章 湿原の生態系と景観
    ヨシスゲ湿原
    ミズゴケ湿
    同情するなら水をくれ
    地形学・地理学での湿原分類
    統一見解はなくても湿原は存在する
    湿原生態系と湿原景観
    湿原は里山景観の必須アイテム
    北海道に里山はあるのか
    北海道的里山
    アイヌ的里山
    〈コラム2〉セントへレンズ山の湿原

    第2章 湿原の機能─行きつく先は地球温暖化
    湿原の物理的・化学的・生物学的機能
    生態系サービス─モネの「睡蓮の池」
    冷温帯に泥炭湿原は多い
    湿原の泥炭は炭素の膨大な貯蔵源
    生産力を知ることは炭素固定量を知ること
    残された湿原
    熱帯泥炭
    地球温暖化を加速する正のフィードバック
    湿原とメタンとCO2
    〈コラム3〉シベリア・アラスカのツンドラ調査

    第3章 湿原の遷移
    遷移
    極相─森林化とミズゴケ湿原化
    攪乱─泥炭採掘地を例に
    地下部探検隊
    日本は火山大国─湿原にも影響するのか
    永久凍土と湿原
    タイガもツンドラもミズゴケが大事─森林火災とツンドラ火災
    森林火災後の遷移
    〈コラム4〉野外調査では何があっても動じない

    第4章 湿原の保全
    湿原保全に必要なツール─生活史を知ること
    種子散布─植物が長距離移動できるのは種子の時だけ
    埋土種子
    成長・死亡
    開花結実
    タイガ・ツンドラ・泥炭地
    〈コラム5〉西オーストラリアにて
    種間競争と定着促進効果
    食物網
    鍵種と傘種

    第5章 湿原の復元
    「保全から復元」への考え方を確認
    攪乱維持型の湿性植生
    湿原の乾燥化─湿原の保全・復元の始まり
    生物多様性
    緩衝帯(バッファーゾーン)
    回廊(コリドー)
    地形的多様性─谷地坊主って何?
    押し出し効果─絶滅危惧種の保全
    復元の実践
    〈コラム6〉ある調査中の出来事

    第6章 日本の湿原(サロベツ湿原泥炭採掘跡地)
    サロベツ湿原とは
    サロベツ湿原の歴史
    復元成果の評価
    サロベツ泥炭採掘跡地の遷移
    サロベツでもここまでは行けるかも
    動物も菌類も遷移する
    攪乱と中規模攪乱仮説
    〈コラム7〉日本(北海道)の湿原

    第7章 湿原の過去・現在・未来
    冷温帯域湿原における復元実験
    保全・復元の評価ができないと未来はつくれない
    スケール依存性要因
    自然との共存・共生
    再生可能エネルギー(再エネ)との両立
    自然再生の最終兵器─ビオトープ
    持続可能性と湿原
    環境教育(湿原の未来を見守るために)
    〈コラム8〉湿原の過去・現在・未来

    終章 湿原の豊かさを守る
    生態学の応用だけでは保全・復元はできない
    環境科学・地球環境科学の必要性
    江戸の環境科学
    SDGsと湿原
    湿原再生の市民科学
    SDGsを超えて(ポストSDGs)
    最後の最後に─湿原オンリーも困るが
    〈コラム9〉再生可能エネルギーと環境保全の両立

    おわりに
    参考文献
    曲名索引
    索引
  • 内容紹介

    いままでにない、湿原のすべてがわかる本!

    湿原は多くの生き物を育むだけでなく、
    未来の地球環境をも左右しうる重要な機能を備えた水と炭素の貯蔵源です。

    他の場所では生きづらい動植物を育み、保水機能によって洪水被害を軽減し、
    膨大な炭素を泥炭として抱え込んで人間の生活と地球環境を支えている湿原。

    そんな湿原について、その形成過程から動植物相、直面している問題、
    そして保全・復元の展望までを楽しく解説しました。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    露崎 史朗(ツユザキ シロウ)
    1961年茨城県高萩市生まれ、十王町(現・日立市)育ち。北海道大学大学院理学研究科植物学専攻博士後期課程修了(理学博士)。北海道大学大学院地球環境科学研究院所属。専門は植物生態学および環境保全学。日本植物学会奨励賞(1994年)、日本生態学会功労賞(2024年)受賞
  • 著者について

    露崎史朗 (ツユザキシロウ)
    1961年茨城県高萩市生まれ、十王町(現・日立市)育ち。
    北海道大学大学院理学研究科植物学専攻博士後期課程修了(理学博士)。
    北海道大学大学院地球環境科学研究院所属。専門は植物生態学および環境保全学。

    著書に、『生物学者、地球を行く:まだ知らない生きものを調べに、深海から宇宙まで』(分担、文一総合出版)、
    『工学生のための基礎生態学』(共著、理工図書)、
    『攪乱と遷移の自然史:「空き地」の植物生態学』(共編著、北海道大学出版会)、
    『植物生態学─Plant Ecology─』(共著、朝倉書店)、
    『地球温暖化の科学』(分担、北海道大学出版会)などがある。

    日本植物学会奨励賞(1994 年)、日本生態学会功労賞(2024 年)受賞。

湿原が世界を救う―水と炭素の巨大貯蔵庫 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:築地書館
著者名:露崎 史朗(著)
発行年月日:2025/03/11
ISBN-10:4806716782
ISBN-13:9784806716785
判型:B6
発売社名:築地書館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:200ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:249g
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