ヤービと氷獣（福音館創作童話シリーズ） [単行本]

ヤービと氷獣（福音館創作童話シリーズ） [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  “氷獣”“雪の兵隊”“さまよえる生徒、うるわし”そして、“はりめぐらされた地下通路”湖沼地帯マッドガイド・ウォーターの静かな冬。そこで暮らす小さな生きものヤービたちとわたしたち人間、それぞれに伝わる「ふしぎ」は、皆を思いがけない冒険にいざないます。

• 出版社からのコメント

  季節は冬。小さな生きものヤービと人間、それぞれに伝わる「ふしぎ」は、彼らを冒険へと誘います。待望のシリーズ第三弾。

• 内容紹介

  マッドガイド・ウォーターの冬。そこで暮らす小さないきものヤービたちは、春まで長い眠りにつきます。それは、彼らのご先祖と、「氷獣」とが交わした契約のためと言い伝えられています。ところがヤービは、友だちのナミハナアブの幼虫のことが気になり、眠れません。同じころ寄宿学校では、幽霊騒動が持ち上がり……。ヤービたちと人間それぞれに伝わる「ふしぎ」が、彼らを冒険へと誘います。「岸辺のヤービ」シリーズ、第三弾。
  
  図書館選書
  「氷獣」「冬の兵隊」「さまよえる生徒、うるわし」「地下通路」、小さな生きものヤービと人間、それぞれに伝わる「ふしぎ」は、彼らを冒険へと誘います。シリーズ第三弾。

• 著者について

  梨木香歩 (ナシキカホ)
  梨木香歩　1959年生まれ。作家。著書に『西の魔女が死んだ』『裏庭』『家守綺譚』『沼地のある森を抜けて』『冬虫夏草』『丹生都比売』『春になったら苺を摘みに』『渡りの足跡』『鳥と雲と薬草袋』（以上、新潮社）、『村田エフェンディ滞土録』『雪と珊瑚と』（以上、角川書店）、『海うそ』、『僕は、そして僕たちはどう生きるか』（以上、岩波書店）、『f植物園の巣穴』『椿宿の辺りに』（朝日新聞出版）、『水辺にて』（筑摩書房）『草木鳥鳥文様』（福音館書店）など。小沢さかえとの作品に、絵本『よんひゃくまんさいのびわこさん』（理論社）などがある。
  
  小沢さかえ (オザワサカエ)
  小沢さかえ　1980年生まれ。京都造形芸術大学芸術学部洋画コース卒業後、ウィーン造形美術大学に留学。タブロー画家として活動するかたわら、子どもの本の絵を描きはじめる。絵本に『ほしをもったひめ―セルビアのむかしばなし』（文・八百板洋子）『チャーちゃん』（文・保坂和志、以上福音館書店）、装画、挿絵を手掛けた作品に『しあわせなハリネズミ』（作・藤野恵美/講談社）、『このすばらしきスナーグの国』（作・ヴェロニカ・コッサンテリ/徳間書店）、梨木香歩との作品に絵本『よんひゃくまんさいのびわこさん』（理論社）、エッセイ「炉辺の風おと」連載の挿絵がある。

ヤービと氷獣（福音館創作童話シリーズ） [単行本] の商品スペック