そうしてサンパギータは神戸にいる [単行本]

そうしてサンパギータは神戸にいる [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  借金、浮気、ＤＶ―。夫や家族に振り回されながらも受容し、ときには強くあらがい、人生を切り拓く。神戸で暮らすフィリピン女性５人が語るそれぞれのリアルな生きざま。日本社会の「フィリピン女性」へのレッテルを覆す。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  サンパギータ（１）　リザさん（大家族の中で；歌手になりたい　ほか）
  サンパギータ（２）　マユミさん（「まんまる」の家族；日本が我が家の暮らしを変えた　ほか）
  サンパギータ（３）　けいちゃん（働かない父に代わって；年齢を偽って就職　ほか）
  サンパギータ（４）　コラゾンさん（私の家族のこと；金貸し業をはじめた母　ほか）
  サンパギータ（５）　愛さん（教育者の両親のもとで；フィリピン学校教育の苛烈な競争　ほか）

• 出版社からのコメント

  借金、浮気、DV…それでも夫や家族が捨てられない。情が深いサンパギータ（＝日本に住むフィリピン女性）たちのリアルな生きざま。

• 内容紹介

  借金、浮気、DV……。
  夫や家族に振り回されながらも受容し、ときには強くあらがい、人生を切り拓く。
  神戸で暮らすフィリピン女性５人が語った、それぞれのリアルな生きざま。
  日本社会の「フィリピン女性」へのレッテルを覆す。
  
  図書館選書
  借金、浮気、DV…それでも夫や家族が捨てられない。情が深いサンパギータ（＝日本に住むフィリピン女性）たちの葛藤と苦悩、そして未来へつながるリアルな生きざま。

• 著者について

  奈良 雅美 (ナラ マサミ)
  奈良 雅美（なら・まさみ）
  特定非営利活動法人アジア女性自立プロジェクト代表理事。関西学院大学非常勤講師。ときどきジャズシンガー。
  小学生のころから「女の子／男の子らしさ」の社会的規範に違和感があり、先生や周りの大人に反発してきた。10代半ばのころ、男女雇用機会均等法が成立するなど、女性の人権問題について社会的に議論されるようになっていたが、自身としてはフェミニズムやジェンダー問題については敢えて顔を背けていた。高校時代に国際協力に関心をもち国際関係論の勉強を始め、神戸大学大学院で、環境、文化、人権の問題に取り組む中で、再びジェンダーについて考えるようになった。
  大学院修了後、2004年より特定非営利活動法人アジア女性自立プロジェクトの活動に参加。途上国の女性の就業支援、日本国内の外国人女性支援などに取り組む中で、日本に住むフィリピン女性たちに出会う。社会一般の彼女たちに対する一様なイメージと違い、日々の生活の中で悩んだり喜んだりと、それぞれ多様な「ライフ」を生きていると感じ、彼女たちの語りを聴き、残したいと思うようになる。移住女性や途上国の女性…

そうしてサンパギータは神戸にいる [単行本] の商品スペック