碧きスタジアムのニュートン―物理と野球の下拵え [単行本]

碧きスタジアムのニュートン―物理と野球の下拵え [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  野球少年に物理を。物理少年に野球を。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １回表　開幕の秋
  ２回表　二刀流：投手編
  ３回表　二刀流：道具編
  ４回表　二刀流：打者編
  ５回表　今宵も月は落ちてくる
  ６回表　自由について
  ７回表　光と影と三平方の矢
  ８回表　名から考える
  ９回表　終幕の風景
  附録

• 出版社からのコメント

  野球少年に物理を、物理少年に野球を。野球の話題を軸に、法則の暗記を退け、自然の本質を思考することに徹して高校物理を概観した。

• 内容紹介

  ──野球少年に物理を、物理少年に野球を！──
  物理学は、法則・公式を丸々覚え、それらを操って問題を解く科目であり、数学的な準備
  も多く必要だと考えられ忌避された。高校での履修者も長く減少傾向にある。しかし実態
  は逆である。その本質は「我々の日常を支える常識」の理論化にあり、法則も公式も必須
  ではない。また、物理を学べば数学も分かる。本書は、この観点から高校範囲の物理の全
  体像を概説する。野球をテーマに、何故「投打の頂点」に一人の選手が到達出来たのか、
  その奥に潜む物理的原理は何かと問い、それに答える形で議論を進めた。他にも様々な話
  題を巡り、図やグラフを用いて感覚的な理解を目指した。冗長を厭わず、平易な記述に徹
  する一方で、独自記号を多用し、新規解法を提案するなどして展開の新鮮さも追求した。
  本書を通して、物理学を紙と鉛筆だけではなく、ボールとバットでも愉しんで頂きたい。
  
  図書館選書
  野球の話題を軸に高校物理を概観する。法則・公式の運用ではなく、「何故自然は斯くの
  如くあるのか」から想を起こし、日常生活で培われた常識を駆使して自力でそれらが導け
  るよう誘導する。物理…

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  吉田 武(ヨシダ タケシ)
  京都大学工学博士（数理工学専攻）。大学の内外において、数学・物理学を軸に、人類文化の全体的把握を目指した著述活動を行っている

• 著者について

  吉田 武 (ヨシダ タケシ)
  京都大学工学博士（数理工学専攻）
  数学・物理を軸に、人類文化の全体的把握を目指して、著述活動を行っている。

碧きスタジアムのニュートン―物理と野球の下拵え [単行本] の商品スペック