国境廃絶論―入管化する社会と希望の方法 [単行本]
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国境廃絶論―入管化する社会と希望の方法 [単行本]



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出版社:岩波書店
販売開始日: 2025/01/23
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国境廃絶論―入管化する社会と希望の方法 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    国境は人々を分断し、レイシズムを助長し、世界的な格差を拡大する。そして「不法移民」を監視するテクノロジーは、移民のみならず私たちすべての安全な生活を脅かす。では、誰もが自由に移動し生存する世界はいかにして可能だろうか?人種、ジェンダー、アルゴリズムなど七つの観点から入管政策がもたらす被害を詳細に検証するとともに、監獄廃絶運動から受け継いだヴィジョンにより、「改良」の先にある「廃絶」への確かな道筋を示す。
  • 目次

    序 章
     1 常識という名の国境
     2 国境はいたるところにある
     3 国境は最近生み出されたものである
     4 国境はもはや不用である

    第一章 人種
     1 植民地近代性、ナショナリズム、不均等な移動性
     2 ポストコロニアルな国境化
     3 反レイシズムと国境廃絶

    第二章 ジェンダー
     1 偽装結婚――配偶者として数えられるのは誰か?
     2 国民を再生産する――親として数えられるのは誰か?
     3 「家族生活」の限界
     4 家事労働とセックス・ワーク――労働者として数えられるのは誰か?
     5 犠牲者扱いではなくエンパワーメントを

    第三章 資本主義
     1 資本主義とは何か?
     2 入国管理と労働
     3 国境廃絶の視野は国際的である
     4 コモンとして共有された世界

    第四章 取り締まり
     1 「外国人犯罪者」と無実さの罠
     2 監獄廃絶に学ぶ

    第五章 テロ対策
     1 対テロ戦争と市民権の剥奪
     2 予防、取り締まり、敵の根絶
     3 シティズンシップの廃絶?

    第六章 データベース
     1 敵対的環境とデジタル国境
     2 個人識別と近代国家
     3 IDカードとデータベース国家
     4 デジタルIDシステムとグローバル貧困層の管理
     5 アイデンティティ・ポリティクス

    第七章 アルゴリズム
     1 ロボット国境とドローン警察
     2 AI国境警備、新型生体認証、相互運用データベース
     3 利潤と予測
     4 アルゴリズムが人を送還するのではなく……

    幕間劇――未来Ⅰ
     ある国境化されたディストピア

    第八章 廃絶主義
     1 非改良主義的改良
     2 入国管理の改革をめぐる五つの質問
     3 次はどこへ?

    幕間劇――未来Ⅱ
     1 ありうるユートピア
     2 廃絶主義の未来

      原 注
      用語集(柏崎正憲)
      日本の読者のための解題(梁英聖)
      訳者あとがき
  • 出版社からのコメント

    私たちを脅かす国境という脅威。誰もが自由に移動する世界はいかにして可能か? 国境の害悪と不要性、そして廃絶へのヴィジョン
  • 内容紹介

    国境は人々を分断し、レイシズムを助長し、世界的な格差を拡大する。そして「不法移民」監視テクノロジーは、移民のみならず私たちすべての自由と安全を脅かす。国境とは私たちの日常にある脅威なのだ。では、誰もが移動と居住の自由をもつ世界はいかにして可能だろうか? 国境の害悪と不要性、そして廃絶のヴィジョンを明快に描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ブラッドリー,グレイシー・メイ(ブラッドリー,グレイシーメイ/Bradley,Gracie Mae)
    グラスゴー在住の作家、政策専門家、活動家

    デ・ノローニャ,ルーク(デ・ノローニャ,ルーク/de Noronha,Luke)
    ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン芸術・人文学部准教授。研究領域は移動性の統治と人種化プロセスの関係。主な著作にDeporting Black Britons:Portraits of Deportation to Jamaica(Manchester University Press,2020,英国社会学会フィリップ・アブラム出版賞)ほか

    梁 英聖(リャン ヨンソン)
    一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了、博士(学術)。東京外国語大学世界言語社会教育センター専任講師、専攻は社会学、社会思想、レイシズム

    柏崎 正憲(カシワザキ マサノリ)
    東京外国語大学大学院博士後期課程修了、博士(学術)。一橋大学大学院社会学研究科専任講師。専攻は社会思想史
  • 著者について

    グレイシー・メイ・ブラッドリー (グレイシーメイブラッドリー)
    グレイシー・メイ・ブラッドリー(Gracie Mae Bradley)
    グラスゴー在住の作家,政策専門家,活動家.『ガーディアン』,『インディペンデント』,『ヴァイス』等に執筆.本書の幕間劇として挿入されたディストピア/ユートピア小説はブラッドリーの原作になる.

    ルーク・デ・ノローニャ (ルークデノローニャ)
    ルーク・デ・ノローニャ(Luke de Noronha)
    ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン芸術・人文学部准教授.研究領域は移動性の統治と人種化プロセスの関係.主な著作にDeporting Black Britons: Portraits of Deportation to Jamaica(Manchester University Press, 2020,英国社会学会フィリップ・アブラム出版賞),Empire's Endgame: Racism and the British State(共著,Pluto Press, 2021).

    梁 英聖 (リャン ヨンソン)
    梁 英聖(りゃんよんそん)
    一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了,博士(学術).東京外国語大学世界言語社会教育センター専任講師,専攻は社会学,社会思想,レイシズム.主な著作に『レイシズムとは何か』(ちくま新書,2020年).

    柏崎 正憲 (カシワザキ マサノリ)
    柏崎正憲(かしわざき・まさのり)
    東京外国語大学大学院博士後期課程修了,博士(学術).一橋大学大学院社会学研究科専任講師.専攻は社会思想史.主な著作に『ニコス・プーランザス 力の位相論――グローバル資本主義における国家の理論に向けて』(吉田書店,2015年).

国境廃絶論―入管化する社会と希望の方法 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:グレイシー・メイ ブラッドリー(著)/ルーク デ・ノローニャ(著)/梁 英聖(訳)/柏崎 正憲(訳)
発行年月日:2025/01/21
ISBN-10:4000229834
ISBN-13:9784000229838
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:254ページ
縦:19cm
その他: 原書名: AGAINST BORDERS The Case for Abolition〈Bradley,Gracie Mae;de Noronha,Luke〉
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