覇権・暴力・保険 海上保険の形成と発展 [単行本]
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覇権・暴力・保険 海上保険の形成と発展 [単行本]



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出版社:保険毎日新聞社
販売開始日: 2025/03/17
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覇権・暴力・保険 海上保険の形成と発展 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    保険の源流とは、戦争と略奪だった。激動の世界経済を支える海上保険のダイナミズムを歴史的形成過程から描く。
  • 目次

    序 章
    第1章 15 ~ 18 世紀頃のヨーロッパ諸国の貿易の概観
      1 大航海時代の貿易
      2 オランダの隆盛
      3 イギリスの台頭と海上覇権の確立
    第2章 イギリスにおける海上保険の発達
      1 保険取引
      2 保険証券に規定された危険
      3 保険証券・約款の改定
      4 武力や暴力のリスクが並ぶ証券文言
    第3章 捕獲免許状および報復捕獲免許状
      1 概 要
      2 沿 革
      3 私掠に関する制度
      4 ロイズにおける捕獲リスク引受の是非
      5 船団護送
      6 アメリカ独立戦争とロイズの引受
      7 アメリカ海上保険業の胎動
      8 私掠の終焉
    第4章 奴隷貿易
      1 人身売買と経済
      2 奴隷貿易の実態
      3 人間を対象とする貨物保険
      4 Gregson v. Gilbert-奴隷商人グレッグソン
      5 Gregson v. Gilbert-事件の経緯
      6 Gregson v. Gilbert-裁判
    第5章 最大善意
      1 告知義務
      2 最大善意
      3 Carter v. Boehm 事件-襲撃の兆候
      4 Carter v. Boehm-フォート・マールボロの襲撃
      5 保険契約
      6 争 点
      7 判例法理の承継
    第6章 ワランティー
      1 ワランティーとは何か
      2 DeHarn v. Hartley
      3 ワランティー法理の見直し
    第7章 アメリカ合衆国創建後の海上保険
      1 ニューヨーク保険業者協会の活躍
      2 アラバマ号事件
    第8章 捕獲(Capture)
      1 捕獲は起き得るか
      2 捕獲の沿革
      3 捕獲審検
      4 Andersen v. Marten 事件-保険の内容
      5 Andersen v. Marten 事件-事件の背景および経緯
      6 Andersen v. Marten 事件-捕獲審検
      7 Andersen v. Marten 事件-保険填補責任
      8 捕獲と便宜置籍
    第9章 アヘン貿易
      1 アヘン貿易とアヘン戦争
      2 商社・銀行・船会社の活動
      3 東洋貿易における保険の状況
      4 アヘンサプライヤーの変化
      5 日本の貨物保険の状況
    第10 章 因果関係
      1 保険における因果関係
      2 近因原則
      3 因果関係の重要性
      4 保険理論について
    第11 章 戦争とは何か
      1 War(戦争)という語
      2 Kawasaki v. Bantham
      3 なぜ日中両国は戦争であると認めなかったのか
      4 戦争の名を避けたことの影響-サプライチェーンの遮断効果
      5 戦争保険約款の規定のあり方
    【別注】/【付録】Lloyd’s SG form 証券本文
  • 出版社からのコメント

    保険の源流とは戦争と略奪だった―激動の世界経済を支える海上保険のダイナミズムを大航海時代から今に至る歴史的形成過程から描く。
  • 内容紹介

     海上保険といえば商人のための商業的な保険をイメージしますが、海上保険をその形成過程の歴史からたどると、往時は貿易と略奪とが混然として存在し、さまざまな暴力や戦乱のなかから生成されてきた実態が浮き彫りとなります。
     本書は、保険の原点といわれる海上保険が、貿易や海運をめぐる危険に対しどのような役割りを担いながら創生・発達してきたか、また、国家どうしの覇権抗争や戦争という特殊なリスクをどう担保してきたかを、世界史的観点から描いています。
     貿易は国富の源泉として国の盛衰を左右し、経済的に大国としての地位を築いてきた国々は、国力を伸展させてしばしば海上覇権を争い、これを支える海運、海上保険、貿易金融等を充実させてきました。現在国際的に使用されている保険の原理や約款も、大航海時代から近代にかけて特にヨーロッパを中心に繰り広げられた幾多の戦争、奴隷貿易、アメリカの独立戦争や南北戦争、20世紀の両次大戦などのリスクが基盤となっています。海上保険実務ではいまも戦争危険が担保されて国際的に普遍的な実務慣習として機能しており、それはこうした歴史を通して理解できます。
     また、著者が携わる保険実業の視点から、歴史上に現れた諸々の事案やトピックスにも焦点を当て、保険実務を進めるなかで示唆となり参考となる判例や史訓を織り交ぜながら、保険契約に関わる法律原則や制度の成立ち経緯や仕組み、解釈理論等についても説明を加えています。
     本書からは激動する世界経済を支える海上保険のダイナミズムと保険の淵源を汲み取ることができ、保険関係者はもちろん貿易関係者、更には広く一般読者の方々にもお勧めの書です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    新谷 哲之介(シンヤ テツノスケ)
    1971年東京都杉並区出生。2022年日本保険学会賞受賞。2025年現在、東京海上日動火災保険株式会社 海上業務部勤務(シニアエキスパート)。―公職等―法制審議会 商法部会 幹事。IUMI(国際海上保険連合)理事。国連 エキスパート(保険分野)。国連 CEFACT 日本委員会 委員。ICC (国際商工会議所)DSI 諮問委員。経済人コー円卓会議 日本委員会 理事。神戸大学海洋政策科学部 非常勤講師。東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 非常勤講師。株式会社トレードワルツ取締役。所属学会―日本保険学会 日本海法学会
  • 著者について

    新谷 哲之介 (シンヤ テツノスケ)
    ■新谷 哲之介(しんや てつのすけ)
    1971 年   東京都杉並区出生
    1994 年   東京海上火災保険株式会社入社
    2022 年   日本保険学会賞受賞
    2025年現在  東京海上日動火災保険株式会社海上業務部勤務(シニアエキスパート)

    -公職等-
    法制審議会 商法部会 幹事
    IUMI(国際海上保険連合)理事
    国連 エキスパート(保険分野)
    国連CEFACT 日本委員会 委員
    ICC(国際商工会議所)DSI 諮問委員
    経済人コー円卓会議 日本委員会 理事
    神戸大学海洋政策科学部 非常勤講師
    東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 非常勤講師
    株式会社トレードワルツ 取締役

覇権・暴力・保険 海上保険の形成と発展 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:保険毎日新聞社
著者名:新谷 哲之介(著)
発行年月日:2025/03/15
ISBN-10:4892934852
ISBN-13:9784892934858
判型:A5
発売社名:保険毎日新聞社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:270ページ
縦:21cm
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