能登の宗教・民俗の生成 [単行本]

販売休止中です

    • 能登の宗教・民俗の生成 [単行本]

    • ¥2,75083 ゴールドポイント(3%還元)
100000009004011193

能登の宗教・民俗の生成 [単行本]

価格:¥2,750(税込)
ゴールドポイント:83 ゴールドポイント(3%還元)(¥83相当)
日本全国配達料金無料
出版社:桂書房
販売開始日: 2022/09/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

能登の宗教・民俗の生成 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    緒論 能登の宗教・民俗に関する先行研究の代案を求めて  由谷 裕哉
     変貌する能登と能登研究との乖離/能登の宗教・民俗に関するこれまでの研究/市町村史における民俗の記述と民俗文化財の指定/代案を求めて/本書収録論文について

    能登国石動山大蔵坊の里修験 ― 加賀国宝光院(延寿寺)の事跡から―  鏑木 紀彦
     一 はじめに
     二 宝光院歴代(一)初代大蔵坊・二代秀船
     三 宝光院(延寿寺)歴代(二)三代鉄道・四代一道・五代了雲・六代文学・七代辨学・八代恵学
     四 宝光院(延寿寺)歴代(三)九代宣学(右門)・十代麻佐岐
     五 おわりに

    能登における郷土研究の目覚めから終焉まで ―宗教と民俗を中心に―  由谷 裕哉
     一 問題の所在
     二 東宮行啓から一九二〇年代までの能登における郷土研究の目覚めと進展
     三 一九三〇年代の郷土教育関連テキストに描写された能登の宗教・民俗事象
     四 結び:郷土研究の時代とその終焉

    能登の真宗民俗と女性 ―嫁のコンゴウ参りを中心に―  本林 靖久
     一 はじめに ―能登におけるコンゴウ参り―
     二 コンゴウ参りの先行研究
     三 富山県氷見地方のコンゴウ参り
     四 氷見・能登の婚姻習俗と嫁の生活
     五 能登の真宗寺院とコンゴウ参り
     六 おわりに ―嫁の立場とコンゴウ参りの変化―

    鵜祭再考 ―古文書から「鵜祭=年占」説を問う―  干場 辰夫
     一 はじめに
     二 〈年占〉に関わる鵜祭研究の動向
     三 近世初期までの文書
     四 近世の地誌、紀行文等
     五 近世中後期の文書
     六 近世末期の文書
     七 結びにかえて
  • 内容紹介

    本書は、近世に離山した石動山大蔵坊の里修験が在地の信仰生活にいかに根ざして影響を与えたかを考察する(鏑木)。日露戦後から1930年代までに能登に関して著された郷土研究のうち、宗教と民俗に関する言説を考察する(由谷)。口能登・氷見(富山)でみられる嫁が親の死去後に実家の檀那寺で行われる「コンゴウ」という法要に参加する習俗について、先行研究を踏まえながら考察する(本林)。重要無形民俗文化財である「気多の鵜祭」について、年占と位置づける観点がどのように登場したかを、古文書を網羅的に再検討する(干場)など、能登の宗教と民俗に関する事象あるいはその研究方法が新たに生成してきた事情に焦点を当てた。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    由谷 裕哉(ヨシタニ ヒロヤ)
    1955年生、金沢大学客員研究員・小松短期大学名誉教授
  • 著者について

    由谷 裕哉 (ヨシタニ ヒロヤ)
    1955年生 金沢大学客員研究員・小松短期大学名誉教授
    『神社合祀 再考』(岩田書院、2020年、編著)
    『近世修験の宗教民俗学的研究』(岩田書院、2018年)
    『郷土再考ー新たな郷土研究を目指してー』(角川学芸出版、2012年、編著)

    鏑木 紀彦 (カブラキ ノリヒコ)
    1964年生 石川県近世史料編さん室主幹
    「鎌倉期高野山無量寿院と加賀国益富保」(『北陸史学』第六十八号、2019年)
    「中世後期の安祥寺流についてー隆快・光意の事跡を中心にー」(『ヒストリア』第257号、2016年)
    「吉田家の道統断絶についてー能登国一宮気多神社桜井俊基から吉田兼右への返し伝授を中心にー」(『神道宗教』第220・221号、2011年)

    本林 靖久 (モトバヤシ ヤスヒサ)
    1962年生 大谷大学真宗総合研究所研究員・大阪大学非常勤講師
    「地域社会における真宗寺院の現状と課題ー岐阜県旧春日村の墓制と葬儀の変遷を通してー」(『大谷大学真宗総合研究所研究紀要』第37号、2020年共著)
    「日本民俗学における真宗研究序説ー柳田民俗学にとっての真宗研究を問うー」(『京都華頂大学・華頂短期大学研究紀要』第60号、2015年)
    「真宗の土徳と郷土の形成ー柳宗悦と城端別院善徳寺の関わりからー」(由谷裕哉編『郷土再考ー新たな郷土研究を目指してー』角川学芸出版、2012年)

    干場 辰夫 (ホシバ タツオ)
    1952年生 日本民俗学会会員
    『「日本文化論」を越えてー加藤周一「土着世界観」論とその行く先』(花伝社、2019年)
    『東京23区区立博物館“辛口”批評』(花伝社、2013年)
    『日本社会のグランドデザインーどんな社会を目指すのか』(日新報道、2012年)

能登の宗教・民俗の生成 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:桂書房 ※出版地:富山
著者名:由谷 裕哉(編)
発行年月日:2022/09/30
ISBN-10:486627123X
ISBN-13:9784866271231
判型:A5
発売社名:桂書房
対象:教養
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:167ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:290g
他の桂書房の書籍を探す

    桂書房 能登の宗教・民俗の生成 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!