タイ外交史を読み直す―「竹の外交論」からの脱却 [単行本]
    • タイ外交史を読み直す―「竹の外交論」からの脱却 [単行本]

    • ¥8,580258 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009004012434

タイ外交史を読み直す―「竹の外交論」からの脱却 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計10%ゴールドポイント還元!書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)で合計10%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥8,580(税込)
ゴールドポイント:258 ゴールドポイント(3%還元)(¥258相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:東京大学
販売開始日: 2025/03/11
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

タイ外交史を読み直す―「竹の外交論」からの脱却 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序 章 「竹の外交論」とは何か――通説の批判と本書の狙い
    第1節 「竹の外交論」の神話
    第2節 竹の外交論の由来
    第3節 竹の外交論の問題点/本書の狙い
    第4節 問いと分析枠組み
    第5節 本書の構成

    第1章 竹の外交論再考――タイ近現代の対外関係史の再検討
    第1節 中国に対する「叩頭」と「敬遠」(~1937年)
    第2節 英仏の「脅威」と国王の幻想(1855~1926年)
    第3節 台頭する日本への接近と同盟結成(1887~1945年)
    第4節 大国の狭間に立った戦後のタイ(1945~1957年)
    第5節 サリット時代の米国一辺倒(1958~1963年)

    第2章 「悪魔」の創造、妥協、接近――タノーム政権期における世論の操作と変化
    第1節 悪魔の創造期間(1963~1968年)
    第2節 悪魔との妥協と抵抗の期間(1968~1971年)
    第3節 悪魔の人間化と接近(1971~1973年)

    第3章 揺れ動く「悪魔」の意味――2つの10月事件期における大国認識(1973~1976年)
    第1節 左派の役割の増大
    第2節 左派による「変異した」ナショナリズム
    第3節 政界における左派の包摂
    第4節 右派の逆襲

    第4章 「ジェノサイドの愛国者」――カンボジア紛争をめぐる認識の相克(1978~1989年)
    第1節 クリエンサック政権の「カンボジア情勢論」(1977~1980年)
    第2節 危機感に伴うプレーム政権の「国際紛争論」(1980~1988年)
    第3節 チャートチャーイ政権の台頭と「インドシナ市場論」 (1988年~1991年)

    第5章 「愛国」と「売国」の狭間で――グローバル化と米・中の政治的意味の逆転
    第1節 岐路に立つ中国認識(1989~1996年)
    第2節 1997年のアジア金融危機とその衝撃
    第3節 政治的シンボルとなった米中(2001~2020年)

    終 章 竹の外交論を脱して
    第1節  竹の外交論――「神話」から「歴史」へ
    第2節 「タイ=小国」――認識か真実か
    第3節 小国意識――隠れた危険性
    第4節 「愛国者」と「憎国者」
    第5節 本書の意義と今後の課題
  • 内容紹介

    タイは国際政治という強風の中で柔軟にしなう「賢く細い竹」であったのか――「竹の外交論」と呼ばれる伝統的なタイの外交史理解が、国内の政治対立や外交政策の失敗を隠蔽し、後付けで自己正当化するナショナリズムの神話的性質を持っていたことを明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    タンシンマンコン,パッタジット(タンシンマンコン,パッタジット/Tangsinmunkong,Pattajit)
    東京大学東洋文化研究所・情報学環所属(講師)。タイ・チェンマイ生まれ。2010年にチェラーロンコーン大学文学部中国語専攻学士課程を卒業後、在中国タイ大使館で大使秘書として勤務。2012年に来日、2016年早稲田大学社会科学研究科修士課程、2019年早稲田大学社会科学研究科博士課程を修了。社会科学博士。その後、早稲田大学社会科学研究科助教、講師を経て、2022年から現職。専門分野は東南アジアの現代史。特に東南アジアの対外認識、歴史記述、外交言説に注目
  • 著者について

    パッタジット・タンシンマンコン (パッタジットタンシンマンコン)
    東京大学東洋文化研究所新世代アジア研究部門講師、大学院情報学環講師
    2010年タイ・チュラーロンコーン大学文学部中国語専攻卒、2019年早稲田大学大学院社会科学研究科修了。博士(社会学)。2022年早稲田大学ティーチングアワード総長賞。在中国タイ大使館大使秘書、笹川平和財団プロジェクト・コーディネーター、早稲田大学社会科学総合学術院社会科学部助教、講師を経て2023年度より現職。

タイ外交史を読み直す―「竹の外交論」からの脱却 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:パッタジット タンシンマンコン(著)
発行年月日:2025/02/28
ISBN-10:4130362933
ISBN-13:9784130362931
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:22cm
重量:500g
他の東京大学の書籍を探す

    東京大学 タイ外交史を読み直す―「竹の外交論」からの脱却 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!