行政裁量と衡量原則 増補第2版 (学術選書―行政法) [全集叢書]
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行政裁量と衡量原則 増補第2版 (学術選書―行政法) [全集叢書]



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出版社:信山社
販売開始日: 2024/12/27
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行政裁量と衡量原則 増補第2版 (学術選書―行政法) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    行政裁量の所在と没体系性を問う。増補改訂で、再考への更なる一石を投ずる。憲法原則である法治主義の進展に応じた裁量論の必要。「責任論」から見た権力間の権限配分と裁量乃至衡量の司法統制。法的仮想としての衡量論?衡量過程の数字による説明の紹介。
  • 目次

    『行政裁量と衡量原則〔増補第2版〕』

      海老沢俊郎 著

    【目 次】

    ・増補第2版発行によせて

    ◆第1編◆ 行 政 裁 量

    ◆序章 は じ め に

     1 問 題 設 定 
     2 議論の概観 

    ◆第1章 ドイツ裁量論の歴史的な展開

    Ⅰ 裁量論の展開(特に行政と司法の本質論との関連で)
     1 公権力行使の実定法的拘束の対立物としての裁量 
     2 実定法の文言への限定 
     3 行政と裁判の本質論 
     4 不確定法概念論史の概観 

    Ⅱ 裁量瑕疵論の歴史
     1 プロイセン一般州法典 
     2 勤務法上の違反としての裁量瑕疵論 
     3 フランス法をモデルとした裁量瑕疵論 
     4 管轄権または権能の踰越に対する制限としての目的拘束 
     5 決定手続における瑕疵としての裁量権の踰越 
     6 裁量瑕疵論の要約 

    ◆第2章 基本法の下での裁量論の転換

    Ⅰ 基本法の下での行政裁判権
    (個人の権利保護の体系としての行政裁判権)
     1 客観的法保護 
     2 主観的法保護 
     3 裁量論との関連からみた基本法上の行政裁判権 

    Ⅱ 行政法規範構造の特徴(特にフランス法との比較で)
     1 ドイツ法について 
     2 フランス法について 

    Ⅲ 行政裁量論の転換
    1 伝統的な裁量論 
    2 法治主義と裁量 

    ◆第3章 行政裁量の態様

    Ⅰ 裁 量 概 念
    1 裁量概念の概要 
     2 裁量権の種類
     3 覊束裁量という概念について

    Ⅱ 裁量権の限界
     1 一般的説明 
     2 裁量権の不行使 
     3 裁量権の踰越 
     4 裁量権の誤用 
     5 裁量瑕疵を1つに縮減する議論 
     6 裁量権行使に際しての考慮事項の追完と補充

    ◆第4章 判断余地の理論

    Ⅰ 判断余地論の展開
     1 判断余地論の前提 
     2 1950年代初頭までの議論 
     3 ロイスの不確定法概念論 

    Ⅱ 判断余地論
     1 バホフの議論 
     2 是認可能性論 
     3 判断余地論の要約と展開

    Ⅲ 判断余地の限界

    Ⅳ 統 一 理 論

     は じ め に 
     1 ブリンガー 
     2 国法学者大会での報告
     3 裁量統制論からの統一論
     4 規範論的研究から見た裁量論
     5 統一論の総括

    ◆第5章 規範的授権論

    Ⅰ 規範的授権論の前提
     1 は じ め に 
     2 判断余地論から規範的授権論への展開
     3 意味論的不確定性

    Ⅱ 規範的授権論
     1 規範的授権論の概要 
     2 規範的授権論における行政の判断余地(判断授権)
     3 規範的授権論の問題点 
     4 概念思考から決定思考への転換 
     5 最終的決定についての行政に対する授権 

    Ⅲ 判断余地(判断授権)論が適用される領域
     1 試験での決定 
     2 訓令から独立した合議体の決定 
     3 予 測 概 念 
     4 受 容 概 念
     5 技 術 条 項 

    Ⅳ 環境法と技術法における規範具体化権能
     1 問題の所在 
     2 判例法による展開 
     3 判断授権と行政規則
     4 判例による規範具体化権能(授権領域の拡大) 

    Ⅴ リスク決定と判断余地理論
     1 リスク概念について
     2 リスク概念研究の紹介
     3 法律の制御力の喪失 

    ◇補章(裁量論における合目的性の地位と行政留保)

    Ⅰ 裁量論における合目的性の地位
     1 合目的性の議論の歴史的背景
     2 現時点での合目的性の位置づけの試み
     3 区別の困難さ
     4 合目的性の規範化
     5 合目的性と権利保護の関係 

    Ⅱ 行政の留保
     1 行政留保論とその例示
     2 「行政留保」の検討


    ◆第2編◆ 衡 量 原 則

    ◆第1章 議論の前提

    Ⅰ 検討対象について
     1 序 
     2 行 政 計 画
     3 特定部門計画のいくつかの特色
     4 建設管理計画と特定部門計画の比較
     5 特定部門計画の特色

    Ⅱ 計画裁量について
     1 行政裁判所の判例 
     2 学説における計画裁量論 
     3 批 判 論 
     4 現時点での批判論

    ◆第2章 連邦行政裁判所の判例による衡量原則

    Ⅰ 衡量原則の概要
     1 決定発見のための手続としての衡量 
     2 衡量原則の憲法上の地位
     3 計画における衡量原則の特性と普遍性 
     4 計画裁量に対する枠としての衡量原則

    Ⅱ 連邦行政裁判所の判例
     1 判例法による衡量原則の成立 
     2 利益の意味
     3 衡量の義務(裁量瑕疵論との関連を含む)

    ◆第3章 決定方式としての衡量の構造
     
    Ⅰ 衡量の段階の概要

    Ⅱ 衡量の段階の詳細な説明
     1 利益の調査(第1段階) 
     2 衡量の中に利益を挿入する過程(第2段階)
     3 利益についての重要性の判定(第3段階) 
     4 計画の決定(第4段階) 

    Ⅲ 衡量の段階に関する議論(特に計画裁量の所在について)
     1 利益の調査と挿入
     2 重要性の判定と調整 

    ◆第4章 法律規範と衡量の関係

    Ⅰ 法原理と法準則の区別
     1 法原理と法準則 
     2 厳格な規範と衡量の指示 

    Ⅱ 不文の法原則と衡量
     1 配 慮 原 則
     2 紛争解決原則
     3 計画の正当化 

    ◆第5章 衡量の過程と結果の概念

    Ⅰ 衡量の統制対象についての議論
     1 連邦行政裁判所の判例 
     2 判例に対する学説の批判 

    Ⅱ 過程の統制と結果の統制
     1 衡量の結果について 
     2 衡量の過程について 
     3 衡量の過程における瑕疵の明白性と衡量の結果に対する影響 

    ◆第6章 建設法典改正法における衡量原則の取扱い

    Ⅰ 改正法の経緯
     1 計画維持の概念 
     2 瑕疵に対する計画の脆弱性 
     3 2004年改正法までの立法状況 
     4 改正法の概要 
     5 専門家委員会報告書 
     6 連邦政府草案 

    Ⅱ 新しい法律のいくつかの問題点
     1 実体的意味の衡量原則は変更されたのか 
     2 衡量原則から手続規定への転換の可否 
     3 衡量資料の調査および評価の手続と衡量原則 

    Ⅲ 改正法における規定の説明
     1 調査の瑕疵 
     2 評価の瑕疵 
     3 改正法における利益の調整の取扱い 

    ◇補章 衡量の統制

    は じ め に 

    Ⅰ 衡量の構造についての一般的な説明
     1 法律の制御力の喪失と衡量 
     2 統制論からみた衡量 
     3 事実関係の調査と衡量統制の明白性

    Ⅱ 衡量審査の視点
     1 責 任 論 
     2 責任論による衡量の統制の程度 

    Ⅲ 同一尺度で測ることができない利益の衡量
     1 原理的な議論 
     2 数字による衡量の説明 

    Ⅳ 衡量の構造と裁判所による統制
     1 衡量における利益の重要性の判定 
     2 統制の態様 

    ◆結論と展望(日本法への提言も含めて)


    ・事項索引 
  • 出版社からのコメント

    公法体系から吟味した行政裁量の位置づけ、その所在に係わる議論に着目、その没体系性を問う。増補補訂で再考への更なる一石を投ずる
  • 内容紹介

    ◆憲法も含めた公法体系から吟味した行政裁量の位置づけ、その所在に係わる議論に着目し、その没体系性を問う―好評書が増補版でさらに充実◆
    行政決定における判断要素の選択と判断過程の合理性欠如。その裁量統制手法を軸に、行政裁量論と衡量論を凝視。憲法も含めた公法体系から吟味した行政裁量の位置づけ、その所在に係わる議論に着目し、その没体系性を問う。増補補訂で、再考への更なる一石を投ずる渾身の書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    海老沢 俊郎(エビサワ トシロウ)
    1942年東京市荏原区(現在東京都品川区荏原)生まれ。上智大学法学部卒業、同大学大学院修了(法学博士)。北九州大学(現在北九州市立大学)法学部助教授、熊本大学法学部教授、名城大学法学部教授、同大学法務研究科教授を歴任

行政裁量と衡量原則 増補第2版 (学術選書―行政法) の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:海老沢 俊郎(著)
発行年月日:2024/12/20
ISBN-10:4797282894
ISBN-13:9784797282894
判型:A5
発売社名:信山社出版
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:420ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:584g
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