甦る住文化―伝統木構法と林業振興の道 [単行本]

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甦る住文化―伝統木構法と林業振興の道 [単行本]



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価格:¥1,571(税込)
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出版社:日本林業調査会
販売開始日: 2004/06/03
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甦る住文化―伝統木構法と林業振興の道 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    林業経済と建築構造という、分野の異なる研究者による共同作業から生まれた一冊。地域居住と木造住宅建築に関する歴史と現状及び問題点を、総論的に述べるほか、「在来工法」がもつ限界と問題点をふまえた上で、「伝統木構法」の再評価が必要であることを明らかにしている。その他、住宅問題の現状認識と解決方法を取り上げている。また伝統の知恵を汲む「新伝統木構法」の概念と内容について、総括的に説明。「新伝統木造運動」の全体像と住宅地場産業の課題として、今後の運動のあり方について述べている。
  • 目次

    はじめに(菊間 満) 3
    Ⅰ 地域の居住と木造住宅建築(菊間 満) 17
     1 地域の居住と住宅地場産業を守る  17
      ハビタットが示した住文化のあり方と日本の現状 17
      踏まえるべき、住宅のリサイクルと供給のオープンシステム原則 20
     2 持ち家主義と住宅の商品化 23
      日本の持ち家主義は、世界の中で得意なものである 23
      シックハウス症候群は住宅商品化が招いた 31
      建築業の経営規模は海外も日本と同じ中小規模 34
      住宅の画一性と建築の地域性とは矛盾する 36
     3 「在来工法」の住文化-木の文化は日本独自のものではない- 39
      木造「在来工法」は汎世界性と地域性をもっている 39
      日本の住文化を支えてきた「在来工法」住宅 43

    Ⅱ 伝統木構法の再評価へ(増田一眞) 51
     1 建築構法の選択はなぜ重要か 51
      建築構法の重要性 52
     2 伝統木構法の効用とは何か 56
      建築構法十原則(現代建築構法批判) 59
       ・芯持材と芯去材の特徴を生かす 63
     3 文化としての伝統木構法 71
     4 伝統の知恵を継ぐ限り、木造は地震などでは壊れない 85
      「伝統木造は弱かった」の実態について 85
      伝統構法と現代の在来軸組とはどこが違うのか 87
      伝統木構法の要諦 88
      職人は芸術家として尊重されるべきである 91
      伝統断絶の根源をたどってみると… 96
      木構造の抵抗の仕組みはどう変わったのか -伝統から在来への推移をみる- 98
       ・乾燥材の絶対性と建築後の自然乾燥 101

    Ⅲ 住宅・国産材の「市場問題」と担い手の将来(菊間 満) 103
     1 住宅・国産材の「市場問題」の現実 103
      木造住宅市場の構造 103
      日本の木材自給率拡大を阻む、逆の非関税障壁がある 111
      新築棟数の減少・住宅市場の縮小は何をもたらすか 113
     2 沖縄県-木造文化と担い手の解体-  114
       木造文化解体・沖縄県の歴史をみる 114
       沖縄県の歴史から学ぶ本土の将来 117

    Ⅳ 住文化創造の主役である職人と新伝統木構法(増田一眞) 121
     1 職人の特質 121
     2 現代生活における三つの断絶 124
      第一の断絶-歴史性原理と伝統の否定 125
      第二の断絶-内在性原理と主体性の否定 126
      第三の断絶-総体性原理と連関の否定 127
     3 伝統木構法から新伝統木構法へ-伝統の知恵と科学の融合- 128
     4 新伝統木構法の基本骨格  130
     5 美しい伝統の木組みを次代に伝えよう 132
      街並みを守る 132
      美しい街並みと住まいを次世代に残す事業を 135
     6 地域での取り組みの紹介 137

    むすびに -新伝統木造運動の全体像と住宅地場産業-(菊間 満・増田一眞) 143

    あとがき (菊間 満) 147

    参考文献 151
    著者紹介 155
  • 内容紹介

    地域に根ざした、安全で安心できる住宅を造るために--注目される「伝統木構法」の全貌と、住宅・木材・林業との連携方策を示した初めての本。日本の風土に適した“本当の豊かさ”を実現する住まいと街づくりを求めて、「新伝統木造運動」の全国展開を提案します。

    図書館選書
    安全で安心できる住宅を造るために--注目される「伝統木構法」の全貌と、地域の住宅・木材・林業との連携方策を示した初めての本。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    菊間 満(キクマ ミツル)
    1949年生まれ、東京都出身、山形大学教授、農学博士。1979年北海道大学大学院農学研究科博士課程修了、(財)林業経済研究所研究員、同81年山形大学助教授、同92年教授。主な研究分野は林業経済学・住宅市場論・労働者協同組合論・ロシア林業論。共立社鶴岡生協、鶴岡民商等と共同で地域の住宅問題等の研究会を組織。林業問題と住宅問題の解決に関する講演を各方面で行う

    増田 一真(マスダ カズマ)
    1934年生まれ、広島県出身、(株)増田建築構造事務所代表取締役、一級建築士。1958年東京工業大学建築学科卒業、(株)松村組入社、同61年東京大学生産技術研究所田中尚研究室、三井金属(株)入社、同64年(株)増田建築構造事務所設立。主要作品はICU理学本館、筑波第一小学校体育館、鎌倉雪の下教会、天龍原木センター、金沢城址公園、愛媛県大洲城、他一五〇〇棟。プレキャストコンクリート構造、木構造、耐力診断と補強法を研究。同時に、全国各地で伝統木構法の講演・セミナーを行い、普及・啓蒙活動に取り組んでいる
  • 著者について

    菊間 満 (キクマ ミツル)
    山形大学農学部教授

    増田 一眞 (マスダ カズマ)
    増田建築構造事務所代表取締役

甦る住文化―伝統木構法と林業振興の道 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本林業調査会
著者名:菊間 満(著)/増田 一真(著)
発行年月日:2004/06/03
ISBN-10:4889651497
ISBN-13:9784889651492
判型:A5
発売社名:日本林業調査会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:農林業
言語:日本語
ページ数:158ページ
縦:21cm
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