財産区のガバナンス [単行本]

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財産区のガバナンス [単行本]



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価格:¥2,750(税込)
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出版社:日本林業調査会
販売開始日: 2013/10/01
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財産区のガバナンス [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    地域社会や開発資本とのかかわりの中での財産区の位置づけや活動について、克明な実態調査と分析を行った上で、財産区の進むべき方向性に関して考究し、貴重な新知見を提供。
  • 目次

    刊行に寄せて  小池正雄 3
    まえがき 5

    第1章 序論 13
    第1節 里山における地域の自然資源管理 15
    1.里山地域の自然資源管理 15
    2.茅野市における里山整備活動による自然資源管理とその課題 20
    第2節 入会林野の所有形態の1つとしての財産区 25
    1.入会林野 25
    2.財産区 27
    第3節 財産区の観光的利用による開発 29
    1.高度経済成長期における茅野市域の入会林野の変容 29
    2.高度経済成長期に茅野市において推進された観光開発 32
    第4節 自然資源管理のガバナンス 37
    1.地域の自然資源管理の枠組み 38
    2.財産区の利用と所有の分離による新たな枠組みの構築 39

    第2章 里山の担い手である山村集落の変容 47
    第1節 はじめに 49
    第2節 戦後の中山間地域における山村社会の変化 50
    1. 中山間地域とは 50
    2. 1960(昭和35)年頃から始まる高度経済成長期 51
    3. 高度経済成長期以降 51
    4.中山間地域における社会的・経済的変化 52
    第3節 茅野市・白井出区における山村生活の変遷と現状 52
    1. 白井出区の沿革 53
    2. 白井出区の概要 55
    3.「白井出区の宝もの」アンケート調査結果 59
    4. 白井出区の現状 63
    第4節 白井出財産区 64
    1. 白井出財産区の沿革 64
    2. 白井出財産区のいま 65
    第5節 白井出区における課題と展望 67

    第3章 財産区制度の特殊性に関する一考察 75
    第1節 はじめに 77
    第2節 調査地の概要 78
    第3節 茅野市域における入会山の変遷と町村とのかかわり 82
    1.茅野市域における入会山の変遷 82
    2.町村合併の際の入会山と町村とのかかわり 88
    第4節 財産区の持つ「公」と「共」の2つの側面 94
    1.財産区制度 94
    2. 不明瞭な財産区の「公」と「共」 98
    第5節 考察 102

    第4章 財産区の観光的利用に関する一考察 113
    第1節 はじめに 115
    第2節 調査地の概要 115
    第3節 入会山と観光開発 118
    1.蓼科高原別荘地を構成する3入会山の変遷  118
    2.第1次リゾート開発ブーム時の茅野市域の観光開発 123
    第4節 蓼科高原における入会山(財産区)の現状 127
    1.池の先行研究の検討 127
    2. 3入会山における観光的土地利用の展開 129
    3. 3入会山(財産区)が観光的土地利用を決断した理由 132
    4. 大手資本による外来型開発 133
    5.13財産区の財務状況 133
    第5節 茅野市財産区がかかわる観光的土地利用 139
    1. 茅野市48財産区の全容 140
    2. 茅野市財産区特別会計決算書からみた特徴 142
    第6節 考察 146

    第5章 外来型開発地域における社会的・経済的開発効果の検証 153
    第1節 はじめに 155
    第2節 調査地の概況 157
    1.蓼科高原と蓼科高原三井の森別荘地 157
    2.南大塩区及び財産区の概況 161
    第3節 蓼科高原における別荘地開発の展開 164
    1.県の観光開発事業が果たした役割 164
    2.高度経済成長に伴う経済面・社会面の変化 165
    3.当該8財産区における別荘地開発の意思決定 165
    第4節 三井の森別荘地開発の特徴 166
    1.三井の森別荘地開発の展開とその特徴 166
    2.三井の森別荘地開発と地元財産区 171
    3.三井の森別荘地の取り組みとその立地条件 172
    第5節 考察 172

    第6章 白樺湖周辺における観光開発の展開構造 181
    第1節 はじめに 183
    第2節 調査の概要 185
    第3節 調査結果 186
    1.調査地の概要 186
    2.白樺湖周辺における観光開発の展開 190
    第4節 考察 200
    1.柏原区民による内発的開発の推進とその限界 201
    2.柏原区の財務強化と柏原区民への分配機構の整備 202
    3.開発主体不在の乱開発による白樺湖の環境悪化 203
    4.柏原区の在来住民と白樺湖区の移住者の関係悪化 204
    第5節 おわりに 205

    第7章 国有林と財産区有林の併存する地域の森林と人間の関係に関する一考察 211
    第1節 はじめに 213
    第2節 調査地の概要 215
    1.金沢地区と国有林及び財産区のかかわり 215
    2.国有林及び財産区の併存する金沢地区の特徴 217
    第3節 金沢山国有林と共用林制度 220
    1.総代制度と総代に主導された事業 220
    2.金沢山国有林の払い下げ運動と共用林制度 221
    第4節 金沢財産区の管理・運営と事業活動 223
    1.金沢財産区の管理・運営 223
    2.金沢財産区が関与する事業活動 225
    3.金沢財産区特別会計からみた財産区の歳入と歳出の実態 227
    第5節 考察 231

    第8章 課題と提言 237
    第1節 事例分析の結果から浮かび上がる課題 239
    1.茅野市で推進された3つの観光開発の課題 239
    2.財産区の今後のあり方 247
    第2節 財産区のガバナンスに関する提言 250

    参考文献 253
  • 出版社からのコメント

    財産区とは何か? 詳細な実態調査に基づき、その本質とあるべき姿を描き出した労作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    古谷 健司(フルタニ ケンジ)
    1946年10月12日生まれ。1970年3月大阪市立大学商学部卒業。1970年4月ユニチカ株式会社入社。日本紡績協会業務委員長、繊維産業流通構造改革審議会委員、経済産業省産業構造審議会臨時委員歴任。2007年6月ユニチカテキスタイル株式会社専務取締役役員退職。2008年4月信州大学大学院農学研究科修士課程入学。2010年3月同大学院修士課程修了。2010年4月信州大学大学院総合工学系研究科山岳地域環境科学専攻入学。2013年3月同大学院博士課程修了。博士(農学)

財産区のガバナンス [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本林業調査会
著者名:古谷 健司(著)
発行年月日:2013/10/01
ISBN-10:4889652345
ISBN-13:9784889652345
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:農林業
言語:日本語
ページ数:260ページ
縦:21cm
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