氾濫の家 [単行本]

氾濫の家 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  郊外の住宅地に住む五十代の専業主婦、新井妙子。ある日、隣の家で殺人事件が起きた。被害者の隣人が著名な大学教授だったこと、一人息子がいたことを、妙子は事件を通じて初めて知る。平穏そうに見えた隣家で何が起きていたのか？事件はやがて、妙子自身の家庭の闇をあぶり出していく。

• 目次

  第一章　事件
  第二章　波紋
  第三章　拡散
  第四章　事故
  終章　そして氾濫が

• 出版社からのコメント

  『誰かがこの町で』で「同調圧力」を、『シャドウワーク』で「ＤＶ」を衝いた異色のサスペンス作家、今回のテーマは「家父長制」！

• 内容紹介

  「お前のためを思って言っている」「お前は黙って従っていればいいんだ」「誰のおかげで食ってこられたと思ってるんだ」
  これ、うちのことじゃんーー全国の書店員さん騒然！
  
  郊外の住宅地に住む五十代の専業主婦、新井妙子。
  ある日、隣の家で殺人事件が起きる。被害者の隣人が著名な大学教授だったこと、一人息子がいたことを、妙子は事件を通じて初めて知る。
  平穏そうに見えた隣家で何が起きていたのかーー事件はやがて、妙子自身の家庭の闇をあぶり出していく。
  
  『誰かがこの町で』で「同調圧力」を、『シャドウワーク』で「DV」を描いた異色のサスペンス作家、今回のテーマは、この国に根深く残る「家父長制」！
  

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐野 広実(サノ ヒロミ)
  １９６１年横浜生まれ。１９９９年、第６回松本清張賞を「島村匠」名義で受賞。２０２０年『わたしが消える』で第６６回江戸川乱歩賞受賞。『新青年』研究会会員

• 著者について

  佐野 広実 (サノ ヒロミ)
  1961年横浜市生まれ。1999年、第6回松本清張賞を「島村匠」名義で受賞。2020年、『わたしが消える』で第66回江戸川乱歩賞受賞。他の作品に『誰かがこの町で』『シャドウワーク』『サブ・ウェイ』など。2024年12月、『誰かがこの町で』がWOWOW連続ドラマ化。

氾濫の家 [単行本] の商品スペック