オリーヴァ・デナーロ [単行本]
    • オリーヴァ・デナーロ [単行本]

    • ¥2,97090 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004022437

オリーヴァ・デナーロ [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥2,970(税込)
ゴールドポイント:90 ゴールドポイント(3%還元)(¥90相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:小学館
販売開始日: 2025/02/27
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

オリーヴァ・デナーロ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1960年代、シチリア島の小村。純潔を守れという親の教えと地域の風習に従順に生きてきた少女は、16歳の誕生日に裕福な菓子店の息子に誘拐され性暴力を受けた。だが周囲からは、彼女の尊厳を踏みにじり魂を殺した男との結婚を迫られる。性暴力の加害者は、被害者に結婚を申し出ることによって免罪されると、当時の法律に明記されていたからだ―。読む者の心を抉る傑作フェミニズム文学。ベストセラー『「幸せの列車」に乗せられた少年』の著者が実話に想を得て描いた、一人の女性の勇気と尊厳の物語。
  • 内容紹介

    理不尽と闘った一人の女性の勇気の物語

    1960年代、シチリアの保守的な小村。「女は水差しだから、割った人のところにもらわれていくもの」と母親に擦り込まれた少女オリーヴァは、初潮を迎えてからは「純潔を守るため」に、地元の風習と母の教えに従い男子との交流を避け、学校も辞め家のなかで過ごしていた。しかし裕福な菓子店の息子に目をつけられ、16歳の誕生日に誘拐され性暴力を受けてしまう。当時の刑法第544条により、加害者の男はオリーヴァと結婚することで罪が放免されることになる。結婚を迫る男や周囲からの圧力に追い詰められるオリーヴァ。やがて友人や支援者との励ましに自分の本心に気づき、法廷でこの理不尽に「ノー」を突きつけることを決意する。
    『「幸せの列車」に載せられた少年』のベストセラー作家が実話に想を得て描いた、一人の女性の勇気と尊厳の物語。



    【編集担当からのおすすめ情報】
    南イタリアには「償い婚」という因習があり、長い間、性暴力が起きても加害者が被害女性との結婚を申し出れば、罪には問われませんでした。そのことは、1981年に当該条文が廃止されるまで、イタリア刑法にも明記されていたのです(刑法第544条)。そこには「魂の殺人」によって自分を踏みにじった相手と結婚しなければならない女性側の視点が、完全に欠落していました。
    本作は、この因習に従うことを拒否して初めて裁判で勝訴し、イタリアのフェミニズム運動のアイコン的存在となったシチリアの実在の女性フランカ・ヴィオラにインスパイアされた著者が、フィクションとして2021年に発表した小説です。舞台は約60年前の南部の村で、このような法律はもちろん現代の日本にはありません。ですが、性暴力によって尊厳を傷つけられた上に、声を挙げた後も「被害者にも落ち度があった」と心ない言葉を投げかけられる光景は、現在も起きている性暴力の事件に驚くほど似ていて、愕然とさせられます。性暴力は絶対に許されない人権侵害であること、それをいま一度噛みしめるとともに、踏みにじられても立ちあがろうとする少女の勇気に胸を熱くさせられる必読の書です。


    図書館選書
    シチリアの保守的な村で育ったオリーヴァは、16歳の誕生日に菓子店の息子に性暴力を受ける。性暴力の加害者は被害者と結婚すれば免罪される当時の法律に則り結婚を迫られた彼女は、理不尽にノーを突きつける。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    アルドーネ,ヴィオラ(アルドーネ,ヴィオラ/Ardone,Viola)
    1974年、イタリアのナポリ生まれ。ナポリ大学文学部を卒業。高校でイタリア語とラテン語を教える傍ら、2012年に『La ricetta del cuore in subbuglio(乱れた心の処方箋)』で小説家としてデビュー。長篇小説3作目『「幸せの列車」に乗せられた少年』(河出書房新社)がイタリア国内で30万部のベストセラーに。長篇4作目にあたる本作『オリーヴァ・デナーロ』は、《現代のヒロイン賞》を受賞し、約20カ国で翻訳出版されている

    関口 英子(セキグチ エイコ)
    埼玉県生まれ。イタリア語翻訳家。2014年に『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』で第一回須賀敦子翻訳賞を受賞

オリーヴァ・デナーロ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:小学館
著者名:ヴィオラ アルドーネ(著)/関口 英子(訳)
発行年月日:2025/03/04
ISBN-10:4093567484
ISBN-13:9784093567480
判型:B6
発売社名:小学館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:306ページ
縦:19cm
その他: 原書名: OLIVA DENARO〈Ardone,Viola〉
他の小学館の書籍を探す

    小学館 オリーヴァ・デナーロ [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!