ピアノと暮らす―日本におけるクラシック音楽文化の受容と展開 [単行本]
    • ピアノと暮らす―日本におけるクラシック音楽文化の受容と展開 [単行本]

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ピアノと暮らす―日本におけるクラシック音楽文化の受容と展開 [単行本]



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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2025/02/01
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ピアノと暮らす―日本におけるクラシック音楽文化の受容と展開 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「憧れの楽器」から、家庭にピアノがある日常風景へ。教養・趣味・教育の狭間で、ヤマハ音楽教室、ピティナ・ピアノコンペティションは日本のクラシック音楽文化やピアノ文化の普及にどのような影響を及ぼしたのか。明治期から現在に至るまで、日本のピアノ文化を創造していく過程を多面的に描き出す。
  • 目次

    はしがき

    序 章 いま,日本のピアノ文化を問い直す
    1. 本書の背景
    2. 先行研究の紹介と検証
    3. 本書の目的
    4. 研究の手法と本書の構成

    第Ⅰ部 ピアノ文化を読み解く道

    第1章 文化資本としてのピアノ文化
    1. ブルデュー理論における趣味と文化資本
    2. ブルデューにおける音楽の意味
    3. ブルデュー理論の展開
    4. 現代社会の文化資本

    第2章 ハイブリッドモダンとしてのピアノ文化
    1. ポストモダンとモダンの変容
    2. ハイブリッドモダン
    3. ハイブリッドモダンと文化的オムニボア

    第Ⅱ部 憧れが現実に

    第3章 近代音楽文化と日本におけるクラシック音楽の導入
    1. 西欧近代における音楽文化
    2. ハイブリッドモダンとピアノ文化
    3. 日本への洋楽移入と音楽教育の創設
    4. 日本におけるピアノ文化の萌芽

    第4章 戦前におけるピアノ文化とクラシック音楽の担い手
    1. 戦前における生活構造の変化
    2. 階層文化の形成
    3. 都市の新中間層とピアノ文化
    4. クラシック音楽の愛好とベートーヴェン受容

    第5章 戦後日本の都市化と音楽文化
    1. 人口動態と世帯経済から見る日本の都市化
    2. 子どもの捉え方の変容
    3. 母親の夢としてのピアノ文化
    4. 家庭のなかの音楽

    第6章 日本におけるピアノ文化の普及
    1. ヤマハ音楽教室の誕生と拡大
    2. ヤマハ音楽教室と日本のピアノ文化
    3. ハイブリッドモダンとしてのピアノ文化の誕生

    第7章 1980 年代以降の「高級なアマチュア」の誕生
    1. クラシック・ブームの到来とピアノ文化
    2. 音楽大学の変化と「高級なアマチュア」の誕生
    3. 贅沢趣味と受験競争
    4. ステイタスとしての高級なアマチュア
    5. ピティナ・ピアノコンペティションとハイブリッドモダン

    第8章 音楽文化の多様化
    1. もう一つのピアノ文化
    2. ピアノ文化と文化資本
    3. ピアノ文化とハイブリッドモダン

    終 章 日本のピアノ文化─ 誕生と創造の軌跡
    1. 歴史社会学的視座から見たピアノ文化
    2. ジェンダーの視点から見たピアノ文化─―女性の束縛と解放─―
    3. 階層文化としてのピアノ文化─―「文化資本」概念から─―
    4.  ピアノ文化における川上源一と福田靖子―─「ハイブリッドモダン」概念から─―

    あとがき
  • 内容紹介

    「憧れの楽器」から,家庭にピアノがある日常風景へ

    ピアノほど日本人のライフスタイルに影響を及ぼしてきた楽器はないだろう.

    自宅のリビングルームに置かれたアップライトピアノ.
    憧れの楽器をリビングに置いて,時々バダジェウスカの「乙女の祈り」を練習してみる.
    ルノワールの「ピアノを弾く二人の少女」の絵をピアノの横に飾り,自分自身の夢と憧れを娘・息子にピアノを習わせることで実現させようとする.
    子の側から言えば,親に言われるがまま,ピアノを「習わされた」という人も少なからずいるだろう.
    それなのになぜか,習わされたピアノが切っても切れない「趣味」や「生活の一部」になっている人も多いのではないだろうか.

    ピアノを習うことが「お稽古ごと」と言われた時代から,クラシック音楽ブーム,ブーニン・シンドロームを経て,高い演奏技術を獲得した「高級なアマチュア」が誕生する時代へ.
    日本のピアノ文化は,まさに「ピアノと暮らす」日常に至った.

    教養・趣味・教育の狭間で,ヤマハ音楽教室,ピティナ・ピアノコンペティションは日本のクラシック音楽文化やピアノ文化の普及にどのような影響を及ぼしたのか.
    明治期から現在に至るまで,日本のピアノ文化を創造していく過程を多面的に描き出す.

    戦前,戦後ピアノに向き合った人々や,現在ピアノに向き合っている人々のインタビューをも交えて考察し,親の子に対するまなざしや,女性の生き方,家族の中でピアノを弾くことがどのように変化していったのか,
    机上の資料だけでは捉えきれない日本のピアノ文化の実像に迫る.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    本間 千尋(ホンマ チヒロ)
    1974年共立女子大学文芸学部日本文学コース卒業。2017年~2019年慶應義塾大学理工学部 准訪問研究員

ピアノと暮らす―日本におけるクラシック音楽文化の受容と展開 の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:本間 千尋(著)
発行年月日:2025/01/30
ISBN-10:4771038848
ISBN-13:9784771038844
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:324ページ
縦:21cm
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