はじめての道徳 [全集叢書]

はじめての道徳 [全集叢書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  教科特性　授業準備　授業づくり　指導技術　学習評価　Ｑ＆Ａ。これだけはおさえておきたい道徳授業の基礎・基本５４。

• 目次

  はじめに 1
  
  第１章　　道徳科の教科特性 　　　　　　　　7
  1　「特別の教科　道徳」ってどんな教科？ 8
  2　道徳科らしい授業とはどんな授業だろう　 12
  3　道徳科で育む「道徳性」ってどんなもの？　　　　　　 14
  4　道徳科でいう「主題」と「ねらい」って何だろう 16
  5　道徳科で考える内容や道徳的価値について知ろう 18
  6　内容項目「A　主として自分自身に関すること」とは？　　 20
  7　内容項目「B　主として人との関わりに関すること」とは？　 22
  8　内容項目「C　主として集団や社会との関わりに関すること」とは？ 24
  9　内容項目「D　生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること」とは？ 26
  10　低学年の道徳科の授業のポイントは？ 28
  11　中学年の道徳科の授業のポイントは？ 30
  12　高学年の道徳科の授業のポイントは？ 32
  コラム：学習指導要領解説　特別の教科　道徳編を覗いてみよう　　34
  
  第２章　　道徳科の授業準備　
  1　道徳科の授業準備、何が必要？　 36
  2　道徳科の教科書のつくりを知ろう　38
  3　教科書の指導書も活用してみよう　40
  4　教材にはどんな種類があるか知ろう 42
  5　教材研究（教材の吟味）の方法を知ろう　44
  6　学校の指導計画を確認してみよう　46
  7　道徳の学習指導案は各教科等とどう違う？　 48
  8　学習指導案はどうやってつくればいい？　 50
  コラム：道徳科は「正解がない」のか？「答えが一つではない」のか？　52
  
  第３章　　道徳科の授業づくり
  1　１時間の授業の流れを確認しよう！　54
  2　「考え、議論する道徳」とはどんな授業だろう？　58
  3　導入で問題意識をもたせる工夫　 60
  4　「道徳的価値を理解」するとはどういういうことだろう　62
  5　「自己を見つめる」にはどうすればよいのだろう　 64
  6　「多面的・多角的に考える」にはどうすればよいのだろう 66
  7　「自己の生き方を考える」にはどうすればよいのだろう 68
  8　終末で授業をどのようにまとめるか　 70
  コラム： 道徳科と学級活動は何が違う？ 72
  
  第４章　道徳科の指導技術 73
  1　どんな指導の工夫が考えられるか　 74
  2　教材提示の仕方　 78
  3　道徳科における発問で特に大切にしたいこと　 80
  4　効果的な話し合いの方法　 82
  5　ノートやシートへの書く活動はどうする？　 84
  6　役割演技や動作化などを効果的に行うには？　 86
  7　話し合いを盛り上げる板書をどうつくる？　 88
  8　授業の中で教師の説話をどのように生かす？　 90
  9　子どもが一人一台端末をどのように用いると効果的？　92
  10　授業での個別指導や机間指導はどうすればよいのだろう？　94
  コラム：道徳授業で「いじめ」などの問題にどう向き合う？ 96
  
  第５章　　道徳科の学習評価
  1　評価を子どもの生活や生き方とつなげよう　98
  2　道徳科の評価は何を大切にするの？　 100
  3　道徳科で評価する学習状況とは？　 102
  4　「数値などによる評価は行わない」とはどういうこと？ 　104
  5　道徳科の評価は各教科等とどう違う？　 106
  6　道徳科では特にどんな視点に着眼して評価するの？　108
  7　評価したことを記述するときに工夫したいこと　110
  コラム：ＮＨＫの道徳番組はどう活用できる？　 112
  
  第６章　Q&A
  Q1　どうしても一問一答になってしまう　114
  Q2　一部の子どもしか発言してくれない　115
  Q3　子どもの学習意欲が高まらない　116
  Q4　いろいろな発言があるのはよいのだけど、収集がつかなくなってしまう　117
  Q5　教師の用意した答えに引っ張っている感じがする　118
  Q6 いつも同じような授業の流れになってしまう　119
  Q7 国語の授業のような教材の読み取りになってしまう　120
  Q8　教科書以外の教材を使いたいのだけれど…　121
  Q9 どのように授業をまとめてよいのかわからない　122
  
  おわりに　　124

• 出版社からのコメント

  授業づくりの味方「はじめて」シリーズ登場！！

• 内容紹介

  本書の概要
  新年度、ドキドキの学級開きを済ませると、待ったなしで始まるのが「授業」です。１日に何教科も、そして毎日行われる授業。どうしたら「わかりやすい」「楽しい」授業ができるだろう。そもそも、それぞれの教科で「『何を』教えたらよいのだろう」そう考えて不安になっている先生向けに、授業づくりの基礎・基本をぎゅっとまとめた「はじめて」シリーズを刊行しました。ラインナップは「国語」「社会」「算数」「理科」「図工」「体育」「英語」「道徳」です。気になる教科、不安な教科からお手にとってご覧ください。
  
  本書からわかること
  ＜授業づくり、指導技術、評価など押さえるべきポイントを解説＞
  本書は以下の内容で構成されています。
  第１章　道徳の教科特性････知っておきたい教科の特徴
  第２章　道徳の授業準備････学習指導案の書き方、教材研究など、授業の前にしておくとよいこと
  第３章　道徳の授業づくり･･領域などに応じた授業づくりのコツ
  第４章　道徳の指導技術････発問や板書、ノート指導など教師の技を伝授
  第５章　道徳の学習評価････３つの観点に基づいた学習状況の見取り方など
  第６章　Q&A････････授業内でおきる困り事や家庭学習の出し方など
  ※算数には「家庭学習」、理科には「校外学習」の章があります
  
  ＜苦手教科対策に、または若手指導の際のテキストにも最適＞
  教師とはいえ、教えることが不安な教科、苦手な教科もあります。かといって、専門性の高い本を読んでも、どこから手を付けたらよいかわからずますます自信をなくす日々･･･。そんなときでも、この１冊さえあれば、必要最低限のことは学べます。
  また、若手を指導する先生にとっては、本シリーズを若手教師のためのテキストとして活用いただくことをオススメします。忙しい毎日、丁寧に指導したくても教える時間も内容も限られてしまいます。本書をベースに指導して、あとは先生の知恵と経験を伝授してください。
  
  ＜充実の編著者陣＞
  本シリーズの編著者はいずれも各教科のエキスパートたちです。各教科の本質を心得た的確な解説で、毎日の授業づくりを支えます。
  
  ＜「道徳」授業で大切なこと＞
  「正解は一つではない」のが道徳科の学びの特徴である一方、「何でもよいわけではない」というところに授業づくりの難しさを感じている先生は多いようです。また教師の特定の価値観の押しつけだったり、読み物教材の登場人物の心情理解のみに終始するような授業だったりという授業も見られます。子どもたちが自分の心を見つめ、新たな課題や目標を見つけたり、自分の成長を実感したりできるようになるために、道徳科の授業で何を考え、どんな道徳的価値を育んでいけるとよいか解説します。
  
  こんな先生におすすめ
  初任の先生
  教員経験が浅く、授業づくりに不安を感じている先生
  若手教員の指導に当たっている先生
  自信をもって授業したい先生

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  永田 繁雄(ナガタ シゲオ)
  東京学芸大学教授。東京都内小学校教諭、都内教育委員会指導主事を経て、２００２年１月から文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。その後、２００９年４月より東京学芸大学教授。２０２０年度より特任教授。２０２３年度より同大学教授。中央教育審議会道徳教育専門部会委員
  
  浅見 哲也(アサミ テツヤ)
  十文字学園女子大学教授。埼玉県熊谷市及び深谷市内の公立小学校教諭、埼玉県教育委員会及び深谷市教育委員会指導主事、同市内小学校教頭、校長兼幼稚園長を務め、２０１７年より文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官を経て、２０２３年より現職

• 著者について

  永田繁雄 (ナガタシゲオ)
  東京学芸大学 教授
  東京都内小学校教諭、都内教育委員会指導主事を経て、平成１４年１月から文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。その後、平成２１年４月より東京学芸大学教授。令和２年度より特任教授。令和５年度より同大学教授。中央教育審議会道徳教育専門部会委員。「小学校学習指導要領解説　特別の教科　道徳編」作成協力者。
  ＜監修＞
  『新時代を生きる力を育む知的・発達障害のある子の道徳教育実践』2021年, ジアーズ教育新社
  ＜編著＞
  『板書で見る全時間の授業のすべて（低・中・高）』2020年, 東洋館出版社
  『実例でよくわかる小学校「道徳科」評価と通知表記入』2021年, 教育開発研究所
  『多面的・多角的思考を促す　道徳教材発問大全集 (道徳科授業サポートＢＯＯＫＳ) 』明治図書出版，明治図書出版
  
  浅見哲也 (アサミテツヤ)
  十文字学園女子大学 教授
  １９９０年より埼玉県熊谷市及び深谷市内の公立小学校教諭、埼玉県教育委員会及び深谷市教育委員会指導主事、同市内小学校教頭、校長兼幼稚園長を務め、２０１７年より文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官を経て、２０２３年より現職。
  ＜編著＞
  『道徳授業の個別最適な学びと協働的な学び ＩＣＴを活用したこれからの授業づくり』2023年，明治図書出版
  ＜単著＞
  『道徳科 授業構想グランドデザイン』2021年，明治図書出版
  『こだわりの道徳授業レシピ』2020年，東洋館出版社

はじめての道徳 [全集叢書] の商品スペック