「蔦重版」の世界―江戸庶民は何に熱狂したか(NHK出版新書) [新書]

「蔦重版」の世界―江戸庶民は何に熱狂したか(NHK出版新書) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  細見、黄表紙、洒落本、狂歌絵本…。蔦屋重三郎は、いかに江戸最先端の流行を捉え、庶民から熱狂的な支持を得たのか。喜多川歌麿、山東京伝、大田南畝らとどのような本づくりを行ったのか。江戸文化・風俗に与えた影響とは。具体的な出版物を一つひとつ挙げながら、大河ドラマ「べらぼう」考証者で蔦重研究の第一人者である著者が、「蔦重版」の真髄を解説！

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第一部　吉原の本屋として（吉原細見と遊女評判記；戯作の名手、朋誠堂喜三二；富本正本・稽古本の隆盛；黄表紙と往来物）
  第二部　日本橋への進出（狂歌界の御用摺物所へ；画工・北尾政演と戯作者・山東京伝；天明文化の到達点）
  第三部　江戸から全国へ（寛政の改革と軌道修正；和学書需要の高まり；江戸時代後期への助走）

• 出版社からのコメント

  蔦屋重三郎の出版物に、なぜ江戸庶民は熱狂したのか。大河ドラマ「べらぼう」考証者で蔦重研究の第一人者が「蔦重版」の真髄を解説！

• 内容紹介

  出版物でたどる蔦屋重三郎の足跡！
  
  細見、黄表紙、洒落本、狂歌絵本……。蔦屋重三郎は、いかに江戸最先端の流行を捉え、庶民から熱狂的な支持を得たのか。喜多川歌麿、山東京伝、大田南畝らとどのような本づくりを行ったのか。江戸文化・風俗に与えた影響とは。具体的な出版物を一つひとつ挙げながら、大河ドラマ「べらぼう」考証者で蔦重研究の第一人者である著者が、「蔦重版」の真髄を解説！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  鈴木 俊幸(スズキ トシユキ)
  １９５６年、北海道生まれ。中央大学文学部教授。専門は日本近世文学、書籍文化史。中央大学文学部国文学専攻卒業、同大学大学院博士課程単位取得満期退学。２００５年日本出版学会賞、２００８年ゲスナー賞、２０１３年岩瀬弥助記念書物文化賞受賞、２０１９年『近世読者とそのゆくえ』（平凡社）でやまなし文学賞受賞

• 著者について

  鈴木 俊幸 (スズキ トシユキ)
  1956年、北海道生まれ。中央大学文学部教授。専門は日本近世文学、書籍文化史。中央大学文学部国文学専攻卒業、同大学大学院博士課程単位取得満期退学。著書に『本の江戸文化講義』（KADOKAWA）、『蔦屋重三郎』(平凡社新書)、『書籍流通史料論 序説』(勉誠出版)など。2005年日本出版学会賞、2008年ゲスナー賞、2013年岩瀬弥助記念書物文化賞受賞、2019年『近世読者とそのゆくえ』(平凡社)でやまなし文学賞受賞。

「蔦重版」の世界―江戸庶民は何に熱狂したか(NHK出版新書) の商品スペック