近世日本の支配思想―兵学と朱子学・蘭学・国学(平凡社ライブラリー) [全集叢書]
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近世日本の支配思想―兵学と朱子学・蘭学・国学(平凡社ライブラリー) [全集叢書]



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出版社:平凡社
販売開始日: 2025/02/07
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近世日本の支配思想―兵学と朱子学・蘭学・国学(平凡社ライブラリー) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近世の日本では、古学をはじめとした儒学のほか、蘭学や国学などのさまざまな学問が生まれ、多くの個性豊かな思想家たちが誕生してきた。朱子学を支配的な思想とするかつての「常識」を否定し、「武威の国」日本の支配思想を兵学であるととらえ、その対立軸としての朱子学との関係を基本としながら、経済の発展とともに登場する蘭学・国学との関わりを説く。著者の近世日本思想史研究を決定づける一冊。
  • 目次

    序章 近世日本思想史の四本軸
     一 内発的な「日本人」意識
     二 「武威」の国家
     三 近世国家のなかの朱子学
     四 兵営国家の支柱としての兵学
     五 蘭学・国学発生の社会的背景
     六 蘭学者の「国益」意識
     七 国学者の「皇国」意識
     八 近代日本のナショナル・アイデンティティ

    Ⅰ 兵学
    第一章 兵学と士道論――兵営国家の思想
     一 兵営国家と兵学
     二 兵学の国家統治論
     三 山鹿素行の兵学
     四 山鹿素行の士道論
     五 幕末の兵学
    付論1 中国明代の兵家思想と近世日本

    Ⅱ 朱子学
    第二章 「武国」日本と儒学――朱子学の可能性
     一 「孔孟の道」と国家
     二 華夷観念と「武国」
     三 「武国」日本の朱子学の可能性
     四 儒教文化圏のなかの近代日本
    付論1古賀侗庵の海防論――朱子学が担う開明性
    付論2女性解放のための朱子学――古賀侗庵の思想

    Ⅲ 蘭学
    第三章 功名心と「国益」――平賀源内を中心に
     一 「国益」論者平賀源内
     二 「芸」による功名
     三 源内の「日本人」意識
     四 蘭学者の「国益」意識
     五 源内と宣長

    Ⅳ 国学
    第四章 近世天皇権威の浮上
     一 「下から」の天皇権威
     二 第一期 儒仏論争と神国論
     三 第二期(一) 増穂残口の「日本人」意識
     四 第二期(二) 垂加神道の救済論
     五 第三期(一) 本居宣長の天皇観
     六 第三期(二) 平田派国学の天皇観
     七 明治国家の一君万民論
    付論1 太平のうつらうつらに苛立つ者――増穂残口の思想とその時代
    付論2 本居宣長の「漢意」批判
    付論3 大嘗祭のゆくえ――意味付けの変遷と近世思想史

    あとがき
    平凡社ライブラリー版 あとがき
    解説――前田史観へのいざない  先崎彰容
  • 出版社からのコメント

    武威の国近世日本を支えた思想は軍事と政治をまたぐ兵学であるとの視座から朱子学・蘭学・国学を論じ、近世思想史の新境地を拓く。
  • 内容紹介

    近世の日本では、古学をはじめとした儒学のほか、蘭学や国学などのさまざまな学問が生まれ、多くの個性豊かな思想家たちが誕生してきた。朱子学を支配的な思想とするかつての「常識」を否定し、「武威の国」日本の支配思想を兵学であるととらえ、その対立軸としての朱子学との関係を基本としながら、経済の発展とともに登場する蘭学・国学との関わりを説く。著者の近世日本思想史研究を決定づける一冊。

    【目次】
    序章 近世日本思想史の四本軸
     一 内発的な「日本人」意識
     二 「武威」の国家
     三 近世国家のなかの朱子学
     四 兵営国家の支柱としての兵学
     五 蘭学・国学発生の社会的背景
     六 蘭学者の「国益」意識
     七 国学者の「皇国」意識
     八 近代日本のナショナル・アイデンティティ

    1 兵学
    第一章 兵学と士道論――兵営国家の思想
     一 兵営国家と兵学
     二 兵学の国家統治論
     三 山鹿素行の兵学
     四 山鹿素行の士道論
     五 幕末の兵学
    付論1 中国明代の兵家思想と近世日本

    2 朱子学
    第二章 「武国」日本と儒学――朱子学の可能性
     一 「孔孟の道」と国家
     二 華夷観念と「武国」
     三 「武国」日本の朱子学の可能性
     四 儒教文化圏のなかの近代日本
    付論1古賀侗庵の海防論――朱子学が担う開明性
    付論2女性解放のための朱子学――古賀侗庵の思想

    3 蘭学
    第三章 功名心と「国益」――平賀源内を中心に
     一 「国益」論者平賀源内
     二 「芸」による功名
     三 源内の「日本人」意識
     四 蘭学者の「国益」意識
     五 源内と宣長

    4 国学
    第四章 近世天皇権威の浮上
     一 「下から」の天皇権威
     二 第一期 儒仏論争と神国論
     三 第二期(一) 増穂残口の「日本人」意識
     四 第二期(二) 垂加神道の救済論
     五 第三期(一) 本居宣長の天皇観
     六 第三期(二) 平田派国学の天皇観
     七 明治国家の一君万民論
    付論1 太平のうつらうつらに苛立つ者――増穂残口の思想とその時代
    付論2 本居宣長の「漢意」批判
    付論3 大嘗祭のゆくえ――意味付けの変遷と近世思想史

    あとがき
    平凡社ライブラリー版?あとがき
    解説――前田史観へのいざない  先崎彰容
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    前田 勉(マエダ ツトム)
    1956年、埼玉県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。愛知教育大学名誉教授。博士(文学)。専攻、日本思想史
  • 著者について

    前田 勉 (マエダ ツトム)
    愛知教育大学教授

近世日本の支配思想―兵学と朱子学・蘭学・国学(平凡社ライブラリー) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:前田 勉(著)
発行年月日:2025/02/05
ISBN-10:4582769829
ISBN-13:9784582769821
判型:文庫
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:352ページ
縦:16cm
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