自生化主義―自由な社会はいかにして可能か [単行本]
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自生化主義―自由な社会はいかにして可能か [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2025/02/15
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自生化主義―自由な社会はいかにして可能か [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    鵺的な存在として人間は、どう社会を築くのか。「未知なる欲望」にチャンスを与える自生化主義。その内実を哲学的に基礎づけ、規範理論と実践哲学をあわせ描きながら、「自ずから生まれるもの」を生成させるための思考術を展開する。
  • 目次

    はじめに

    第一部 自生化という思考

    第一章 自生的秩序論の解体
     1 解体作業
     2 ハイエクの市場論に対する強力な擁護論
     3 ハイエクの自生的秩序論の論理的難点
     4 おわりに

    第二章 共有された暗黙知
     1 世界3論への批判
     2 個体主義と総体主義
     3 世界4の導入
     4 世界4論の問い
     5 ポパーの世界類型を再分類する
     6 おわりに

    第三章 自生化主義 野性的な繁殖可能性を秘めた自然の活用
     1 思考術
     2 進化という企て
     3 デュナミス(潜勢的可能性)
     4 おわりに

    第二部 自由の哲学

    第四章 自由論 全的自由の立場
     1 特定の自由と自由一般
     2 全的自由の特徴
     3 全的自由と関係主義的自由
     4 自由の本来的価値と道具的価値
     5 積極的自由とマグニチュード
     6 「する自由」と「なる自由」
     7 おわりに

    第五章 問題論 ドゥルーズとの対質
     1 潜勢的可能性の開示
     2 哲学的な欲望
     3 問題を立てる配慮とセンス
     4 問題の迫真性
     5 問題という自由
     6 おわりに

    第六章 他者論 レヴィナスとの対質
     1 外部への回路
     2 全体国家の外部
     3 オイコスの外部
     4 普遍的正義を超えて
     5 創造的自由
     6 おわりに

    第七章 選択論 サルトルとの対質
     1 問いと存在
     2 他者と自由
     3 おわりに

    第八章 精神論 道元との対質
     1 真実の自己
     2 修行による全能感の獲得
     3 世界内存在としての自己
     4 夢の中での覚醒
     5 言葉とテキスト
     6 規範意識と救済
     7 おわりに

    第三部 成長論的自由主義の思想

    第九章 自己所有の臨界 リバタリアニズム論
     1 自己所有権テーゼの分析
     2 臓器移植の問題
     3 自己奴隷化契約の問題
     4 所有の快楽という問題
     5 おわりに

    第十章 平等という苗床 マルクス主義論(1)
     1 配分原理をめぐる問題
     2 一つの課税制度案
     3 「自生化」という発想
     4 分析的マルクス主義の批判的摂取
     5 おわりに

    第十一章 世界変革の方法 マルクス主義論(2)
     1 マルクス主義に関する十一のテーゼ
     2 おわりに

    第十二章 自己解釈の動態 コミュニタリアニズム論
     1 意義深いコミュニタリアニズムとは
     2 コミュニタリアニズムの独創性
     3 解釈活動の優位
     4 おわりに

    第十三章 未知の自由のために 卓越主義論
     1 ロールズ理論の卓越主義的解釈
     2 自尊心の問題
     3 中立型と卓越型―二つの自由主義の関係
     4 啓発教化型と願望型
     5 既知実現型と未知挑戦型―文化政策をめぐって
     6 自尊心の代理的性格
     7 おわりに

    第四部 自生化主義の実践哲学

    第十四章 公共性の本質
     1 公共性の修辞学
     2 「残基」としての公共性
     3 公共性の再編
     4 成長論の四つの伝統
     5 おわりに

    第十五章 公共空間のデザイン
     1 公共性と自由の問題
     2 公共性の二つのモデル
     3 自由主義と抽象彫刻
     4 自由と公共性を媒介する美的次元
     5 おわりに

    第十六章 立法の理論 闘争の諸段階
     1 立法過程論の根本問題
     2 法の支配と第二の認識論
     3 リバタリアニズムと平等主義
     4 支配をめぐる立法過程―法を偽装した法
     5 おわりに

    第十七章 立法過程のデザイン
     1 理念と構想
     2 民主主義の位置づけ
     3 政策体系構想
     4 おわりに

    終章 言霊としての「むすび」
     1 政策論的な含意
     2 理性的制御主義を越えて


    あとがき
    文献
    索引
  • 内容紹介

    自由な社会は「自生的なもの」が多産される社会である。その「自ずから生まれるもの」を生成させるための、思考術を展開。

    私たち人間は善でも悪でもない、いわば鵺的な存在である。では鵺として理想の社会をいかに築くのか。それは未知なる欲望にチャンスを与えることによってである。社会も自己も生成の過程にあり、自生化主義は生成に力を与える。その内実を哲学的に基礎づけ、規範理論と実践哲学をあわせ描きながら、自由主義の新たな思想構築を企てる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    橋本 努(ハシモト ツトム)
    1967年東京都生まれ。現在、北海道大学大学院経済学研究院、教授。シノドス国際社会動向研究所、所長
  • 著者について

    橋本 努 (ハシモト ツトム)
    橋本 努(はしもと・つとむ)

    1967年東京都生まれ。1990年横浜国立大学卒業。1999年東京大学大学院総合文化研究科、博士号取得。現在:北海道大学大学院経済学研究院、教授。シノドス国際社会動向研究所、所長。主要著書:『自由の論法 ポパー・ミーゼス・ハイエク』(創文社、1994年)、『社会科学の人間学 自由主義のプロジェクト』(勁草書房、1999年)、『帝国の条件 自由を育む秩序の原理』(弘文堂、2007年)、『ロスト近代 資本主義の新たな駆動因』(弘文堂、2012年)、『経済倫理=あなたは、なに主義?』(講談社、2008年)、『解読ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』』(講談社、2019年)、『自由原理 来るべき福祉国家の理念』(岩波書店、2021年)、『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』(筑摩書房、2021年)、Liberalism and the Philosophy of Economics (Routledge, 2022年)、『「人生の地図」のつくり方』(筑摩書房、2024年)。

自生化主義―自由な社会はいかにして可能か [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:橋本 努(著)
発行年月日:2025/02/10
ISBN-10:4326103485
ISBN-13:9784326103485
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:352ページ
縦:22cm
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