佐多稲子-〈階級〉・〈性〉・〈戦争〉 [単行本]

販売休止中です

    • 佐多稲子-〈階級〉・〈性〉・〈戦争〉 [単行本]

    • ¥3,960119 ゴールドポイント(3%還元)
100000009004052353

佐多稲子-〈階級〉・〈性〉・〈戦争〉 [単行本]

価格:¥3,960(税込)
ゴールドポイント:119 ゴールドポイント(3%還元)(¥119相当)
日本全国配達料金無料
出版社:翰林書房
販売開始日: 2023/09/01
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

佐多稲子-〈階級〉・〈性〉・〈戦争〉 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    Ⅰ プロレタリア文学運動時代

    第一章 「性」と「階級」の関係からみる〈女給小説〉
           ─「怒り」・「レストラン洛陽」の位相
    第二章 無産階級者というアイデンティティと女性身体
           ―「煙草工女」・「別れ」をめぐって

    Ⅱ 文学運動の敗走期から戦時下へ

    第三章 新しい対関係への夢と挫折
           ―『くれない』
    第四章 運動崩壊後の揺らぎの内実
           ―「新しい義務」から「青春陰影」への改変
    第五章 「女の生活」への視点
           ―戦時下作品の屈折の道程
    第六章 「旅人」の視線という装置
           ―「台湾の旅」

    Ⅲ 戦後の再出発

    第七章 戦後出発期にみる〈戦争と女性作家〉
           ―「『女作者』」から『私の東京地図』への転回
    第八章 「女性」文学における戦後民主主義の女性像
           ―占領期の小説を中心に
    第九章 戦後的自己物語化とその困難
           ―『私の東京地図』再論
    第一〇章 誰が植民地主義の責任を問うのか
           ―「白と紫」

    Ⅳ 作家としての円熟期へ

    第一一章 〈同志的夫婦〉とは何者か
           ―『灰色の午後』
    第一二章 六〇年代の短編にみる戦後民主主義の女性像のゆくえ
           ―「哀れ」・「初秋の雨」を中心に
    第一三章 もう一つの『驢馬』の物語
           ―『夏の栞―中野重治をおくる―』

    Ⅴ 関連論文

    第一四章 昭和初期におけるコロンタイの恋愛観の受容
    第一五章 皇民化政策の中の「アジア」
           ―血族ナショナリズムの罠
    第一六章 石牟礼道子『苦海浄土』三部作
           ―語り手「わたくし」の母系的位相
  • 出版社からのコメント

    佐多稲子の文学において近代は
    どのように体験されたか。
  • 内容紹介

    昭和初期、階級思想にめざめ、
    プロレタリア文学運動のなかにめざした「階級」の解放と「女性」の解放。
    さらに「戦争」協力をともなったゆらぎの問題が絡まったところに
    佐多の近代が映し出され、文学の磁場となる。

佐多稲子-〈階級〉・〈性〉・〈戦争〉 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:翰林書房
著者名:谷口絹枝(著)
発行年月日:2023/09
ISBN-10:4877374779
ISBN-13:9784877374778
判型:A5
発売社名:翰林書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:総記
言語:日本語
ページ数:408ページ
他の翰林書房の書籍を探す

    翰林書房 佐多稲子-〈階級〉・〈性〉・〈戦争〉 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!