宮坂正治全集<第９巻>(地域産業連関分析) [単行本]

宮坂正治全集<第９巻>(地域産業連関分析) [単行本] の 商品概要

• 目次

  　序文
  第１部　地域経済の構造―その基本問題―
  　第１章　村落の土地・労働・資本の限界生産力の地域性
  　　　　　　―長野県小県郡神川村の事例―
  　　１．助言
  　　２．神川村の位置と地域構造
  　　３．限界生産力抽出の方法
  　　４．神川村における限界生産力
  　　５．限界生産力と地域構造との相関
  　　　　〔数学附録〕
  　第２章　村落の水と産業立地
  　　　　　　―長野県小県郡中塩田村小島部落の事例―
  　　１．はしがき
  　　２．調査地域の概観
  　　３．水利の事情
  　　４．用水不足と米・麦の作柄、蚕糸業立地との相関
  　第３章　地方都市の工業構造変質と企業者・資本
  　　　　　　―長野県松本市の事例―
  　　１．もんだい
  　　２．工業構造の変質
  　　３．構造変質に果たした企業者・資本の役割
  　第４章　地方都市の戦後における生活水準
  　　　　　　―長野県松本市の事例―
  　　１．はしがき
  　　２．理論的モデルの構成
  　　３．計測結果
  　　４．むすび
  　第５章　わが国蚕糸業の地域構造―繭生産を中心として―
  　　１．土地生産力平準化作用の原理
  　　２．前期における繭生産の地域性
  　　３．後期における繭生産の地域性
  　第６章　地域科学としての空間経済（space-economy）の理論
  　　序
  　　〔そのⅠ〕　不完全競争市場と供給量決定―〔そのⅡ〕の理解のために―
  　　　１．はしがき
  　　　２．数量政策による供給量決定
  　　　３．価格政策による供給量決定
  　　〔そのⅡ〕　不完全競争市場と工業立地政策―不完全複占―
  　　　１．もんだい
  　　　２．仮定
  　　　３．立地の決定
  　　　４．むすび
  第Ⅱ部　地域経済の計画―地域産業連関分析―
  　第１章　地域経済計画の性格
  　　１．経済計画の意義
  　　２．国家計画としての地域経済計画
  　　３．地域計画としての地域経済計画
  　第２章　地域産業連関論
  　　１．はしがき
  　　２．地域産業連関表の理論的構造
  　第３章　地域産業連関表―長野県の事例；その作成経過と結果―
  　　１．産業連関表作成の方針
  　　２．部門別の推計方法
  　　３．コントロール・トータル
  　　４．産業連関表作成結果
  　第４章　地域経済計画の編成―長野県の事例―
  　　１．経済計画編成の方針
  　　２．経済計画編成の方法
  　　３．経済計画案の検討
  人名索引
  事項索引

• 内容紹介

  　「地域経済の構造と計画」の本質を探ろうとして、それぞれ独立に発表してきた論稿のうち、11篇を選んで纏めた一書。昭和38年、古今書院発行の『地域経済の構造と計画』第２刷を全集刊行にあたり複製したものである。

• 著者について

  宮坂正治 (ミヤサカ マサジ)
  宮坂正治（みやさかまさじ）
  大正12年９月　愛知県生まれ
  昭和22年３月　（旧制）松本高等学校文科乙類（ドイツ語専攻）卒業
  昭和25年３月　（旧制）東京大学経済学部商業学科卒業
  昭和27年３月　（旧制）東京大学経済学部大学院修了
  昭和50年10月から12月までイギリス・ケンブリッジ大学へ文部省在外研究員として出張
  昭和57年８月　カナダ・トロント大学へ日本学術振興会在外研究員として出張
  現　　　　在　信州大学名誉教授　理学博士

宮坂正治全集<第９巻>(地域産業連関分析) [単行本] の商品スペック