ハンナ・アーレントと共生の"場所"論(トポロジー)―パレスチナ・ユダヤのバイナショナリズムを再考する [単行本]
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ハンナ・アーレントと共生の"場所"論(トポロジー)―パレスチナ・ユダヤのバイナショナリズムを再考する [単行本]



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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2025/02/17
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ハンナ・アーレントと共生の"場所"論(トポロジー)―パレスチナ・ユダヤのバイナショナリズムを再考する の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1940年代、アーレントは何を思いパレスチナ人とユダヤ人の共存国家論を論じたのか。初期論考が収められた『ユダヤ論集』から『革命について』『エルサレムのアイヒマン』までを分析。シオニズムへの批判から連邦制の理論が紡がれるまでの洞察を読み直す。“場所”を失い難民となった一人の思想家による、他者と共生する“場所”の未来像を示す。第5回東京大学而立賞受賞。
  • 目次

    凡  例

    はじめに


    第一部 パレスチナという「革命」
        ――初期シオニズム-バイナショナリズムの全体像

    第一章 ユダヤ軍創設論
        ――初期におけるシオニズム論と後年に対する影響
     第一節 アーレント思想のアポリア?――ユダヤ軍創設論への評価
     第二節 一九三〇―五〇年代のシオニズム運動におけるアーレントの立場 
     第三節 「活動」としてのユダヤ軍創設論――その全体像と思想的分析
     第四節 ユダヤ軍の「現れ」――ゲットー蜂起と想起の問題 

    第二章 バイナショナリズム
        ――パレスチナをめぐる「共生」概念
     第一節 バイナショナリズム論への評価――オスロ合意以前、以後
     第二節 バイナショナリズム論の時代背景
     第三節 連邦国家論としてのバイナショナリズム
     第四節 諸民族の「革命」としてのバイナショナリズム

    第三章 シオニズム
        ――ナショナリズムのあらたな地平を求めて
     第一節 初期におけるシオニズム――バイナショナリズム論の全体像 
     第二節 『全体主義の起原』におけるネイションおよびナショナリズム概念
     第三節 アーレントのシオニズム――ナショナリズムのあらたな地平を求めて


    第二部 『人間の条件』における共生の〈場所〉論

    第四章 境界線=法を書くことと政治
        ――〈場所〉をめぐる活動と製作の関係性
     第一節 境界線・法・城壁――初期、『起原』から『人間の条件』へ
     第二節 「製作」と「暴力」の主権論――「月」のメタファーとシオニズム
     第三節 物語論における境界線=法

    第五章 私的領域の所有と公的領域の共有
        ――〈場所〉をめぐる活動と労働の関係性
     第一節 「私的な自分の〈場所〉」という現れの条件
     第二節 農業と私的所有――初期論考におけるキブツの革命性とその失敗 
     第三節 私的所有・革命・キブツ運動―初期から『人間の条件』へ
     第四節 〈場所〉喪失者と現れ――難民と自殺


    第三部 『革命について』と〈場所〉への倫理、そしてアイヒマン裁判へ

    第六章 革命と〈場所〉の創設を貫く倫理
        ――主体としての「市民」の誕生
     第一節 先住者と入植者における〈場所〉の倫理
     第二節 革命、権威、正統性―『革命について』と初期シオニズム論の比較
     第三節 シオニズム ― バイナショナリズムと創設行為
     第四節 権力を人民へ―初期から後期への「市民」概念の変遷

    第七章 バイナショナリズム再考
        ――『革命について』から読む〈パレスチナ〉
     第一節 脱中央集権的な〈場所〉へ―法と政治的領域
     第二節 バイナショナリズム再考
     第三節 バイナショナリズムの可能性と限界

    第八章 難民としてのアーレント、パーリアとしての立場
        ――『エルサレムのアイヒマン』を読みなおす
     第一節 〈場所〉と政治的立場をめぐって
     第二節 〈場所〉から『エルサレムのアイヒマン』を読みなおす
     第三節 国民、難民、民衆―政治的立場の違い
     第四節 パーリアとしてのアーレント―政治的立場をめぐって
     第五節 パーリアの揺らぎ―一九五〇年代から六〇年代へ

    おわりに

    あとがき
    参考文献
    事項索引
    人名索引
  • 内容紹介

    アーレントはパレスチナ/イスラエル問題を
    どう語ったのか?
    先住民問題,紛争,難民・移民,領土,民主主義――
    分断の時代に問いかける,共生の可能性.アーレントが照らした未来への道筋を今,読み解く.

    1940年代,アーレントは何を思いパレスチナ人とユダヤ人の共存国家論を論じたのか.初期論考が収められた『ユダヤ論集』から『革命について』『エルサレムのアイヒマン』までを分析.シオニズムへの批判から連邦制の理論が紡がれるまでの洞察を読み直す.〈場所〉を失い難民となった一人の思想家による,他者と共生する〈場所〉の未来像を示す.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    二井 彬緒ジリツショウ(フタイ アキヲ)
    東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム博士課程修了。博士(国際貢献)。東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム助教
  • 著者について

    二井 彬緒 (フタイアキヲ)
    東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム助教

ハンナ・アーレントと共生の"場所"論(トポロジー)―パレスチナ・ユダヤのバイナショナリズムを再考する の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:二井 彬緒(著)
発行年月日:2025/02/20
ISBN-10:4771038988
ISBN-13:9784771038981
判型:B5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:248ページ
縦:22cm
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