チンパンジーは、なぜ「教え」ないのか―ヒトにできて、チンパンジーにできないことを哲学的に考える [単行本]
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チンパンジーは、なぜ「教え」ないのか―ヒトにできて、チンパンジーにできないことを哲学的に考える [単行本]



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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2025/03/01
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チンパンジーは、なぜ「教え」ないのか―ヒトにできて、チンパンジーにできないことを哲学的に考える の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ヒトとチンパンジーを対比させながら、哲学者が「ヒトとは何か」という根源的な問いを問う。現象学、実存思想、分析哲学、認知言語学、社会学、教育学…さまざまな分野を渉猟しながら得られた知見を用いて、この「古くて新しい問い」に応答する画期的論考。
  • 目次

    序 章 ヒト-チンパンジー=?
      1 ロゴスを持つ動物
      2 「ヒト-チンパンジー=?」
      3 本書を主導する五つの問い
      4 学際的に「人間とは何か」を問う
      5 本書の構成

    第1章 ヒトに特有の能力としての「距離を空ける」こと
      1 チンパンジーのできること(能力)とできないこと(非能力)
       (1) チンパンジーにできること(能力)
       (2) チンパンジーにできないこと(非能力)
       (3) ヒト-チンパンジー=想像力?
      2 トマセロの仮説と他者の意図
       (1) トマセロの仮説
       (2)  意図と共同注意
       (3) トマセロへの問い
      3 ヒトに固有な能力としての「距離を空ける」こと
       (1) 「ヒトとは何か」へのヨナスの応答
       (2) 「距離を空ける」ことによって可能となること

    第2章 意図を哲学的に問い直す
      1 意図とは何か
       (1) アンスコム『インテンション』における意図的行為
       (2) 観察によらない知識としての実践的知識
      2 「誰」と「役割」の理解
       (1) 『美徳なき時代』における物語による「誰」の理解
       (2) 物語における「役柄」としての誰と、「世人」としての誰
      3 物語文による「意図」と「誰」、意図的行為の解析
       (1) ダントの物語文
       (2) 物語文による「意図」の捉え直し
       (3) 物語文による「誰」の解析
       (4) 物語文による意図的行為の解析
      4 物語ることは「距離を空ける」ことによって可能となる
       (1) 物語ることを可能にする「距離を空ける」こと
       (2) 物語文から構成された実践的知識による「共同注意」の解析
       (3) 〈他者〉はいかにして成立するのか

    第3章 「二重の否定」の体系としての意味の習得
      1 「二重の否定」の体系としての意味
       (1) 体系としての意味
       (2) 意味の体系は「二重の否定」によって規定される
       (3) 物語文から構成された「二重の否定」の体系 Ⅰ 他者の行為の意味
       (4) 物語文から構成された「二重の否定」の体系 Ⅱ 「誰」の意味
       (5) 物語文から構成された「二重の否定」の体系 Ⅲ 「道具」の意味
      2 意味の習得
       (1) 実践的知識の生成における物語ること
       (2) 実践的知識の修正における「否定」のありよう
       (3) 意味一般は物語文という構造を有する
       (4) 物語文から構成された「二重の否定」の体系 Ⅳ 他者の行為と「誰」の意味(再考)
       (5) 「距離を空ける」ことから、意味は生成する
      3 なぜ、ヒトにできることが、チンパンジーにはできないのか
       (1) なぜ、チンパンジーには「役割」が理解できないのか
       (2) なぜ、チンパンジーの大人は子どもに「教え」ないのか
       (3) なぜ、チンパンジーは道具の使用に限界があるのか
       (4) なぜ、チンパンジーは誤信念課題に正答できないのか
       (5) なぜ、チンパンジーは意味を理解できないのか
       (6) チンパンジーたちの生きる世界

    第4章 権威ある〈他者〉からの学び
      1 〈他者〉の成立
       (1) 〈他者〉は「求心化─遠心化作用」によって生成する
       (2) 「距離を空ける」ことから「求心化─遠心化作用」を解きほぐす
      2 「第三者の審級」は物語ることによって生成する
       (1)  クワス算が示唆すること
       (2) 「第三者の審級」としての教師
       (3) 第三者の審級は間身体的連鎖によって生成する
       (4) 「間身体的連鎖」は物語の意味において生起する
       (5) なぜ、ヒトだけが「教える」・「教わる」ことができるのか

    終 章 ヒト-チンパンジー=「距離を空ける」こと


    あとがき
    巻末資料 問いと応答
    参照文献
    人名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    ヒト-チンパンジー=?

    ヒトとチンパンジーを対比させながら、哲学者が「ヒトとは何か」という根源的な問いを問う。現象学、実存思想、分析哲学、認知言語学、社会学、教育学……さまざまな分野を渉猟しながら得られた知見を用いて、この「古くて新しい問い」に応答する画期的論考。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    木村 史人(キムラ フミト)
    1979年生まれ。立正大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。中国福建省、福州大学外国語学院日本語学科特任副教授を勤めた後、現在、立正大学文学部哲学科准教授
  • 著者について

    木村 史人 (キムラフミト)
    1979年生まれ.立正大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了.博士(文学).中国福建省,福州大学外国語学院日本語学科特任副教授を勤めた後,現在,立正大学文学部哲学科准教授.

チンパンジーは、なぜ「教え」ないのか―ヒトにできて、チンパンジーにできないことを哲学的に考える の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:木村 史人(著)
発行年月日:2025/02/28
ISBN-10:4771039119
ISBN-13:9784771039117
判型:B5
発売社名:晃洋書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:192ページ
縦:22cm
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