障害のある子どもの放課後と地域福祉―放課後等デイサービスの二面性 [単行本]

障害のある子どもの放課後と地域福祉―放課後等デイサービスの二面性 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  家庭や学校とは異なる、その子らしく過ごせる「第三の居場所」。この制度の「二面性」に着眼して吟味する。放課後等デイサービスが創設するまでの経過や到達点を捉えることで、現代社会に対する貢献と役割、内在する課題が見えてくる。

• 目次

  Ⅰ部　新聞記事の整理や先行研究の分類、地域福祉論の整理を通した動向を捉え、構造的課題を検討する。
  第１章　本書の目的と全体構成　
  第２章　放課後等デイサービスに関する動向
  第３章　本書の分析視角と研究課題
  
  Ⅱ部　制度・政策の変遷と全国放課後連の活動、統計から読み取れる現況を分析する。
  第４章　障害のある子どもの放課後・休日対策の変遷と政策展開
  第５章　地域福祉としての放課後保障
  第６章　数量データからみる放課後等デイサービス　
  
  Ⅲ部　量的拡大の構造、疑似市場と「受給者証の発行」、
  　　　インタビュー調査から見える発達支援の課題を整理する。
  第７章　発達障害のある子どもの利用からみる放課後等デイサービスの量的拡大の構造
  第８章　放課後等デイサービスにおける擬似市場と利用契約
  第９章　放課後等デイサービスにおける発達支援の論点と課題―発達障害のある子どもに対する発達支援に着目して―
  第10章　本書の総括

• 出版社からのコメント

  「放課後等デイサービス」は、家庭や学校とは異なる、その子らしく過ごせる「第三の居場所」。

• 内容紹介

  この制度が、障害のある子どもの放課後・休日支援を大きく変えた制度であるという面と
  専門性や質の面で課題を抱えているという面の「二面性」を吟味する。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  伊井 勇(イイ イサミ)
  １９９４年栃木県生まれ。立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。博士（社会学）。専門社会調査士、高等学校教諭一種免許（農業）。専門は社会福祉学、地域福祉、障害児福祉

• 著者について

  伊井　勇 (イイ　イサミ)
  1994年栃木県生まれ。
  立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。博士（社会学）。専門社会調査士、高等学校教諭一種免許（農業）。専門は社会福祉学、地域福祉、障害児福祉。
  東京農業大学国際食料情報学部を卒業後、２校の農業高校、放課後等デイサービス事業所に勤務し、立命館大学大学院社会学研究科修士課程・博士課程修了。
  犬好き。

障害のある子どもの放課後と地域福祉―放課後等デイサービスの二面性 の商品スペック