不完全競争の経済学に向けて―市場支配力指数アプローチ [単行本]
    • 不完全競争の経済学に向けて―市場支配力指数アプローチ [単行本]

    • ¥4,950149 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004080039

不完全競争の経済学に向けて―市場支配力指数アプローチ [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥4,950(税込)
ゴールドポイント:149 ゴールドポイント(3%還元)(¥149相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:勁草書房
販売開始日: 2025/03/03
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

不完全競争の経済学に向けて―市場支配力指数アプローチ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    競争のもつ歴史的、経済社会的意味を精確に捉える方法の追究。従来の完全競争をベースとする経済学的思考を越えて、不完全競争を前提とし、完全競争と独占は、不完全競争のそれぞれの両極端の特殊ケースとして包含することで分析を展開できることを説得的に主張。経済学だけでなく競争法の議論とも親和性の高い「市場支配力指数アプローチ」という新たな枠組みを提唱する。労働市場・金融市場も視野に入れ、競争政策・消費者政策の経済理論的な基礎づけを与える。
  • 目次

    はじめに

    第Ⅰ部 市場支配力指数アプローチの基礎

    第1章 市場支配力指数アプローチによる不完全競争の導入
     1.1 市場支配力指数を用いた不完全競争価格の決定の論理
     1.2 「集約的企業」の想定について
     1.3 産業=集約的企業の限界費用曲線について
     1.4 市場支配力指数アプローチの望ましさ

    第2章 市場支配力指数のミクロ的基礎および発展的概念
     2.1 企業の行動仮説に基づく市場支配力指数のミクロ的基礎
     2.2 「推測的変動」概念との関係
     2.3 生産者余剰の別表現
     2.4 簡便な非対称性の導入

    第Ⅱ部 課税・広告・金融への応用

    第3章 不完全競争的な財市場における物品課税問題
     3.1 パス・スルーとは何か
     3.2 完全競争の場合
     3.3 不完全競争への拡張
     3.4 図示による理解

    第4章 広告戦略と金融市場
     4.1 ドーフマン=シュタイナー公式の一般化
     4.2 広告活動のモデル
     4.3 「共感係数」に基づくミクロ的基礎
     4.4 モンティ=クライン・モデルの拡張:金融市場のモデル

    第Ⅲ部 競争政策と消費者政策への応用

    第5章 競争政策・消費者政策を考えるための展開
     5.1 「限界原理」vs.「平均原理」
     5.2 独禁法学上の概念との関係
     5.3 数値例
     5.4 「規模の経済性」の導入

    第6章 水平的合併への応用と消費者政策への基礎づけ
     6.1 価格上昇圧力と厚生増加促進的効果
     6.2 企業結合における価格基準との関係
     6.3 限定合理性
     6.4 情報の非対称性

    第Ⅳ部 垂直構造と一般均衡への展開

    第7章 垂直的取引関係
     7.1 小売価格pが企業と消費者による交渉で決まる場合
     7.2 卸売価格wが伸るか反るかの提案で決まる場合
     7.3 卸売価格wが上流企業と下流企業による交渉で決まる場合
     7.4 小売市場における拮抗力
     7.5 共通小売チャネルのナッシュ交渉解における価格弾力性とパス・スルー

    第8章 不完全競争と一般均衡
     8.1 問題の所在
     8.2 不完全競争の一般均衡モデルで考える競争政策の意義
     8.3 まとめ

    結 語

    あとがき
    参考文献
    索引
  • 内容紹介

    「競争」の持つ歴史的、経済社会的な意味を正確に捉える、不完全競争に立脚した分析枠組み「市場支配力指数アプローチ」を提示。

    従来の完全競争をベースとする経済学の枠組みを越えて、不完全競争を前提とし、完全競争と独占は、不完全競争のそれぞれの両極端の特殊ケースとして包含することで分析を展開できることを説得的に主張。「市場支配力指数アプローチ」という経済学における新たな理論的視点を提示する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    安達 貴教(アダチ タカノリ)
    京都大学経営管理大学院・大学院経済学研究科教授。Ph.D.(経済学)。専攻は産業組織論、競争政策論、応用ミクロ経済学、実証ミクロ経済学
  • 著者について

    安達 貴教 (アダチ タカノリ)
    安達 貴教(あだち たかのり)

    京都大学経営管理大学院・大学院経済学研究科教授。Ph.D.(経済学)。専攻は産業組織論、競争政策論、応用ミクロ経済学、実証ミクロ経済学。著書に『21世紀の市場と競争デジタル経済・プラットフォーム・不完全競争』(2024年、勁草書房)などがある。

不完全競争の経済学に向けて―市場支配力指数アプローチ の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:安達 貴教(著)
発行年月日:2025/02/19
ISBN-10:4326505125
ISBN-13:9784326505128
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:176ページ
縦:22cm
他の勁草書房の書籍を探す

    勁草書房 不完全競争の経済学に向けて―市場支配力指数アプローチ [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!