「孤独・孤立」の歴史社会学 [単行本]
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「孤独・孤立」の歴史社会学 [単行本]



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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2025/03/01
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「孤独・孤立」の歴史社会学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人々の言説活動は、いかにして社会を変えてきたか―孤独・孤立をめぐる歴史を紐解き、言説活動を社会変革につなげるためのヒントを探る。かつて、孤独・孤立は個の解放/確立と結びつけられ、必ずしも問題とはみなされていなかった。しかし今、社会システムが綻びていくなかで、孤独・孤立は多数の人々にとって生存を脅かすリスクとなっている。就職氷河期世代の中高年化と急増する貧困で孤立する人々、孤立したケアで追い詰められる人々…。もはや、「個人の選択の帰結」という段階ではない。問題の根と向き合うには、言説活動の力を社会システムの変革に向けなければならない。本書は、そのためのヒントを言説活動の歴史から探る試みである。
  • 目次

    序 章
     第1節 問題の所在
     第2節 これまでの「孤独・孤立」を捉える視座
     第3節 アプローチ──言説活動の歴史研究にむけて
     第4節 本書の構成


    第Ⅰ部 近代化に伴う個の解放と孤独

    第1章 近代化と近隣組織
        ──隣組・町内会の廃止と復活をめぐって
     第1節 はじめに
     第2節 隣組・町内会の廃止と復活をめぐる議論
     第3節 隣組復活をめぐる対立とその超克の試み
     第4節 おわりに

    第2章 「団地族」の人間関係
        ──個人主義・家族中心主義と「近隣関係の希薄化」
     第1節 はじめに
     第2節 「団地族」に関する学術的言説の形成
     第3節 「団地族」をめぐる大衆的言説の形成と普及
     第4節 おわりに

    第3章 「都会の孤独」とコミュニティ政策の誕生
        ──「マイホーム主義」から「コミュニティ主義」へ
     第1節 はじめに
     第2節 「都会の孤独」の問題化
     第3節 コミュニティ政策の提唱と言説形成
     第4節 コミュニティ政策への批判
     第5節 おわりに


    第Ⅱ部 戦後社会システムの歪みと孤独・孤立問題の形成
        ──逸脱する人々をめぐって

    第4章 ひとり暮らし高齢者の自殺・孤独死と社会的孤立
     第1節 はじめに
     第2節 高齢者施策にみる孤独・孤立
     第3節 高齢者の自殺・孤独死への注目と「社会的孤立」の問題化
     第4節 おわりに

    第5章 子殺しと「母親の孤立」
     第1節 はじめに
     第2節 言説活動が展開された領域
     第3節 子殺しへの注目の高まり
     第4節 子殺しをめぐる学術的言説の形成と展開
     第5節 おわりに

    第6章 子どもの逸脱行動と孤独・孤立
     第1節 はじめに
     第2節 子どもの逸脱行動と「母子密着」
     第3節 「登校拒否」をめぐる言説活動と認識枠組みの転換
     第4節 おわりに


    第Ⅲ部 孤独・孤立問題の普及・多様化と「一億総孤独社会」

    第7章 高齢者の孤独・孤立問題の多様化
     第1節 はじめに
     第2節 阪神・淡路大震災後の孤独死問題への注目
     第3節 介護心中をめぐる「介護の孤立」の問題化
     第4節 おわりに

    第8章 児童虐待と「育児の孤立」問題の普及
     第1節 はじめに
     第2節 児童虐待への注目の高まりと「育児の孤立」問題の普及
     第3節 児童虐待の原因論の中での孤立の強調
     第4節 おわりに

    第9章 若者の自立・就労問題と孤独・孤立
     第1節 はじめに
     第2節 「ひきこもり」概念の普及と問題化
     第3節 「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」と若者の貧困・孤立の問題化
     第4節 おわりに

    第10章 中高年者の孤独・孤立と「単身急増社会」
     第1節 はじめに
     第2節 自殺・孤独死をめぐる中高年男性の孤独・孤立の問題化
     第3節 未婚化・単身化の将来予測と「単身急増社会」の衝撃
     第4節 「中高年ひきこもり」と「八〇五〇問題」
     第5節 おわりに

    終 章

    初 出 一 覧
    あ と が き
    参 考 文 献
    索   引
  • 内容紹介

    人々の言説活動は、いかにして社会を変えてきたか
    ――孤独・孤立をめぐる歴史を紐解き、言説活動を社会変革につなげるためのヒントを探る

    かつて、孤独・孤立は個の解放/確立と結びつけられ、必ずしも問題とはみなされていなかった。しかし今、社会システムが綻びていくなかで、孤独・孤立は多数の人々にとって生存を脅かすリスクとなっている。就職氷河期世代の中高年化で急増する貧困で孤立する人々、孤立したケアで追い詰められる人々……。もはや、「個人の選択の帰結」という段階ではない。問題の根と向き合うには、言説活動の力を社会システムの変革に向けなければならない。本書は、そのためのヒントを言説活動の歴史から探る試みである。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    梅田 直美(ウメダ ナオミ)
    1973年生まれ。大阪府立大学大学院人間社会学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。専門は社会学、社会福祉。現在、奈良県立大学地域創造学部教授
  • 著者について

    梅田 直美 (ウメダナオミ)
    奈良県立大学地域創造学部教授
    専門は社会学,社会福祉

「孤独・孤立」の歴史社会学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:梅田 直美(著)
発行年月日:2025/02/28
ISBN-10:4771039348
ISBN-13:9784771039346
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:292ページ
縦:22cm
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