多和田葉子の地図 [単行本]
    • 多和田葉子の地図 [単行本]

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多和田葉子の地図 [単行本]



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出版社:彩流社
販売開始日: 2025/03/15
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多和田葉子の地図 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    二つの言語の間にある溝から紡ぎ出される言葉遊びと思考の地図。「エクソフォニー」で表わされる文学観を実践しつづける多和田葉子の作品から、日本語で書かれた中・長編小説を選び、「エクソフォニー」を支えるモチーフと理論について書く試み。
  • 目次

    【第1部 起源への問い】
    第一章 欲望主体の成立―「三人関係」論
    第二章 故郷への問い―『犬婿入り』論
    【第2部 翻訳すること/書くことについての自覚】
    第三章 逃走線の造形―「文字移植」論
    第四章 抑圧されたものの系譜と書くことの危機―「無精卵」論
    【第3部 エクソフォニーの地図】
    第五章 思考する女の群れ―『飛魂』論
    第六章 女から女へと伝わる言葉―『旅をする裸の眼』論
    補遺  多和田葉子の地図―『旅をする裸の眼』とJ.ラカン『アンコール』
    第七章 ホッキョクグマへの生成変化―『雪の練習生』論
    【第4部 震災後のエクソフォニー】
    第八章 死の欲動と未来―『献灯使』論
    第九章 女性遊歩者の思索―『百年の散歩』論
    第十章 3.11 以降のエクソフォニー/ノマディスム―「Hiruko 三部作」論
  • 出版社からのコメント

    「エクソフォニー(母語の外へ出ること)」文学の作家・多和田葉子の日本語で書かれた中・長編小説を選びその着想と理論を論じる
  • 内容紹介

      「表面的に見えているものとは異なるものを読みとること」としての言葉遊び
    本書は「エクソフォニー(Exophonie:母語の外へ出ること)」という語で表わされる文学観を実践しつづける作家・多和田葉子の作品群から、日本語で書かれた中・長編小説を選び、多和田のエクソフォニーを支えたモチーフと理論について書く試みである。各章は、対象作品の製作年代順に配置され、4部構成になっている。読んだことのある作品論から読むことをお勧めしたい。読んだことがなければ第2章『犬婿入り』論、第3章『文字移植』論あたりから入るといいかもしれない。多和田にあっては「言葉遊び」など、2つの言語のあいだにある溝から発せられる文章はもちろん、クィア/フェミニズム的モチーフ(父系の交換体系批判という問題意識)と、ベンヤミンやフロイト=ラカン、ドゥルーズ+ガタリなどの理論という地図をある程度意識し、それらとの不断の対話があってこそ、30年以上にわたるエクソフォニー、そしてエクソフォン文学が息切れすることなく、溺れることなく、また単調になることなく紡がれ、読者に複雑なインパクトを与え続けているのだ、ということが本書において伝えることができればと切に願う。

    図書館選書
    「エクソフォニー(母語の外へ出ること)」文学の作家・多和田葉子の作品群から日本語で書かれた中・長編小説を選び、二つの言語の間の言葉遊び、クィア/フェミニズム的父系交換体系批判他、その着想と理論を詳らかにする試み
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    野島 直子(ノジマ ナオコ)
    1957年生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士課程修了。文芸評論
  • 著者について

    野島 直子 (ノジマナオコ)
    のじま・なおこ。1957年生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士課程修了。文芸評論。著書に『ラカンで読む寺山修司の世界』(トランスビュー、2007年)、『孤児への意志ー寺山修司論』(法蔵館、1995年)、論文に、「寺山修司の演劇と中心の不在ーフランス現代思想との関わりで」(『「エコ・フィロソフィ」研究』第16号、東洋大学、2022年)がある。

多和田葉子の地図 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:野島 直子(著)
発行年月日:2025/03/15
ISBN-10:4779130301
ISBN-13:9784779130304
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:408ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:377g
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