現実化しえないもの―存在論の政治に向けて [単行本]
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現実化しえないもの―存在論の政治に向けて [単行本]



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出版社:みすず書房
販売開始日: 2025/02/19
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現実化しえないもの―存在論の政治に向けて [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    哲学は完全に現実的なものであり、そのかぎりで現実化できない可能性である。自然の無制限なテクノロジー的変容に立ち会う今日、存在と現実化の意味を問う。
  • 目次

    註記
    凡例

    I 現実化しえないもの

    第一章 レース
    第二章 神の現実存在
    第三章 可能的なものは現実的なものである

    II 太古の森――コーラ 空間 質料
    第一章 シルウァ
    第二章 コーラ
    第三章 ステレーシス
    第四章 センソーリウム・デイー

    付録 准教授採用試験のための講義

    訳者あとがき
    文献一覧
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    現実と可能性の分離した文明が今日、自然の無制限なテクノロジー的変容を起こしている。現実化しえない可能性としての哲学を求めて。
  • 内容紹介

    「哲学は完全に現実的なもので、そのかぎりで現実化できない可能性である。この可能性に執着して離れようとしない政治こそが、唯一の真の政治である」
    王が哲学者になるのを欲するのであれば、哲学はそのつど、みずからが現実化しえない存在であることを守護すべきなのだ。
    可能的なものと現実的なもの、本質と現実存在を区別することなしには、科学的な知識も、人間の行動を制御する能力もありえなかっただろう。アリストテレスに始まる「可能態(デュナミス)から現実態(エネルゲイア)へ」という存在論の長い系譜学、および哲学と政治における分節化の過程を本書はたどり直す。西洋文明のパワーの源は、この「存在論的マシーン」の中に在った。だが不断の現実化は、現実の根源的な否定である。
    最も偉大な知とは、或る事物を知っていることではなくて、その認識可能性を知っていることだ。プラトンの「コーラ」は、純粋の受容性の経験のなかで認識可能性を与える空間ないし場所である。
    著者の「脱構成的な可能態の理論」は、〈ホモ・サケル〉シリーズの最終巻『身体の使用』から実り豊かな深化を遂げた。関連しあう二本の論考および基本的テーマを先取りした付録「准教授採用試験のための講義」を収める。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    アガンベン,ジョルジョ(アガンベン,ジョルジョ/Agamben,Giorgio)
    1942年ローマ生まれの哲学者。イタリアのマチェラータ大学、ヴェローナ大学、ヴェネツィア建築大学ほか、フランスのコレージュ・アンテルナシオナル・ド・フィロゾフィーやスイスのユーロピアン・グラデュエイト・スクールなどでも教えた

    上村 忠男(ウエムラ タダオ)
    1941年兵庫県尼崎市生まれ。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。学問論・思想史専攻
  • 著者について

    ジョルジョ・アガンベン (ジョルジョアガンベン)
    (Giorgio Agamben)
    1942年ローマ生まれの哲学者。イタリアのマチェラータ大学、ヴェローナ大学、ヴェネツィア建築大学ほか、フランスのコレージュ・アンテルナシオナル・ド・フィロゾフィーやスイスのユーロピアン・グラデュエイト・スクールなどでも教えた。主要著書は『ホモ・サケル』(1995)を嚆矢に『身体の使用』(2014)をもって完結する《ホモ・サケル》シリーズ全9巻。ほかに『中味のない人間』(1970)『スタンツェ』(1977)『幼児期と歴史』(1980)『言葉と死』(1982)『到来する共同体』(1990)『目的のない手段』(1995)『残りの時』(2000)、『思考の潜勢力』(2005)『事物のしるし』(2008)『哲学とはなにか』(2016)『カルマン』(2017)『書斎の自画像』(2017)など多数。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

    上村忠男 (ウエムラタダオ)
    (うえむら・ただお)
    1941年兵庫県尼崎市に生まれる。1968年、東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。学問論・思想史専攻。著書『ヴィーコの懐疑』『バロック人ヴィーコ』『歴史家と母たち』『ヘテロトピアの思考』『超越と横断』『歴史的理性の批判のために』『グラムシ 獄舎の思想』『韓国の若い友への手紙』『無調のアンサンブル』『現代イタリアの思想をよむ』『ヴィーコ』『知の棘』『カルロ・レーヴィ『キリストはエボリで止まってしまった』を読む』『ヘテロトピア通信』『ヴィーコ論集成』『アガンベン《ホモ・サケル》の思想』『歴史をどう書くか』ほか。
    訳書 アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』『瀆神』『残りの時 パウロ講義』『幼児期と歴史』『例外状態』『言葉と死』『いと高き貧しさ』『身体の使用』『哲学とはなにか』『カルマン』ほか多数。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

現実化しえないもの―存在論の政治に向けて [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ジョルジョ アガンベン(著)/上村 忠男(訳)
発行年月日:2025/02/17
ISBN-10:4622097613
ISBN-13:9784622097617
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:288ページ
重量:345g
その他: 原書名: L'IRREALIZZABILE Per una politica dell'ontologia〈Agamben,Giorgio〉
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