子どもの自殺問題の社会学―学校の「責任」はいかに問われてきたのか [単行本]
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子どもの自殺問題の社会学―学校の「責任」はいかに問われてきたのか [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2025/03/03
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子どもの自殺問題の社会学―学校の「責任」はいかに問われてきたのか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    子どもの自殺はどのように学校と関連づけられ、理解されているのか?「いじめ自殺」「指導死」といった事象、「その後」の学校関係者や遺族たちの経験、裁判や第三者調査委員会などの諸制度について、人びとの実践に即した記述から「学校問題」としての子どもの自殺問題の様々な側面を描き出す。
  • 目次

    まえがき

    序 章
     0.1 はじめに
     0.2 子どもの自殺と学校の関係を問う視座
     0.3 研究主題としての子どもの自殺問題
     0.4 本書の基本方針
     0.5 本書の構成

    補 論――「自殺」の社会学的研究の展開

    第1章 戦後日本における子どもの自殺言説の展開
        ――子どもの自殺はいかに語られてきたのか
     1.1 本章の目的
     1.2 分析対象とする資料と統計について
     1.3 分析の方針
     1.4 戦後から1950年代までの子どもの自殺言説の検討
     1.5 1960年代における子どもの自殺言説の検討
     1.6 1970年代以降の子どもの自殺言説の検討
     1.7 本章のまとめ

    第2章 子どもの自殺をめぐる司法の論理
    ――学校の法的責任はいかに問われてきたのか
     2.1 本章の目的
     2.2 「体罰自殺」事件において「学校の責任」が問われた裁判例
     2.3 「いじめ自殺」事件に関する裁判例
     2.4 本章のまとめ

    第3章 子どもの自殺に対する補償・救済の論理
    ――子どもの自殺はいかに「学校災害」となったのか
     3.1 本章の目的
     3.2 災害共済給付制度の概要
     3.3 「学校災害」としての子どもの自殺の成立
     3.4 「学校災害」としての子どもの自殺の範囲拡大
     3.5 争点としての高校生の自殺
     3.6 本章のまとめと補足

    第4章 子どもの自殺をめぐる事実認定の実践
    ――自殺の原因を認定する第三者調査委員会の実践に着目して
     4.1 本章の目的
     4.2 いじめ「重大事態」調査の第三者調査委員会
     4.3 いじめと自殺の「因果関係の部分的な認定」
     4.4 争点としての自殺の「直接的な原因」
     4.5 争点としての自殺の「主な要因」
     4.6 本章のまとめ

    第5章 「いじめ自殺」事件における過去の再構成
    ――「自殺の練習」報道の検証を通じて
     5.1 本章の目的
     5.2 新たな概念としての「自殺の練習」
     5.3 「自殺の練習」報道と事件の理解可能性
     5.4 「自殺の練習」概念と「過去の不確定性」
     5.5 本章のまとめ

    第6章 子どもの自殺をめぐる学校の事後対応の問題化
    ――「リアリティ分離」状況に着目して
     6.1 本章の目的
     6.2 分析視角と対象とする事例
     6.3 学校の事後対応の問題化過程における学校関係者のリアリティ経験
     6.4 死因の公表方法に関する認識の不一致とその「解決」
     6.5 本章のまとめ

    第7章 子どもの自殺に関する新たな概念としての「指導死」
    ――遺族の語りから見る社会的経験の変容
     7.1 本章の目的
     7.2 新たな概念と経験の可能性
     7.3 インタビュー調査および資料収集の概要
     7.4 「指導死」概念と遺族の経験
     7.5 本章のまとめ

    第8章 〈遺族〉というカテゴリーと経験
    ――「いじめ自殺」で子を亡くした遺族の語りから
     8.1 本章の目的
     8.2 「いじめ自殺」事件における「学校の壁」
     8.3 〈遺族〉カテゴリーの社会的意味
     8.4 〈遺族〉としての経験の共有
     8.5 事件はいかに経験されるのか
     8.6 本章のまとめ

    終 章
     9.1 「学校問題」としての子どもの自殺問題
     9.2 「他者」としての自殺した子ども
     9.3 課題と展望

    初出一覧
    あとがき
    参考文献一覧
    人名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    子どもの自殺はどのように学校と関係づけられ、理解されているのか。「その後」の遺族と学校関係者の経験、多様な実践や制度を問う。

    子どもの自殺は、社会のなかで学校と関係する出来事として自明視され、語られている。本書は、「いじめ自殺」「指導死」といった事象、裁判や第三者調査委員会などの諸制度、学校関係者・遺族たちの経験について、人びとの実践に即した記述をおこなうことで、「学校問題」として認識される子どもの自殺問題の様々な側面を描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    今井 聖(イマイ サトシ)
    1991年埼玉県生まれ。現在、琉球大学教育学部講師
  • 著者について

    今井 聖 (イマイ サトシ)
    今井 聖(いまい さとし)

    1991年埼玉県生まれ.2021年立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学.2022年博士(教育学).現在:琉球大学教育学部 講師.主要業績:「〈子ども〉の自殺をめぐる補償・救済の論理―災害共済給付制度における運用上の変化に着目して」(『教育社会学研究』108,2021年),「『指導死』概念は何をもたらしたのか―遺族の語りから見る社会的経験の変容」(『ソシオロゴス』45,2021年),「『いじめ自殺』事件をめぐる〈遺族〉の経験」(『囚われのいじめ問題―未完の大津市中学生自殺事件』岩波書店,2021年),「児童生徒の自殺事件をめぐる学校の事後対応はいかに問題化されるのか―M.ポルナーの『経験の政治学』の視角から」(『現代の社会病理』38,2023年).

子どもの自殺問題の社会学―学校の「責任」はいかに問われてきたのか の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:今井 聖(著)
発行年月日:2025/02/28
ISBN-10:4326251840
ISBN-13:9784326251841
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:22cm
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