フッサール入門(ちくま新書) [新書]
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フッサール入門(ちくま新書) [新書]



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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2025/03/08
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フッサール入門(ちくま新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    現象学は、世界とかかわる私の経験の仕組みを解明し、日常の事柄に新しい視点を与え、身近な他者ともう一度出会いなおす試みだ。一生をかけて愚直に著述を重ね、認識をめぐる哲学の根本問題と対峙し、哲学を切り拓いたフッサール。超越論的還元、エポケー、直観、志向性、ノエシス/ノエマ、知覚、生活世界、エンパシーといったエッセンスを平易に解きほぐしながら、誰も踏み入れたことのない場所で孤独に探究しつづけたフッサールの哲学的思考を追いかける、決定版入門書。
  • 目次

    はじめに
    現象学とは何か/現れと出会い/フッサールの現象学/本書の構成

    第一章 他者と向き合うための孤独――フッサールの肖像
    1 フッサールの生涯
    少年時代(一八五九?一八七六年)/学生時代(一八七六?一八八三年)/ブレンターノとの出会いから『論理学研究』執筆まで(一八八四?一九〇一年)/ゲッティンゲン時代(一九〇一?一九一六年)/フライブルク時代(一九一六?一九二八年)/晩年(一九二八?一九三八年)/フッサール文庫
    2 フッサールの文体と思考
    探検家フッサール/フッサールと一緒に哲学する/誰も踏み込んだことのないところ/他者と向き合うための孤独

    第二章 経験の仕組み
    1 どんなふうに経験を記述するか
    世界のなかで生きる/リンゴの木を空想する/リンゴの木を経験する/空想と経験が織りなす生/経験から出発する/スイッチはどこ?
    2 自然的経験
    素朴な経験としての自然的経験/経験はあとから訂正されうる/志向性/「現れ」と「現れるもの」/世界あってこその経験……なのか?/循環の問題/像の問題/自然的経験からしばらく距離をとる
    3 超越論的還元
    経験は止められないけれど/エポケー(判断停止)/家に帰るまでが遠足/括弧入れと遮断/世界を意識の内側に引き戻す
    4 「超越論的」であるとはどういうことか
    経験の可能性の条件/「超越的」と「超越論的」/カントの言葉づかい/フッサールの言葉づかい/カントの超越論的哲学からフッサールの超越論的現象学へ
    5 超越論的経験
    何も引かない、何も足さない/リンゴの木と私のあいだに/現れを素通りするということ/現象学は何を記述するのか/経験の仕組みの問題
    コラム1 蜜柑と紅葉

    第三章 経験の分類
    1 経験の領野へ
    経験の領野の歩き方/体験、意識、作用/空虚な作用/直観/対象を根源的に与える直観/すべての原理のなかの原理/「対象そのものが与えられる」ということ/対象の構成/アルケーは身近なところにある
    2 さまざまな経験
    根源的な与えられ方は一つではない/経験と根源的に与える直観/他者経験の位置づけ/経験の分類の問題/現象学を定義する

    第四章 世界との接触
    1 超越的知覚
    超越的であるとは/現れ、現れるもの、地平/ノエシスとノエマ/ノエマの意味/カント的な意味での理念/対象に関する言葉づかいの整理/なぜ「カント的」なのか/突き破られる意識
    2 内在的知覚
    内在的知覚とは何か/移ろいゆく体験を捉える/「生の全体」を捉えることはできるか
    3 価値覚
    空の青さに見惚れる/価値覚/価値覚と価値判断のつながり/価値覚と実践的な行為とのつながり/生活世界

    補章 厳密な学問としての現象学
    本質直観とは何か/普遍性にはさまざまなレベルがある/自由変更と理念化/精密な学問と記述的な学問/現象学における記述/厳密な学問としての現象学/形相的還元

    第五章 生きている私
    1 人間としての私、純粋自我としての私
    人間としての私/キネステーゼ/純粋自我としての私/特別な意味での孤独/体験流が私のものであるということ
    2 時間のなかを生き抜く私
    時間図表/幅をもった現在/過去と未来
    3 哲学する私
    自己解明としての現象学/自我論とモナド論/フッサールがデカルトから学んだこと/自我論は「独我論」なのか?/自我はやっぱり孤独/なぜ独我論を避けて通れないのか/独我論の難点①――日常生活との乖離/独我論の難点②――客観性の消失/内から外へ

    第六章 私から他者へ
    1 異質なものと固有のもの
    他者の構成の問題/なぜ「他者」なのか/付帯現前化/異質さを残しつづけるもの/他者との出会い/超越論的な他者経験の理論/固有の領分への還元/固有の領分には何があるのか
    2 エンパシー
    触発と把握/対化/類比による把握/エンパシー(感情移入)/反論①――対化は本当に起こっているのか/反論②――他者は結局のところ私のコピーなのか/フッサールのエンパシー論の意義
    3 コミュニケーション
    エンパシー論からコミュニケーション論へ/私と君/君の声に耳を傾ける/哲学的孤独からの脱却
    コラム2 リンゴの木とお茶会をする

    おわりに
    今回の探検はひとまずここまで/哲学をする理由

    読書案内/あとがき/参考文献
  • 出版社からのコメント

    現象学は私と世界の関わりを問い、身近な他者ともう一度出会いなおす試みだ。現代哲学を切り拓いたフッサールの思想の全貌にせまる。
  • 内容紹介

    現象学はここから始まる!
    現象学は、世界とかかわる私の経験の仕組みを解明し、日常の事柄に新しい視点を与え、身近な他者ともう一度出会いなおす試みだ。一生をかけて愚直に著述を重ね、認識をめぐる哲学の根本問題と対峙し、現代哲学を切り拓いたフッサール。超越論的還元、エポケー、直観、志向性、ノエシス/ノエマ、知覚、生活世界、エンパシーといったエッセンスを平易に解きほぐしながら、誰も踏み入れたことのない場所で孤独に探究しつづけたフッサールの哲学的思考を追いかける、決定版入門書。

    図書館選書
    現象学は私と世界の関わりを問い、身近な他者ともう一度出会いなおす試みだ。前人未踏の地平で孤独に考え、現代哲学を切り拓いたフッサールの思想の全貌に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 崇志(スズキ タカシ)
    1988年新潟県生まれ。立命館大学文学部准教授。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学・倫理学。著書『フッサールの他者論から倫理学へ』(勁草書房、日本倫理学会和辻賞受賞・著作部門)など
  • 著者について

    鈴木 崇志 (スズキ タカシ)
    鈴木 崇志(すずき・たかし):1988年新潟県生まれ。立命館大学文学部准教授。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学・倫理学。著書『フッサールの他者論から倫理学へ』(勁草書房、日本倫理学会和辻賞受賞・著作部門)、『危機の時代と田辺哲学』『視覚と間文化性』(いずれも共著、法政大学出版局)など。

フッサール入門(ちくま新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:鈴木 崇志(著)
発行年月日:2025/03/10
ISBN-10:4480076735
ISBN-13:9784480076731
判型:新書
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:新書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:288ページ
縦:18cm
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