詩の構造についての覚え書―ぼくの"詩作品入門"(ちくま学芸文庫) [文庫]
    • 詩の構造についての覚え書―ぼくの"詩作品入門"(ちくま学芸文庫) [文庫]

    • ¥1,21037 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年6月1日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004082754

詩の構造についての覚え書―ぼくの"詩作品入門"(ちくま学芸文庫) [文庫]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥1,210(税込)
ゴールドポイント:37 ゴールドポイント(3%還元)(¥37相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年6月1日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:筑摩書房
販売開始日: 2025/03/12
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

詩の構造についての覚え書―ぼくの"詩作品入門"(ちくま学芸文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    詩を、作者の心情の直接的発露であり、それを伝える手段だとする見方は根強い。だが、詩において言葉は日常の用法とは異なる態度で取り扱われる。それゆえ、著者が「詩は表現ではない」と明言したとき、旧来の詩観は大きく揺さぶられることとなった。言葉を関係性によって捉えることが重視され、「作者―発話者―主人公」の区別に紙幅が費やされる。これらを通し、われわれは詩がどのようにして成り立つのか、その秘密に近づけるだろう。詩とはいったい何か。この問題を追究したものとして本書に並び立つ書はいまもって少ない。実作者も鑑賞者も一度は読んでおきたい詩作品入門。
  • 目次

    第1回
    はじめに  
    Ⅰ 手もちの材料と道具の点検 
    A 詩は表現ではない
    B 作品の構成の素材は単語だけではない

    第2回
    C 詩が、主として語のイマージュに依存するという考えは不適当であり、同様に、比喩(直喩・暗喩)に主な拠り所を持つという説にも、無限定には同意できない
    D 個々の要素の持つ意味の重層性や潜在的情動力は、適切な構造の中にところを得て、はじめて発揮される
    E 擬物語詩は、あり得べき詩作品の構造の一つのタイプである

    第3回
    Ⅱ なぜ詩の構造を云々するのか

    第4回
    Ⅲ 基本的な諸問題についての雑然たるメモと、そのまとめ
    A 作品とその要素(素材)  
    B 素材としての言葉のありよう
    C 言葉を素材とするということ

    第5回
    D 詩人 ―― 発話者 ―― 主人公
    E どんな作品においても《詩人》と《発話者》は別である

    第6回
    F 《作者》と《発話者》の区別をことさらに強調することの意義
    G 詩作品における《作者》と《発話者》の関係の在りようの点検
    H 諸要素の構成の「方法」をめぐっての断想

    第7回
    I 配列とは? 順序とは?

    第8回
    J 《発話者》に一貫性をもたせることの得失

    第9回
    K 《発話者》の曖昧さ
    L 一つの遊び

    第10回
    M この章のまとめ、そしてこの連載のまとめ

    第11回(補遺1)
    (1) 偽の時間・偽の鏡
    (2) 時間の虐殺・時間の復活

    第12回(補遺2)
    (1) 誰が書くものか
    (2) 誠実ということ・実感ということ
    (3) なにが詩作品、なにが詩人
    (4) どうして題  

    あとがき
    増補版あとがき
    解説(野村喜和夫)
  • 内容紹介

    詩を、作者の心情の直接的発露であり、それを伝える手段だとする見方は根強い。だが、詩において言葉は日常の用法とは異なる態度で取り扱われる。それゆえ、著者が「詩は表現ではない」と明言したとき、旧来の詩観は大きく揺さぶられることとなった。言葉を関係性によって捉えることが重視され、「作者─発話者─主人公」の区別に紙幅が費やされる。これらを通し、われわれは詩がどのようにして成り立つのか、その秘密に近づけるだろう。詩とはいったい何か。この問題を追究したものとして本書に並び立つ書はいまもって少ない。実作者も鑑賞者も一度は読んでおきたい詩作品入門。
    解説 野村喜和夫


    図書館選書
    「詩は表現ではない」。では、詩とは何か。作者と発話者の区別など、詩作品成立の根本問題を論じ、大きな反響を呼んだ長篇評論。解説 野村喜和夫
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    入沢 康夫(イリサワ ヤスオ)
    1931‐2018年。島根県生まれ。詩人、フランス文学者。東京大学文学部フランス文学科卒業。同大学大学院フランス語フランス文学科修士課程修了。詩集『季節についての試論』でH氏賞を受賞。長詩と注釈からなる『わが出雲・わが鎮魂』で読売文学賞を受賞。『入澤康夫〈詩〉集成1951‐1994』『唄―遠い冬の』の詩作で毎日芸術賞受賞。詩論も多数執筆。『ネルヴァル全集』の監修や『新校本宮沢賢治全集』の編集にも携わる
  • 著者について

    入沢 康夫 (イリサワ ヤスオ)
    入沢 康夫(いりさわ・やすお):1931-2018年。島根県生まれ。詩人、フランス文学者。東京大学文学部フランス文学科卒業。同大学大学院フランス語フランス文学科修士課程修了。詩集『季節についての試論』でH氏賞を受賞。長詩と注釈からなる『わが出雲・わが鎮魂』で読売文学賞を受賞。『入澤康夫〈詩〉集成 1951-1994』『唄──遠い冬の』の詩作で毎日芸術賞受賞。詩論も多数執筆。『ネルヴァル全集』の監修や『新校本宮沢賢治全集』の編集にも携わる。

詩の構造についての覚え書―ぼくの"詩作品入門"(ちくま学芸文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:入沢 康夫(著)
発行年月日:2025/03/10
ISBN-10:4480512926
ISBN-13:9784480512925
判型:文庫
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学詩歌
言語:日本語
ページ数:208ページ
縦:15cm
他の筑摩書房の書籍を探す

    筑摩書房 詩の構造についての覚え書―ぼくの"詩作品入門"(ちくま学芸文庫) [文庫] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!