戦闘力―なぜドイツ陸軍は最強なのか [単行本]
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戦闘力―なぜドイツ陸軍は最強なのか [単行本]
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戦闘力―なぜドイツ陸軍は最強なのか [単行本]



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出版社:日経BP社
販売開始日: 2025/03/27
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戦闘力―なぜドイツ陸軍は最強なのか [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    強さの根源に迫るかつてない組織論。軍事的手段としての軍の価値は、「戦闘力」×装備の質と量となる。戦闘力は精神的、知的、組織的な基盤に依拠し、規律と団結力、士気と主導権、勇猛さと頑強さ、戦闘意欲と必要ならば死ぬ覚悟といったものを様々に組み合わせた形で体現される。何が戦闘力を生み出しているのか。『戦争の変遷』『補給戦』などで著名なクレフェルト教授が、賞賛に値する水準まで戦闘力を発展させた歴史上の組織である、第二次世界大戦のドイツ陸軍に着目。同時期のアメリカ陸軍と比較して戦闘力の根源に多角的に迫る。
  • 目次

    第1章 問題の所在

    第2章 民族性の役割

    第3章 軍隊と社会
        軍隊の社会的地位 陸軍の社会構造 社会移動の梯子

    第4章 ドクトリンと戦争のイメージ
      
    第5章 指揮の原則

    第6章 陸軍の組織
        一般的原則 参謀と司令部の枠組み 師団の構成 師団単位人員数

    第7章 陸軍の人事行政
        一般的原則 人的資源の分配と配置 訓練 補充兵

    第8章 戦闘効率の維持
        兵士の教化 交替勤務(ローテーション) 精神的傷病者 衛生部隊

    第9章 報酬と懲罰
        給与 休暇 勲章 軍事司法制度 兵士の苦情申し立て

    第10章 下士官

    第11章 統率と士官団
        イメージと地位 選抜 訓練 昇進 余論――参謀本部制度 人員数と配置 戦死者

    第12章 結論
        ドイツ陸軍についての考察 アメリカ陸軍についての考察 軍事組織の本質についての考察 技術の影響についての考察 戦闘力についての考察
      
    訳者解説(塚本勝也)

    官僚制機構の設計と指揮官たちの創造性(早稲田大学教授・沼上幹)
  • 出版社からのコメント

    ドイツ軍の強さは柔軟な組織にあり、アメリカ軍はマニュアル重視の硬直的な組織だった――。両軍を比較し強さの秘密を徹底分析。
  • 内容紹介

     歴史を通じて、並外れた強力な軍隊が出現することがあった。カエサルの時代のローマ軍、チンギス・ハーンの時代のモンゴル軍、ナポレオンの時代のフランス軍、これらはいずれも戦闘組織として抜群であった。

     規模の制約を前提とすると、軍事的手段としての軍の価値は、「戦闘力(Fighting Power)」×装備の質と量となる。戦闘力は精神的、知的、組織的な基盤に依拠している。これは、規律と団結力、士気と主導権、勇猛さと頑強さ、戦闘意欲と必要ならば死ぬ覚悟といったものを様々に組み合わせた形で体現される。つまり、軍を戦闘へと駆り立てる気質の総体として「戦闘力」は定義できる。

     戦争の兵器と手法は変化するが、戦闘力の本質は不変である。上に掲げた個々の資質の比重は時代によって変化するかもしれないが、資質自体は二〇〇〇年前のカエサルが率いた熟練兵であっても、現代とほとんど変わりはない 。戦闘力の欠陥はある程度は優れた装備品で補えるかもしれないが、戦闘力を欠く軍は脆弱な手段でしかない。表向きは精強で優れた装備を誇る軍であっても、端的に戦闘力がなかったがゆえに戦闘の最初の衝撃で崩壊した事例が歴史にはあふれており、それは近年でも例外ではない。これは企業の組織力にも当てはまる。

     戦闘力の秘密には何が潜んでいるのであろうか。本書は、賞賛に値する水準まで戦闘力を発展させた歴史上の組織である、第二次世界大戦のドイツ陸軍に着目して、同時期のアメリカ陸軍と比較して戦闘力の根源に迫る。

     本書は、軍事戦略の聖典とされている『戦争論』の著者クラウゼヴィッツの批判者であり通説に真っ向から立ち向かう(そして正論でもある)事で知られる、現代の第一級の軍事研究家クレフェルトが1992年に著した知られざる名著。ドイツ陸軍の強さは様々なエピソードで伝えられているが、それを初めて科学的に解明した挑戦的な書。ドイツ陸軍の強さをその民族性にあるとする俗説を論破し、組織文化、組織風土と言った曖昧な概念に逃げることなく徹底的にファクトにもとづいて解明する。その鋭い分析は早稲田大学沼上教授もかねてから高く評価し、今回解説を執筆している。

     組織運営、リーダーとなる人材の学歴、育成、選抜、指揮における権限の範囲、師団の構成、モチベーションなどを、社会学、文化人類学、心理学などの手法も駆使して詳細に分析。その内容はかつてない精度であり、このアプローチはあらゆる組織分析の手本となるものだ。ドイツ陸軍とアメリカ陸軍の戦闘力を数値化して比較することにも成功している。 
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ファン・クレフェルト,マーチン(ファンクレフェルト,マーチン/van Creveld,Martin)
    ヘブライ大学名誉教授。ヘブライ大学歴史学部卒業。ロンドン大学政治経済学院(LSE)博士課程修了(Ph.D.)。専門は戦略研究、軍事史

    塚本 勝也(ツカモト カツヤ)
    防衛省防衛研究所戦史研究センター安全保障政策史研究室長。筑波大学卒業。青山学院大学大学院を経て、フルブライト奨学生としてタフツ大学フレッチャー法律外交大学院留学。同修士、博士課程修了(Ph.D.)。2018~2019年、ダートマス大学米国外交政策・国際安全保障フェロー
  • 著者について

    マーチン・ファン・クレフェルト (マーチン ファン クレフェルト)
    軍事史および戦略研究家、アメリカなど主要諸国政府の防衛問題アドバイザー
    1946年オランダ・ロッテルダム生まれ。50年イスラエルに移住。ヘブライ大学で学んだ後、ロンドン大学経済政治学学院(LSE)で博士号を取得。1971年から2010年までイスラエルのヘブライ大学歴史学部教授。軍事史及び戦略研究に関する22冊の著書及び多数の論文がある。

    塚本勝也 (ツカモト カツヤ)
    防衛省防衛研究所理論研究部 社会・経済研究室室長
    筑波大学卒業、同年防衛研究にに入所、タフツ大学フレッチャー法律外交大学院修士課程・博士課程修了、同博士。

    沼上幹 (ヌマガミ ツヨシ)
    早稲田大学大学院教授
    1960年静岡県生まれ。1988年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。同年成城大学経済学部専任講師。1991年一橋大学商学部産業経営研究所専任講師、92年同教授、2023年より現職

戦闘力―なぜドイツ陸軍は最強なのか [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:日経BP/日本経済新聞出版
著者名:マーチン ファン・クレフェルト(著)/塚本 勝也(訳)
発行年月日:2025/03/25
ISBN-10:4296113585
ISBN-13:9784296113583
判型:B6
発売社名:日経BPマーケティング
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:300ページ
縦:20cm
その他: 原書名: FIGHTING POWER〈van Creveld,Martin〉
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