刑法の「通説」 [単行本]
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刑法の「通説」 [単行本]



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出版社:日本評論社
販売開始日: 2025/03/05
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刑法の「通説」 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    通説とは、なぜ、いかにして成り立つのか。「通説で学びたい」との学習ニーズから生まれた「通説本」。「何が通説であるのか」が見えづらい刑法総論、「なぜそれが通説とされるのか」が見えづらい刑法各論、それぞれの関心に応え、刑法の視認性を高める。
  • 目次

    第1部 総論

    総論解題 通説とは何か、何が通説か……………仲道祐樹
    1 はじめに
    2 「通説」という難敵
    3 分析の視点
    4 通説概念からみる刑法総論の学説史
    5 通説同定の意義と使用上の注意
    6 通説の語り方――刑法総論分野の各論文のアプローチと概要

    第1章 実行行為概念の「通説」……………仲道祐樹
    1 はじめに
    2 現実的危険性を内容とする実行行為概念
    3 現在における実行行為概念の議論状況
    4 「構成要件に該当する行為」という「通説」の意義と課題

    第2章 不作為犯論の「通説」……………松尾誠紀
    1 はじめに
    2 一般的な理解が得られた議論の土台
    3 作為義務をめぐる「通説」
    4 まとめ

    第3章 因果関係論の「通説」――危険の現実化論の系譜とその内実……………大関龍一
    1 はじめに
    2 危険の現実化論の生成と発展
    3 危険の現実化論の現状
    4 今後に向けて

    第4章 故意論の「通説」……………大庭沙織
    1 はじめに
    2 認容説登場以前の学説の状況
    3 認容説の登場
    4 認容説の問題点
    5 近年の学説の諸相
    6 おわりに

    第5章 未遂犯論の「通説」……………山田慧
    1 はじめに
    2 未遂犯論の史的展開
    3 未遂犯論の「通説」の実態
    4 おわりに――未遂犯論のこれから

    第6章 共犯論の「通説」――共犯論は何をどのように論じてきたか……………亀井源太郎
    1 はじめに
    2 争点の変遷
    3 一応の「通説」とその動揺
    4 まとめにかえて

    第7章 共同正犯の成立要件……………伊藤嘉亮
    1 はじめに
    2 成立要件をめぐる議論状況の概観
    3 課題の整理
    4 結語

    第2部 各論

    各論解題 刑法の「通説」、そこに潜む問題……………樋口亮介

    第8章 暴行罪の「通説」――「通説」に潜む問題と乗り越え方……………樋口亮介
    1 暴行罪をめぐる議論状況と「通説」に潜む問題
    2 「通説」の形成過程の検証
    3 行われるべき検討

    第9章 名誉概念の「通説」……………嘉門優
    1 名誉概念の「通説」と問題点
    2 名誉の規範的な理解
    3 アウティング
    4 インターネット上の誹謗中傷
    5 アイコラ画像・盗撮
    6 名誉概念の解釈論と立法論

    第10章 領得罪の「通説」……………穴沢大輔
    1 はじめに
    2 領得の通説形成過程
    3 判例分析の視点
    4 おわりに
    5 補論――「領得罪の『通説』」(法セ821号〔2023年6月〕19頁、上述1~4)掲載後の議論をふまえて

    第11章 財産的損害をめぐる「通説」――実質的個別財産説に潜む問題……………冨川雅満
    1 財産的損害をめぐる通説の現況
    2 実質的個別財産説の形成過程
    3 各論拠の正当性
    4 補論――財産的損害と欺罔行為要件との関係
    5 今後のあるべき議論の方向性

    第12章 文書偽造罪の「通説」……………成瀬幸典
    1 文書偽造罪の解釈に関する基本的枠組みおよび文書偽造罪の規定形式に関する通説
    2 文書に対する公共の信用という概念の不明確性とそれに起因する問題
    3 課題の解決に向けて――文書概念・文書の機能を基礎にした考察の重要性

    第3部 「通説」と実務

    第13章 刑法の通説と判例――下級審裁判官の経験から……………半田靖史
    1 はじめに
    2 実務法曹からみた学説そして通説的見解の意義
    3 本書所収の刑法総論の論点について――判例実務と通説的見解の接近と混乱
    4 おわりに

    第14章 刑法の「通説」と判例――最高裁調査官の経験を踏まえて……………藤井敏明
    1 はじめに
    2 判例と刑法の「通説」について
    3 刑法学説と裁判官の務め――「通説」への期待(管見)
  • 出版社からのコメント

    刑法の通説とは、なぜ、どのようにして決まるのか。「通説で教えて欲しい」という学習者の疑問に根本から応える画期的な一冊。
  • 内容紹介

    法学セミナー809号(2022年)の刑法総論にかかわる特集「刑法の『通説』――通説とは何か、何が通説か」および同821号(2023年)の刑法各論にかかわる特集「続・刑法の『通説』――そこに潜む問題」所収の各論稿をベースに、新たに書き下ろし論文3篇を加え、さらに旧稿に必要な加筆修正を行い一書に編んだ書籍。第1部は総論の「通説」、第2部は各論の「通説」を扱い、実務と通説の観点を第3部で取り扱う。刑法の講義を担当する者は、学生から「この論点の通説は何か」という質問や、「通説で教えて欲しい」という要望を受けることがあるが、これにどう応えるか、を本書の関心の出発点とした。刑法総論分野において「通説」が見えなくなったという問題意識のもと、いかにして「通説」を決めるかを検討し、そこから生まれた成果をもとに第1部を構成する。刑法各論分野においては、何が通説かは比較的明確である。しかし、なぜそれが通説とされているのかが明らかではない。そこで第2部はこれを解きほぐしていくが、第1部・第2部とも、実質的な問題解決を規定している視点を言語化して、(「通説」が内包する様々な問題点をあぶり出すとともに)問題解決に資する理論枠組みとしての「通説」を打ち立てる内容としている。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    仲道 祐樹(ナカミチ ユウキ)
    1980年生まれ。2003年早稲田大学法学部卒業。博士(法学)(早稲田大学)。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授

    樋口 亮介(ヒグチ リョウスケ)
    1979年生まれ。2002年東京大学法学部卒業。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授
  • 著者について

    仲道 祐樹 (ナカミチ ユウキ)
    仲道 祐樹(なかみち ゆうき)早稲田大学社会科学総合学術院教授

    樋口 亮介 (ヒグチ リョウスケ)
    樋口 亮介(ひぐち りょうすけ)東京大学大学院法学政治学研究科教授

刑法の「通説」 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本評論社
著者名:仲道 祐樹(編)/樋口 亮介(編)
発行年月日:2025/03/10
ISBN-10:4535528551
ISBN-13:9784535528550
判型:A5
発売社名:日本評論社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:264ページ
縦:21cm
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