オーケストラと日本人(叢書ビブリオムジカ) [単行本]
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オーケストラと日本人(叢書ビブリオムジカ) [単行本]



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販売開始日: 2025/02/27
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オーケストラと日本人(叢書ビブリオムジカ) [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    大正時代から21世紀初頭まで、100年間にわたるプロ・オーケストラや学生オーケストラの演奏会データを分析し、人気レパートリーの形成と、一部の作品が「正典」として権威を獲得するまでのプロセスを追い、さらにヨーロッパやアメリカとの比較をつうじて、日本人がクラシック音楽とどのように向き合い、受け容れてきたのかを解き明かす。日本の音楽文化の真実に実証的にせまる意欲的な研究!
  • 目次

    序章 クラシック音楽文化はどこから来て、どこへ行くのか
    ──「正典」への憧憬と挑戦

    はじめに
    本書の出発点となる問い
    レパートリーと正典
     用語と鍵概念
     「正典レパートリー」をめぐる問題
    本書の学問上の位置づけ
     音楽と社会の接点
     音楽制度と音楽生活の研究──音楽社会学と音楽社会史
     洋楽受容史を超えて
    レパートリー形成の実証研究
     実証研究のアプローチ
     オーケストラ演奏会のレパートリー・データ
    本書の構成と各章の概要

    プロローグ 日本のオーケストラ文化の起点──大正期へのまなざし

    第一章 オーケストラ文化の誕生──明治・大正期の音楽生活とアマチュア

    一 はじめに
    二 学生オーケストラの創設と洋楽愛好家の若者たち
    三 学生オーケストラの演奏会と曲目選考
    四 初期の演奏会における「寄せ集め」のプログラム
     1 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー
     2 九州帝国大学フィルハーモニー・オーケストラ
    五 「シンフォニー・コンサート」の登場
    六 結び

    第二章 人気レパートリーの形成
    ──大正・昭和初期のベートーヴェンの交響曲受容の検証

    一 はじめに
    二 学生オーケストラの演奏レパートリー・データ(一九〇二-一九四一年)
    三 人気レパートリーの二枚看板──ベートーヴェンの交響曲とオペラ抜粋
    四 ベートーヴェンの交響曲受容の背景
     1 ドイツ音楽中心の「洋楽受容モデル」
     2 「記されたもの」から「鳴り響くもの」へ
      ──ベートーヴェン受容の転換期
     3 ドイツ⾳楽への対抗──フランス音楽、ロシア音楽の受容
     4 レパートリーの「画一化」
     5 小括
    五 人気レパートリーの形成要因の検証
     1 仮説「人気曲目はいかなる要因によって決まるのか?」
     2 問いの検証結果
    六 結び

    第三章 カルメンを愛した日本人
    ──ジャンルを横断するオペラ抜粋レパートリー

    一 はじめに
    二 初期の「カルメン」受容
    三 大正期の「カルメン」受容の背景
     1 堀内敬三による《カルメン》の訳詞
     2 「カルメン」の舞台上演──浅草オペラとロシア⼤歌劇団
    四 「カルメン抜粋曲」の普及
    五 学生オーケストラの演奏会と「カルメン抜粋曲」
    六 結び

    インテルメッツォⅠ

    第四章 正典と革新──戦後日本のオーケストラ文化とレパートリーの形成要因

    一 はじめに
    二 プロ・オーケストラの設立と普及──時代背景と社会的環境
     1  戦後のインフラ整備
     2 人々の意識の変化
     3 オーケストラの設立
     4 オーケストラの運営形態
     5 オーケストラの財政
     6 新たな聴衆の開拓
    三 分析の観点
     1 演奏能力
     2 財政的基盤
     3 文化政策
     4 音楽教育
    四 日本のプロ・オーケストラの演奏レパートリー・データ
      (一九二七-二〇〇〇年)
     1 対象団体
     2 レパートリー・データの特徴
    五 レパートリーに変化をもたらす外部要因の検証
     1 仮説「レパートリーに変化をもたらす要因は何か」
     2 問いの検証結果
    六 結び

    インテルメッツォⅡ

    第五章 オーケストラ・レパートリーに革新は起きるのか?
    ──国際比較による検証

    一 はじめに
    二 分析の観点
     1 「正典」の優位性
     2 「正典」からの逸脱
     3 「革新」の諸要因
    三 日本・ドイツ・アメリカのメジャー・オーケストラの
      演奏レパートリー・データ(一九四六-二〇一四年)
     1 対象団体
     2 レパートリー・データの特徴
     3 指揮者の属性
    四 レパートリーに多様性をもたらす指揮者要因の検証
     1 仮説「指揮者の多様性はレパートリーに革新をもたらすか?」
     2 問いの検証結果
    五 結び
     1 「指揮者の多様性」が「レパートリーの多様性」を生む
     2 オーケストラ文化と「革新」

    エピローグ オーケストラ文化の多様性を問う

    本書の分析結果
    レパートリーの「革新」はなぜ必要なのか
    オーケストラ文化の多様性と包摂性

    あとがき

    注記
    初出一覧
    参考文献
    主要索引
  • 出版社からのコメント

    ドイツ音楽への傾倒、大衆音楽への接続、均質化するレパートリー。データ分析から、日本のクラシック100年の軌跡を可視化する!
  • 内容紹介

    日本のクラシック音楽、100年の軌跡を可視化する!
    大正期から今日までの演奏会データを徹底分析し、
    わたしたちの音楽文化形成の過程を実証する。

    ベートーヴェンなどドイツ音楽への傾倒、
    カルメン人気にみる大衆音楽への接続、
    そして「正典」を中心に均質化するレパートリー──

    大正時代から21世紀初頭まで、
    100年間にわたるプロ・オーケストラや
    学生オーケストラの演奏会データを分析し、
    人気レパートリーの形成と、
    一部の作品が「正典」として権威を獲得するまでのプロセスを追い、
    さらにヨーロッパやアメリカとの比較をつうじて、
    日本人がクラシック音楽とどのように向き合い、
    受け容れてきたのかを解き明かす。
    日本の音楽文化の真実に実証的にせまる意欲的な研究!

    図書館選書
    日本のクラシック音楽、100年の軌跡を可視化する! ドイツ音楽への傾倒、カルメン人気にみる大衆音楽への接続、そして「正典」を中心に均質化するレパートリー。演奏会データを徹底分析し、音楽文化形成の過程を実証する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    井上 登喜子(イノウエ トキコ)
    東京生まれ。お茶の水女子大学教授。博士(人文科学)。専門は音楽学(西洋音楽史、音楽社会学)。お茶の水女子大学卒業、同大学院博士課程修了。在学中にハーバード大学大学院留学。お茶の水女子大学助手、東邦音楽大学准教授を経て現職。オックスフォード大学訪問研究員
  • 著者について

    井上 登喜子 (イノウエ トキコ)
    井上登喜子(いのうえ・ときこ):
    東京生まれ。お茶の水女子大学教授。博士(人文科学)。専門は音楽学(西洋音楽史、音楽社会学)。
    お茶の水女子大学卒業、同大学院博士課程修了。在学中にハーバード大学大学院留学。お茶の水女子大学助手、東邦音楽大学准教授を経て、現職。オックスフォード大学訪問研究員。
    著書に『音楽文化の日本近現代史』(共著。青弓社より近刊)、翻訳書に『「聴くこと」の革命──ベートーヴェン時代の耳は「交響曲」をどう聴いたか』(M.E.ボンズ著。共訳。アルテスパブリッシング)、主要論文に“Western classical music in a non-Western culture: The repertoire of Japanese professional orchestras in the twentieth century”(Poetics)など。

オーケストラと日本人(叢書ビブリオムジカ) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:アルテスパブリッシング
著者名:井上 登喜子(著)
発行年月日:2025/02/28
ISBN-10:4865593055
ISBN-13:9784865593051
判型:A5
発売社名:アルテスパブリッシング
対象:教養
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:21cm
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