価値多元社会における文化教育論―国家、アイデンティティ、シティズンシップ [単行本]
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価値多元社会における文化教育論―国家、アイデンティティ、シティズンシップ [単行本]



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出版社:明石書店
販売開始日: 2025/01/30
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価値多元社会における文化教育論―国家、アイデンティティ、シティズンシップ の 商品概要

  • 目次



    第1部 〈価値の多元化〉と〈社会の統合〉

    第1章 「地球市民」に人類はなり得るか
     1.地球市民社会と地球市民
     2.「地球市民」としての自己措定の可能性
     3.「地球市民」であるということ
     4.「地球市民」に「なる」ということ

    第2章 文化の壁は越えられるか
     1.はじめに
     2.普遍性の追求とその現実
     3.普遍性の追求と自己の相対化
     4.相対性の追求と多文化主義の現実
     5.文化相対主義における普遍性
     6.おわりに

    第3章 シティズンシップは普遍性を担保できるか
     1.はじめに
     2.市民社会と共同体の関係性
     3.機能体と共同体の捉え―シティズンシップの育成を念頭に
     4.市民社会の二重性―シティズンシップの集合性を念頭に
     5.コスモポリタンな公共圏への参加とシティズンシップの育成
     6.コスモポリタンなシティズンシップの育成
     7.おわりに

    第4章 「多元的」シティズンシップをどう理解するか
     1.はじめに
     2.境界への着目
     3.「エトノス/デモス」二元論の克服
     4.「多元的」シティズンシップの理解を促す枠組み
     5.おわりに

    第2部 〈教育〉と〈国家の統合〉

    第5章 他者との境界はいかに自覚されるか
     1.はじめに
     2.国土を眺める四つの視点
     3.国土の構築性の理解を阻害する要因
     4.日本図の古地図を用いた国土の構築性の理解
     5.おわりに―古地図と近現代の日本図を比較して

    第6章 国民教育の中での世界文化遺産――シンガポールの小学校社会科を例として
     1.はじめに
     2.シンガポールの社会科で世界文化遺産を取り上げる目的
     3.「歴史都市ビガン」の世界遺産登録の経緯とその影響
     4.シンガポールの小学校社会科の教科書における「歴史都市ビガン」
     5.シンガポールで「歴史都市ビガン」を取り上げる意義とそこからの示唆
     6.おわりに

    第7章 シンガポール植物園における「世界遺産教育」の特色と意義――シンガポール教育省の世界文化遺産を扱う教育との比較を通して
     1.はじめに
     2.教育省が進める世界文化遺産を扱う教育
     3.シンガポール政府,ICOMOS,世界遺産委員会の「顕著な普遍的価値」の理解とその異同
     4.シンガポール植物園が進める世界文化遺産を扱う教育
     5.おわりに

    第8章 「顕著な普遍的価値」への疑心――「淡水紅毛城及び周辺の歴史建築群」を例として
     1.はじめに
     2.世界遺産中学校教材『穿越淡水,走読世遺』の記述から
     3.世界文化遺産を扱う日本の教育への示唆
     4.おわりに

    第9章 台湾における歴史の構築と相対化への志向――日本統治期につくられた文化遺産に着目して
     1.はじめに
     2.淡水紅毛城及び周辺の歴史建築群」の場合
     3.烏山頭ダム及び嘉南大水路」の場合
     4.おわりに

    終章

     初出一覧
     索引
     あとがき
  • 内容紹介

    グローバル化進行の一方、特定の社会集団における生活の営みの中で共有される文化はアイデンティティの醸成に関わり、安易に他集団との共有が図られるわけではない。こうした社会の多元性に注目し、文化の多元性と社会の統合について、教育に携わる者がどのように捉えたらよいか検討する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    金野 誠志(カノウ セイシ)
    昭和38年尾道市生まれ。文教大学教育学部卒業後、広島県公立小学校教諭(シンガポール日本人学校教諭:文部省派遣、鳴門教育大学大学院学校教育研究科学校教育専攻修了:広島県教育委員会派遣を含む)・教頭を経て、鳴門教育大学大学院学校教育研究科准教授。現在、同大学大学院教授(兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程教授兼職)
  • 著者について

    金野 誠志 (カノウ セイシ)
    昭和38年尾道市生まれ。文教大学教育学部卒業後,広島県公立小学校教諭(シンガポール日本人学校教諭:文部省派遣,鳴門教育大学大学院学校教育研究科学校教育専攻修了:広島県教育委員会派遣を含む)・教頭を経て,鳴門教育大学大学院学校教育研究科准教授。現在,同大学大学院教授(兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程教授兼職)。
    主要業績
    『地理教育研究の新展開』(共著:古今書院),『小学校 新モラルジレンマ教材と授業展開』(共著:明治図書出版),「世界遺産の多元的価値を考え国際社会への参画意識を高める授業試案――台湾の文化遺産を三項関係で捉えることを通して」(『地理教育研究』No.35),「文化遺産への価値対応について考えるESD授業モデルの開発と検証――世界文化遺産と世界遺産ではない文化遺産を対照する遠隔授業を基にして」(『日本教育大学協会研究年報』No.41),「文化遺産が有する多様な価値の再検討――台湾『世界遺產潛力點』を取り上げた中学校地域学習を基にして」(『グローバル教育No.22』)。

価値多元社会における文化教育論―国家、アイデンティティ、シティズンシップ の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:金野 誠志(著)
発行年月日:2025/01/15
ISBN-10:4750358754
ISBN-13:9784750358758
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:232ページ
縦:22cm
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