西洋へのまなざし/日本へのまなざし―日欧文化関係史への招待 [単行本]
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西洋へのまなざし/日本へのまなざし―日欧文化関係史への招待 [単行本]



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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2025/05/02
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西洋へのまなざし/日本へのまなざし―日欧文化関係史への招待 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本の近代化(西洋化)はいつ始まったのだろうか。一般に「ペリー来航」を契機として語られることが多いものの、日本と西洋の関係はそれ以前、遅くとも宣教師来日の頃には始まっており、異文化間の相互関係が地下水脈のごとく展開し、幕末へと至るのではないか―。このような問いを出発点に、本書は狭義の歴史学にとどまらず、地理学、美術史、言語学等、多様な個別研究の視点から複眼的に日欧間の文化関係における重層性に迫る。
  • 目次

    序 章 日本と西洋の異文化理解(野村啓介)
     1 西洋と「極東」の邂逅
     2 グローバル化時代の要請――視座の転換と「近代化」論の再検討
     3 異文化理解を歴史の中の実践に観察する
     4 本書の構成・各論考の概略


     第Ⅰ部 入門編――〈日本/西洋〉関係史の研究事始め

    第1章 日本語の中の西洋語(江藤裕之)
     1 和語、漢語、西洋語のニュアンスの違い
     2 三層の語彙
     3 日本語の語彙と近代化

    第2章 欧米諸国によるアジア・日本接近の歴史(岡本 託)
     1 欧米諸国によるアジア・日本への接近の開始
     2 幕末期に赴任したフランス人外交官
     3 フランス人外交官が見た幕末期の出来事

    第3章 パリ万博とその時代(小寺瑛広)
     1 万博の幕開けと日本
     2 一八六七年パリ万国博覧会と日本の参加決定
     3 「プリンス・トクガワ」徳川昭武のフランス派遣
     4 パリ万国博覧会――日本の国際デビュー
     5 政治と外交の場としての万博会場
     6 ジャポニスムへの着火――西洋に与えたインパクト
     7 幕末から近代日本への遺産

    第4章 近代日本のキリスト教の歴史(麻生 将)
     1 カトリック
     2 ハリストス正教会
     3 プロテスタント

    第5章 日本美術史における西洋化(足立 元)
     1 江戸/明治の連続と断絶
     2 「美術」の誕生
     3 万国博覧会と「美術」
     4 幻の螺旋展画閣
     5 二つの官立美術学校
     6 文展の悲喜劇
     7戦争画のたたかい
     8 日本近代美術史とは何か


     第Ⅱ部 発展編――日本にとっての西洋/西洋にとっての日本

    第6章 ことば・人間・文化の学の東西比較――江戸後期の国学とドイツ文献学の類似性と明治期の新しい国学(江藤裕之)
     1 本居宣長の学問観と言語観
     2 一九世紀ドイツ文献学の学問観と言語観
     3 新しい国学としての日本文献学

    第7章 来日欧米人がみた天皇と将軍――一六世紀から一九世紀にいたる異文化理解の一断面(野村啓介)
     1 イエズス会宣教師がみた天皇・将軍
     2 「鎖国」期――カロン、ケンペル、シーボルト
     3 条約締結期――日米和親条約から「安政の五カ国条約」まで
     4 フランス外交文書にみる国家元首号の変遷
     5 フランス駐日外交代表はどうみたか

    第8章 一八六七年パリ万博における日仏異文化観小寺瑛広
     1 「みる」「みられる」万博使節団――史料とイメージから読みとく
     2 みる――万博使節団、ヨーロッパをみる
     3 みられる――万博使節団、ヨーロッパの人々にみられる
     4 言説とイメージの受容――日本・西洋双視点から

    第9章 都市の教会からみた近代日本とキリスト教(麻生 将)
     1 近代の東京市と教会
     2 広がる東京市と増える教会
     3 教会の空間的な変化
     4 目まぐるしく動く教会
     5 近代日本社会におけるキリスト教の位置づけ⑴――「天皇の空間」と教会
     6 近代日本社会におけるキリスト教の位置づけ⑵――都市化の最前線とキリスト教

    第10章 イギリス思想と日本近代美術(足立 元)
     1 日本の近代化におけるキリスト教の排除
     2 イギリス美術の一般的な特徴
     3 イギリス文化における反時代的系譜
     4 「日本画」誕生とスペンサー
     5 日本風景とラスキン
     6 民藝とモリス
     7 革命芸術とカーペンター
     8 現代思想・アートのイギリスと日本

    第11章 中国学者スタニスラス・ジュリアンの国際ネットワーク――ラザリスト会宣教師との手紙を中心に(ヴィグル・マティアス)
     1 史料からみえるもの
     2 一九世紀フランスにおける中国学の発展
     3 中国書籍の流通
     4 中国におけるラザリスト会の活動
     5 ジュリアンの中国書籍コレクションの形成
     6 ジュリアンとラザリスト会の相互依存関係
     7 往復書簡が語る中国学の転換期

    おわりに
    人名・事項索引
  • 出版社からのコメント

    多様な個別研究の視点から日欧間の文化関係の重層性に迫る。二松學舍大学文学部歴史文化学科による2022年度シンポジウムの成果。
  • 内容紹介

    日本の近代化(西洋化)はいつ始まったのだろうか。一般に「ペリー来航」を契機として語られることが多いものの、日本と西洋の関係はそれ以前、遅くとも宣教師来日の頃には始まっており、異文化間の相互関係が地下水脈のごとく展開し、幕末へと至るのではないか――。このような問いを出発点に、本書は狭義の歴史学にとどまらず、地理学、美術史、言語学等、多様な個別研究の視点から複眼的に日欧間の文化関係における重層性に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    野村 啓介(ノムラ ケイスケ)
    1965年福岡県生まれ。現在、二松學舍大学文学部歴史文化学科教授
  • 著者について

    野村 啓介 (ノムラ ケイスケ)
    2025年3月現在
    二松學舍大学文学部歴史文化学科教授

西洋へのまなざし/日本へのまなざし―日欧文化関係史への招待 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:野村 啓介(編著)
発行年月日:2025/03/30
ISBN-10:4623098923
ISBN-13:9784623098927
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:550g
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