境界と周縁―社会言語学の新しい地平 [単行本]
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境界と周縁―社会言語学の新しい地平 [単行本]



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出版社:ひつじ書房
販売開始日: 2025/03/06
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境界と周縁―社会言語学の新しい地平 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    まえがき


    序章 「境界」と「周縁」から読み解く社会とことば
    三宅和子
    1.本書の背景と目的
    2.パラダイムの転換 
    3.「境界」と「周縁」を語ること
    4.本書の構成と内容
    [コラム 私の研究遍歴]  辿りついた道―周縁から見える「何か」 三宅和子


    第Ⅰ部 「境界」の引き方

    第1章 娯楽と社会運動の境界―「LGBT ブーム」と言語的レガシー―
    クレア マリィ
    1.商品としてのことば、ことばという商品
    2.「ブーム」となる
    3.終わりに
    [コラム 私の研究遍歴]スキャンダラスな研究 クレア マリィ

    第2章 バルカン・バベル―言語の境界と翻訳―
    坪井睦子
    1.はじめに―バルカン・バベル
    2.言語行為としての翻訳
    3.紛争と翻訳地帯
    4.(ポスト)紛争地帯の言語と翻訳
    5.おわりに
    [コラム 私の研究遍歴]学問の「境界」を越えて 坪井睦子

    第3章 多言語地域における言語シフトと危機言語を考える―フィリピンの事例から―
    木本幸憲
    1.はじめに
    2.なぜ危機言語は問題であるか
    3.アルタ語の言語シフト
    4.アルタ語の言語シフトの特徴
    5.広い文脈で危機言語の問題を捉え直す
    6.結語
    [コラム 私の研究遍歴]フィリピン先住民のリアリティとバイタリティを見つめる 木本幸憲

    第4章 幼少期に中国と日本を往還した若者のアイデンティティ交渉―共通の傾向と年齢に応じた変化―
    滕越
    1.はじめに
    2.先行研究―国を越えた移動とアイデンティティ
    3.研究方法及び研究協力者
    4.分析及び考察―3つの視点から見た若者たちのアイデンティティ交渉
    5.おわりに
    [コラム 私の研究遍歴]偶然と選択の境界 滕越


    第II部 周縁性がもたらすもの

    第5章 方言景観と方言みやげの社会史
    井上史雄
    1.言語景観と方言景観の理論
    2.方言景観と歴史
    3.方言景観と地理
    4.方言景観と経済
    5.結論―方言景観の進出と経済言語学
    [コラム 私の研究遍歴]職業としての言語学 井上史雄

    第6章 メディアが再生産する方言イメージ―ドラマと翻訳に描かれる東北方言―
    熊谷滋子
    1.はじめに
    2.方言イメージ
    3.NHK のドラマ作品
    4.外国文学の新訳
    5.2000 年代も再生産される東北方言イメージ
    [コラム 私の研究遍歴]流れ流されどこへ行く 熊谷滋子

    第7章 播州ことばを起点に世界の周縁言語話者と考える言語多様性継承―それでも話し続けることの言語社会学的対照―
    寺尾智史
    1.はじめに
    2.「ロマンス語言語学」と「日本語方言学」との間
    3.ことばを軸に播州と北イタリアを対照してみる
    4.プサンマルとファラ/バブレ/ファブラから考える、「~弁」、「~口」の復権
    5.個別言語、そしてパロールの復権はかなうか
    [コラム 私の研究遍歴]古い境界/新しい境界がつくる辺境と、ことば・コミュニケーションとの相関を追いかけて 寺尾智史

    第8章 琉球諸語の再生のために―世代を超えて繋がる力―
    新垣友子
    1.はじめに
    2.言語継承と復元的レジリエンス
    3.琉球諸語の危機度の分類
    4.大学での取り組み―うちなーぐち講座
    5.未来を創造する自覚
    [コラム 私の研究遍歴]家庭で再生する母語 新垣友子


    第III部 「研究」の捉え直しと越境

    第9章 「トランス」の向こう側に―「言語化された世界」の内実―
    尾辻恵美
    1.「言語化された(languagised) 世界
    2.「言語化された 世界」の内実
    3.言語イデオロギー・アセンブレッジ
    4.「トランス」の向こう側に
    [コラム 私の研究遍歴]言葉と文化の考古学 尾辻恵美

    第10章 研究・教育の越境をめざした本書の学び方
    新井保裕
    1.本稿のねらい
    2.研究・教育の越境例―筆者の場合
    3.教養科目での使用案
    4.専門科目での使用案
    5.おわりに
    [コラム 私の研究遍歴]周縁にいたことや越境したことが一番の近道?! 新井保裕


    あとがき
    執筆者紹介
  • 内容紹介

    本書は、21世紀の言語・コミュニケーションの課題に「境界」と「周縁」の視点から迫る。ジェンダー、翻訳通訳、危機言語、移動する人々、方言やマイノリティ言語、言語実践のリアリティなどをテーマとする11の論考は、「境界」と「周縁」の恣意性、曖昧性、政治性、暴力性、潜在するイデオロギーを多様な論点と方法で顕在化させ、新たな研究の地平を照らしだす。

    執筆者:新井保裕、新垣友子、井上史雄、尾辻恵美、木本幸憲、熊谷滋子、クレア・マリィ、寺尾智史、坪井睦子、滕越、三宅和子
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    三宅 和子(ミヤケ カズコ)
    東洋大学名誉教授。専門は、社会言語学、メディア論、日本語教育

    新井 保裕(アライ ヤスヒロ)
    文京学院大学外国語学部准教授。専門は、社会言語学、韓国朝鮮語学
  • 著者について

    三宅 和子 (ミヤケ カズコ)
    三宅和子(みやけ かずこ)東洋大学名誉教授

    新井 保裕 (アライ ヤスヒロ)
    新井保裕(あらい やすひろ)文京学院大学外国語学部准教授

境界と周縁―社会言語学の新しい地平 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ひつじ書房
著者名:三宅 和子(編)/新井 保裕(編)
発行年月日:2025/02/28
ISBN-10:4823412737
ISBN-13:9784823412738
判型:A5
発売社名:ひつじ書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:語学総記
言語:日本語
ページ数:288ページ
縦:21cm
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