トリコロールと日の丸―「親日」フランスの謎を解く [単行本]
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トリコロールと日の丸―「親日」フランスの謎を解く [単行本]



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出版社:秀和システム
販売開始日: 2025/03/11
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トリコロールと日の丸―「親日」フランスの謎を解く の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    この本は、半世紀に及ぶ自分の体験と試行錯誤を振り返りながら、世にも不思議な日本とフランスの相愛の秘密とその意味について語り、両者の関係から見えてくる「西洋世界」における日本の立ち位置についてあらたに探ろうとするものだ。日本を見てフランスを知り、フランスを見て日本を知るという繰り返しの中で養われた生き方の指針が、互いの友情を育む一端になることを願ってやまない。
  • 目次

    第1章 日本とフランス、相愛の理由
     無視と視線 ―― 遠い日のカルチャーショック
    「欧米」と「日本」の狭間で揺れた振り子
     フランス留学の理由
     日本人はいつも「特別枠」だった
    「遠い親戚」カナダ・ケベックで見つけたフランス
     日本とフランス ――「何でもありの国」同士
     パリ・オリンピックで見えた親日フランスの「今の顔」

    第2章 日本発サブカルの圧倒的威力
     アメリカという補助線
     フランスに今も残る「アメリカのおじさん」という言い方
     アメリカ人のフランス語よりも日本人のフランス語の方が聞き取ってもらえる
     音楽教師としての体験
    「ケンドー」「ジュードー」「ニンテンドー」―― 日本語教師としての体験
     BDの下地があったからより強く日本のマンガが受け入れられた
    「ワーキングホリデー」と日仏カップル
    「ジャポニスム」の歴史遺産

    第3章 アメリカが大嫌いなフランス人
     アメリカの無差別空爆で死んだフランス人が何人もいる
     戦争と人種差別
     対照的な運命 ―― ボグダノフ兄弟とイサム・ノグチ
     自由フランス軍の中尉になったジョセフィン・ベーカー
    「非白人」スポーツ選手と「東アジア系」政治家
     米軍から自国が受けた被害に対して謝罪を求めず
     日本が提起した人種差別撤廃案に賛成票を投じたフランス
     東京裁判でのフランス
     共通する自虐的な優越感
     ドイツとフランス ―― すれ違う思惑
     仏独のロマン主義の違いは「自由」の捉え方の違い

    第4章 日仏相似の奥に潜むものは何か
     日仏美学の親和性
     日仏はともに「宗教帰属」で無関心がデフォルト
     カトリック国のフランスとは直接戦ったことがない日本
     プロテスタンの国にはない〝食事を味わう〟文化は日仏共有
     司祭を教師に置き換えて ―― 教会学校と寺子屋

    第5省 フランス・バロックと能
     フランス・バロック音楽との出会い
     ハイコンンテクスト文化
     エスカトロジー(終末論)の代わりにスカトロジー(糞尿学)
     能楽『原子雲』ヨーロッパ公演をプロデュースして
     バロックと能の親和性
     能管との共演
     日本とフランスの死生観
     フランス・バロックの普遍主義
    「全体と出会う」体験
     境界領域を表現する芸術
     築地本願寺での舞台コンサート
     築地の冒険をパリで
     オリエンタルダンス
     コロナ禍と沖縄
     シューベルティアードについて
     無償の普遍主義を求めて
  • 内容紹介

    滞仏50年近くにおよぶ知仏家の著者が、なぜフランス人はこれほど日本好きなのか。これまでほとんど指摘されることのなかった文化の深層へ切り込んでその本質を語ります。
    本書の最大の特徴は、なぜ、いつからフランスは「親日」になったのか、一般的に知られている解釈とは違う理由を提示している点です。一般には19世紀後半に始まるジャポニスムの影響でフランス国内での日本文化への価値が上がったのだと考えられていますが、それはあくまで表層で、本質的には両者には奇妙に通底する奥深さがあったといいます。それがフランスの場合、ローマに支配されないカトリック国としての「ユニヴァーサリズム(普遍主義)」で、それが日本のどんなものでも受け入れることができる「なんでもあり」の懐の深い文化と通底していました。それは効率・勤勉・率直さが一番の価値を持つアメリカ的な文化とは対極にあったものとも言えます。
    サブカルチャー、音楽、スポーツ、政治、ライフスタイル、言語を横断しながら、日仏相愛の秘密を探る本書は、これからの世界の中の日本の立ち位置を考える上にも示唆に富む1冊となるでしょう。
    カバー画・本文イラスト=じゃんぽ~る西。

    【目次】
    第1章 日本とフランス、相愛の理由
    第2章 日本発サブカルチャーの圧倒的威力
    第3章 アメリカが大嫌いなフランス人
    第4章 日仏相似の奥に潜むもの
    第5章 フランス・バロックと能

    図書館選書
    滞仏50年近くにおよぶ知仏家の著者が、なぜフランス人はこれほど日本好きなのか。これまでほとんど指摘されることのなかった文化の深層へ切り込んでその本質を語ります。カバー画・本文イラスト=じゃんぽ~る西。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    竹下 節子(タケシタ セツコ)
    比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化専攻修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリスム史を修める
  • 著者について

    竹下節子 (タケシタセツコ)
    竹下節子(たけした せつこ)
    比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化専攻修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリスム史を修める。著書に『陰謀論にダマされるな!』(ベスト新書)、『大人のためのスピリチュアル「超」入門』(中央公論新社)、『フリーメイスン もうひとつの近代史』(講談社)、共著に『コンスピリチュアリティ入門 スピリチュアルな人は陰謀論を信じやすいか』(創元社)など多数。

    じゃんぽ~る西 (ジャンポールニシ)
    じゃんぽ~る西(じゃんぽーる にし)
    漫画家。著書『パリ愛してるぜ~』(だいわ文庫)、『パリが呼んでいる』『かかってこいパリ』(以上、飛鳥新社)、『モンプチ 嫁はフランス人』『私はカレン、日本に恋したフランス人』『おとうさん、いっしょに遊ぼ』(以上、祥伝社)、『フランス語っぽい日々』(白水社、カリン西村との共著)ほか多数。

トリコロールと日の丸―「親日」フランスの謎を解く の商品スペック

商品仕様
出版社名:秀和システム
著者名:竹下 節子(著)/じゃんぽ~る西(画)
発行年月日:2025/03/18
ISBN-10:4798074411
ISBN-13:9784798074412
判型:B6
発売社名:秀和システム
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:248ページ
縦:19cm
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