不平等・所得格差の経済学―ケネー、アダム・スミスからピケティまで [単行本]
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不平等・所得格差の経済学―ケネー、アダム・スミスからピケティまで [単行本]



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販売開始日: 2025/02/13
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不平等・所得格差の経済学―ケネー、アダム・スミスからピケティまで の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    経済学者たちは、所得の不平等をどのように説明してきたか?グローバルな不平等研究の第一人者ミラノヴィッチが、経済学の歴史を俯瞰し、ケネー、A・スミス、リカード、マルクス、パレート、クズネッツ、そして21世紀のピケティまで、所得不平等に関する代表的な理論を概括し、今後の格差是正について探る。
  • 目次

     プロローグ

    第1章 フランソワ・ケネー――「豊かな農業王国」の社会階級
     ケネーの時代のフランスの不平等
     社会階級とその収入源
     剰余の重要性

    第2章 アダム・スミス――「豊かさへの道筋」と暗示的な所得分配理論
     アダム・スミスの時代のイングランドおよびスコットランドの不平等
     スミス、リカード、マルクスにおける社会階級
     繁栄する社会とは
     『道徳感情論』と『国富論』での富裕層への態度
     富者の所得の正当性を疑う
     社会が発展するなかでの賃金、地代、資本収益
     進歩した社会の実質賃金と相対賃金
     暗示的な所得分配理論と資本家への不信
     結論

    第3章 デヴィッド・リカード――平等と効率のトレードオフは存在しない
     ナポレオン戦争時のイングランドの所得不平等
     所得分配と経済成長
     賃金、利潤、地代の進化
     階級闘争
     リカードの「思わぬプレゼント」

    第4章 カール・マルクス――利潤率は下がっても労働所得への圧力は変わらない
     カール・マルクスの時代のイギリスおよびドイツの富と所得の不平等
     下準備――マルクス主義の鍵となる概念を整理する
     階級構造
     労働と賃金
     資本と利潤率の傾向的低下
     不平等の進化についてのマルクスの大局的な見方――ふつうに思われているより明るい
     パレートへ、そして個人間の所得不平等へ
     補論――グラッドストーン引用騒動

    第5章 ヴィルフレド・パレート――階級から個人へ
     20世紀初め頃のフランスの不平等
     パレートの法則と社会主義に適用された「エリートの周流」
     パレートの法則か、パレートの「法則」か、それともそもそも法則ではないのか
     パレートの貢献

    第6章 サイモン・クズネッツ――近代化の時期の不平等
     20世紀半ばのアメリカ合衆国の不平等
     クズネッツ仮説の定義
     曲線の定義は早すぎたのか
     復活の可能性
     クズネッツの貢献
     この本で検討した著者全員の地域性と普遍性

    第7章 冷戦期――不平等研究の暗黒時代
     資本の私的所有のない体制――社会主義市場経済での不平等
     資本の国家所有という体制――計画経済での不平等
     社会主義での所得不平等研究の少なさ
     進んだ資本主義の下での所得不平等の研究
     崩壊の理由
     所得分配への新古典派的アプローチの批判
     資本主義の下での不平等研究の3タイプ
     国家間の不平等と国内不平等を結びつける

     エピローグ――新しい始まり

     謝辞
     解説[梶谷懐]
     索引
  • 内容紹介

    高名な経済学者である著者が、経済的不平等・所得格差の思想について、過去2世紀以上にわたる進化をたどる。ケネー、アダム・スミス、マルクスからピケティに至る経済学者たちの考え方を概括し、歴史的視点による今日の不平等の捉え方を問う重要な著作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ミラノヴィッチ,ブランコ(ミラノヴィッチ,ブランコ/Milanovic,Branko)
    ルクセンブルク所得研究センター上級研究員、ニューヨーク市立大学大学院センター客員大学院教授。世界銀行の主任エコノミストを20年間務める。所得分配、不平等、グローバリゼーションについての研究を行う

    立木 勝(タチキ マサル)
    1959年生まれ。公立学校教員を経て翻訳家

    梶谷 懐(カジタニ カイ)
    1970年生まれ。2001年、神戸大学大学院経済学研究科より博士号取得。神戸学院大学経済学部講師、助教授、神戸大学大学院経済学研究科准教授などを経て、神戸大学大学院経済学研究科教授。専門は現代中国の財政・金融。著書に『現代中国の財政金融システム―グローバル化と中央‐地方関係の経済学』(名古屋大学出版会、2011年、大平正芳記念賞受賞)などがある
  • 著者について

    ブランコ・ミラノヴィッチ (ブランコ ミラノヴィッチ)
    ルクセンブルク所得研究センター上級研究員、ニューヨーク市立大学大学院センター客員大学院教授。世界銀行の主任エコノミストを20年間務める。所得分配、不平等、グローバリゼーションについての研究を行い、邦訳書に『不平等について――経済学と統計が語る26の話』、『大不平等――エレファントカーブが予測する未来』、『資本主義だけ残った――世界を制するシステムの未来』(以上、みすず書房)がある。

    立木 勝 (タチキ マサル)
    1959年生まれ。公立学校教員を経て翻訳家。訳書・共訳書に、ジェームズ・C・スコット『反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー』(みすず書房、2019年)、マーカス・K・ブルネルマイヤー『レジリエントな社会――危機から立ち直る力』(日経BP日本経済新聞社、2022)、デイヴィッド・スタサヴェージ『民主主義の人類史――何が独裁と民主を分けるのか?』(みすず書房、2023年)などがある。

    梶谷 懐 (カジタニ カイ)
    1970年生まれ。2001年、神戸大学大学院経済学研究科より博士号取得。神戸学院大学経済学部講師、助教授、神戸大学大学院経済学研究科准教授などを経て、現在、神戸大学大学院経済学研究科教授。専門は現代中国の財政・金融。著書に『現代中国の財政金融システム――グローバル化と中央-地方関係の経済学』(名古屋大学出版会、2011年、大平正芳記念賞受賞)、『中国経済講義――統計の信頼性から成長のゆくえまで』(中公新書、2018年)などがある。

不平等・所得格差の経済学―ケネー、アダム・スミスからピケティまで の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:ブランコ ミラノヴィッチ(著)/立木 勝(訳)/梶谷 懐(解説)
発行年月日:2025/02/15
ISBN-10:4750358746
ISBN-13:9784750358741
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:400ページ
縦:22cm
その他: 原書名: VISIONS OF INEQUALITY:From the French Revolution to the End of the Cold War〈Milanovic,Branko〉
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