紛争・開発・安全保障―人新世の「人間の安全保障」を再考する [単行本]
    • 紛争・開発・安全保障―人新世の「人間の安全保障」を再考する [単行本]

    • ¥3,850116 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004087798

紛争・開発・安全保障―人新世の「人間の安全保障」を再考する [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥3,850(税込)
ゴールドポイント:116 ゴールドポイント(3%還元)(¥116相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:晃洋書房
販売開始日: 2025/03/24
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

紛争・開発・安全保障―人新世の「人間の安全保障」を再考する の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    東京大学の「人間の安全保障」批判講座を書籍化!「人間の安全保障」概念の自明性を切り崩し、この概念が依拠する人間像や人種主義的な眼差しに光をあて、研究と実践において生じてきた乖離や問題を分析する、批判的安全保障研究の試み。
  • 目次

    第1章 開発と安全保障の融合
     はじめに
     第1節 新しい戦争論
     第2節 開発論の変遷
     第3節 「人間の安全保障」概念の登場とレジリエンス、「人新世」
     おわりに

    第2章 批判的安全保障研究と開発・安全保障言説
     はじめに
     第1節 批判的安全保障研究 第1世代
     第2節 批判的安全保障研究 第2世代から第3世代
     第3節 批判的安全保障研究 第4世代
     おわりに――本書の位置付け

    コラム1 ライブ・エイドからライブ8へ――アフリカ・イメージの変容

    第3章 「人間の安全保障」の「人間」とは?
     はじめに
     第1節 語られてきた「人間」像
     第2節 19世紀以降の「人間」像の変容
     第3節 「脆弱な人間」像のGS への投影と国家主権概念
     おわりに

    第4章 新人道主義の登場
     はじめに
     第1節 古典的人道主義の時代
     第2節 新人道主義の登場
     第3節 新人道主義にみられる開発・安全保障言説の矛盾
     第4節 心理社会的活動――北部ウガンダ・アチョリ地域の事例から
     おわりに

    コラム2 日本のアフリカ地域研究と人道主義論

    第5章 移行期正義
     はじめに
     第1節 ウガンダの「移行期正義」論争
     第2節 「アチョリの修復的正義」言説を再考する
     第3節 グローバルなセラピー統治?
     第4節 ローカルなアクターによる抵抗・妥協と飼いならし
     おわりに

    第6章 対人地雷の「パーリア」化を再考する
     はじめに
     第1節 「地雷危機」認識の構築
     第2節 「地雷危機」言説の分析
     第3節 地雷がパーリア視された文脈
     おわりに

    第7章 通常兵器移転規制の進展と限界
     はじめに
     第1節 19世紀から冷戦期までの通常兵器移転規制
     第2節 1990年代――国連軍備登録制度から移転許可基準へ
     第3節 「グローバルな規制」の模索
     第4節 国連ATT 交渉
     第5節 ATT の内容
     第6節 1990年代以降の通常兵器移転規制の限界
     おわりに

    コラム3 なぜ中国は武器貿易条約(ATT)に加入したのか

    第8章 研究者・実務者に語られる神話――日本の武器所持規制の事例
     はじめに
     第1節 英語での研究・政策論議・報道――「銃を捨てた日本人」
     第2節 実際には銃を捨てなかった日本人
     第3節 銃を捨てずに暴力を抑えた理由
     第4節 第2次世界大戦後の日本の銃規制はなぜ可能になったのか
     おわりに

    第9章 軍備管理・軍縮における「ジェンダー主流化」と人種主義
     はじめに
     第1節 「ジェンダー主流化」の背景
     第2節 「ジェンダー主流化」の展開
     第3節 「ジェンダー主流化」の課題
     第4節 人種主義的・差別的思考・行動とその帰結
     おわりに

    コラム4 「 国際社会」におけるアフリカ――非国家主体への武器移転規制の事例から

    第10章 ロシア・ウクライナ戦争をめぐる言説から
     はじめに
     第1節 ロシア・ウクライナ戦争をめぐる言説における人種主義
     第2節 人種主義的な発言・記述の背景
     第3節 政策・施策上の危険な帰結
     おわりに

    第11章 開発・安全保障業界内の再考(rethinking)の動向と構造的問題
     はじめに
     第1節  Me Too 運動後,ブラック・ライヴズ・マター運動後の再考(rethinking)
     第2節  続く人種主義――ガザの人々への連帯を示した有色人種職員の解雇事例
     第3節 「人道的軍縮」キャンペーンの構造的問題
     おわりに――日本被団協へのノーベル平和賞授与が意味するもの
  • 内容紹介

    「人間の安全保障」と国際社会の変容
    東京大学の「人間の安全保障」批判講座を書籍化! 「人間の安全保障」概念の自明性を切り崩し、この概念が依拠する人間像や人種主義的な眼差しに光をあて、研究と実践において生じてきた乖離や問題を分析する、批判的安全保障研究の試み。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    榎本 珠良(エノモト タマラ)
    2015年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻「人間の安全保障」プログラム博士課程修了。現在、明治学院大学国際学部准教授
  • 著者について

    榎本 珠良 (エノモト タマラ)
    2015年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻「人間の安全保障」プログラム博士課程修了。
    現在、明治学院大学国際学部准教授
    主要業績として、『国際政治史における軍縮と軍備管理――19世紀から現代まで』(編著、日本経済評論社、2017年)、『禁忌の兵器――パーリア・ウェポンの系譜学』(編著、日本経済評論社、2020年)、『武器貿易条約――人間・国家主権・武器移転規制』(晃洋書房、2020年)、Bouncing Back: Critical Reflections on the Resilience Concept in Japan and South Africa(共編著,Langaa RPCIG, 2022)
    (本データは本書刊行時)

紛争・開発・安全保障―人新世の「人間の安全保障」を再考する の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:榎本 珠良(著)
発行年月日:2025/03/20
ISBN-10:4771039526
ISBN-13:9784771039520
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:360ページ
縦:22cm
他の晃洋書房の書籍を探す

    晃洋書房 紛争・開発・安全保障―人新世の「人間の安全保障」を再考する [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!