武漢コンフィデンシャル(小学館文庫) [文庫]

武漢コンフィデンシャル(小学館文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  新型コロナウイルスの「発生源」として世界を震え上がらせた武漢は、中国革命の地にして、国共内戦の要衝でもあった。十歳でこの地に流れ着いた李志傑は、己の才覚を頼りに動乱の時代を駆け抜けたが、文革の嵐に見舞われ、家族は国を追われてしまう。それから五十年後、李一族の「業」は、ＭＩ６の異端児スティーブン・ブラッドレーと相棒マイケル・コリンズを巻きこみ、“謀略の香港”に降り立った。感染爆発は、なぜ武漢から始まったのか？トランプ再登板で改めて、ウイルスの起源が取り沙汰されるなか、米中の最高機密にインテリジェンス小説の巨匠が挑む。

• 目次

  プロローグ
  第一部 禁断の扉
  第二部 マダム・クレアの館
  第三部 蝙蝠は闇夜に飛び立つ
  第四部 約束の地
  エピローグ
  解説 広野真嗣

• 内容紹介

  インテリジェンスは人類を救う
  
  新型コロナウイルスの「発生源」として世界を震え上がらせた武漢は、中国革命の地にして、国共内戦の要衝でもあった。十歳でこの地に流れ着いた李志傑は、己の才覚を頼りに動乱の時代を駆け抜けたが、文革の嵐に見舞われ、家族は国を追われてしまう――。
  
  それから五十年後、李一族の「業」は、MI6の異端児スティーブン・ブラッドレーと相棒マイケル・コリンズを巻きこみ、“謀略の香港”に降り立った。感染爆発は、なぜ武漢から始まったのか？
  
  トランプ再登板で改めて、ウイルス起源が取り沙汰されるなか、米中の最高機密にインテリジェンス小説の巨匠が挑む。
  
  【編集担当からのおすすめ情報】
  トランプ大統領は再任早々、WHO脱退をほのめかし、中国への敵視も公言しています。米中対立の最中、「コロナウイルス発生源」は、ますます重要な意味を持つことでしょう。そんな未来を、フィクションのかたちをもって照らすのが、本作品です。著者が物語にちりばめた驚愕の真実(インテリジェンス)、あなたはいくつ発見できるでしょうか。ノンフィクション作家・広野真嗣氏が寄稿した巻末解説は、その補助線として必読です。
  
  図書館選書
  百年前の武漢に漂着した無頼の李志傑。現代香港に潜むMI6の異端児スティーブン。ウイルス戦の策源地ワシントンD．C．に立つマイケル。時空を超えて交錯する三都物語が、パンデミック発生源の謎を照射していく。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  手嶋 龍一(テシマ リュウイチ)
  作家・外交ジャーナリスト。ＮＨＫワシントン支局長として２００１年の９・１１テロに遭遇し、十一日間の二十四時間連続中継を担当

武漢コンフィデンシャル(小学館文庫) [文庫] の商品スペック