比婆荒神神楽の社会史―歴史のなかの神楽太夫 [単行本]
    • 比婆荒神神楽の社会史―歴史のなかの神楽太夫 [単行本]

    • ¥7,700231 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
比婆荒神神楽の社会史―歴史のなかの神楽太夫 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009004089818

比婆荒神神楽の社会史―歴史のなかの神楽太夫 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥7,700(税込)
ゴールドポイント:231 ゴールドポイント(3%還元)(¥231相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:法蔵館
販売開始日: 2025/03/21
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

比婆荒神神楽の社会史―歴史のなかの神楽太夫 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    太夫から、神職へ―。身分は変われど神楽は続く。広島県庄原市に伝わる比婆荒神神楽は、なぜ350年以上も継続されてきたのか。その「伝承の原動力」とは何か。備後一宮から認証を受けた神仏混淆の「太夫」は、やがて吉田神道配下の「社人」となり、明治には国家神道下の「神官」、現在も神社本庁包括下の「神職」として宗教活動を継続してきた。身分や社会の変化に応じて神楽をブランディングする「人」の創造性に注目した、画期的な神楽の社会史。
  • 目次

    序論 
     第一章 研究史の整理と本論文の視角
       一 民間神楽の研究史と方法的課題
       二 比婆荒神神楽に関する研究史
       三 本書の課題
     第二章 比婆荒神神楽の概要
       一 調査地の概要と神楽が行われる時期・種類
       二 比婆荒神神楽を伝承する宗教者
       三 比婆荒神神楽の演目
     
    第一部 神楽を伝承する太夫の社会的立場と宗教活動
     第一章 中近世における社人の組織と階層
       一 中世末における備北地方の社人
       二 近世初期における神楽の記録
    三 近世における奴可郡の神職と京都吉田家
    四 近世奴可郡における社人の組織・階層
       五 小括
    第二章 近世における社人の宗教活動とその権利
       一 近世奴可郡における神社・小祠祭祀の在り方
       二 近世中期における社人の宗教活動
       三 神社祭祀に関する権利
       四 「旦那」「旦家」の権利
       五 小括
    第三章 明治初期の宗教政策と備北地方の神職の動向
       一 新たな宗教行政機関の成立
       二 神職補任制度の変化
       三 近代社格制度の成立と社人の変遷
       四 神社・小祠祭祀の変化
       五 祭式の講習と近代的神道人の登場
       五 小括
    第四章 備北地方における太夫の現在
       一 第二次大戦後における備北地方の神職
    二 太夫の一年の祭祀活動
       三 氏子からの依頼に応える祈祷活動
       四 太夫の社会的地位
       五 小括

    第二部 太夫が執行する儀礼の変遷
    第一章 杤木家文書に見る太夫の宗教活動の変遷
       一 資料の所蔵元杤木家について
       二 神楽の次第と能
       三 祭文・経典・祝詞
    四 呪符・御札
       五 小括

    第二章 梓弓による口寄せ儀礼――「六道十三佛之カン文」の位置づけをめぐって
    一 「六道十三佛之カン文」の儀礼構造
      二 梓巫女の口寄せ儀礼との比較
    三 小括

    第三章 広島県庄原市西城町(旧奴可郡)の神弓祭
      一 神弓祭の研究史
    二 神弓祭が行われる時期・文脈
    三 「神弓祭」の次第
    四 祭場の準備(仕構)
    五 神迎え
    六 神遊び
    七 神送り
    八 小括

    第三部 比婆荒神神楽の近現代史
    第一章 広島県の神楽が経験した近代――政治・民俗学・国家神道
      一 広島県神職会の概要
      二 明治期における神楽規制・改善
      三 大正期における神楽規制・改善
      四 昭和初期における神楽規制・改善
      五 小括

    第二章 神楽と国譲り神話――近代における芸能の創造
    一 「国譲りの能」とは
    二 杤木家蔵の近代の神楽台本
    三 台詞の即興性と多様な知識
    四 宗教知識の諸相
    五 小括

    第三章 比婆荒神神楽の近代――新たな執行体制の成立と稼ぎとしての神楽
     一 近世における神楽をめぐる諸権利
     二 明治期の比婆荒神神楽
     三 たたら製鉄の不振と農閑期の稼ぎとしての神楽
     四 地元以外での遠征公演
     五 研究者の来訪
     六 神道界にとっての模範的神代神楽社
     七 小括

    第四章 近現代における名の変容と神楽の継承
     一 近世の名と大神楽:小規模名単独での大神楽の執行
     二 小規模名の【合同】による存続
     三 本山三宝荒神社を【合祀】することによる存続
     四 名と本山荒神信仰の【再編】による存続
     五 小括

    第五章 比婆荒神神楽の現代的展開
      一 文化財名称としての「比婆荒神神楽」
      二 比婆荒神神楽として認められたモノ
      三 祖霊加入の儀式論が果たした役割
      四 新たな伝承者の登場
    五 開催形態の違い
      六 小括

    結論
    参考文献
    初出一覧
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    広島県庄原市に伝わる比婆荒神神楽が350年以上継続されてきた、伝承の原動力とは何か。神楽太夫の創造性に着目した注目の社会史。
  • 内容紹介

    太夫から、神職へ――。身分は変われど神楽は続く。
    広島県庄原市に伝わる比婆荒神神楽は、なぜ350年以上も継続されてきたのか。
    その「伝承の原動力」とは何か。
    備後一宮から認証を受けた神仏混淆の「太夫」は、やがて吉田神道配下の「社人」 となり、明治には国家神道下の「神官」、現在も神社本庁包括下の「神職」として宗教活動を継続してきた。身分や社会の変化に応じて神楽をブランディングする「人」の創造性に注目した、画期的な神楽の社会史。

    【目次】
    まえがき

    序論 
     第一章 研究史の整理と本論文の視角
     第二章 比婆荒神神楽の概要
      
    第一部 神楽を伝承する太夫の社会的立場と宗教活動
     第一章 中近世における社人の組織と階層
     第二章 近世における社人の宗教活動とその権利
     第三章 明治初期の宗教政策と備北地方の神職の動向
     第四章 備北地方における太夫の現在

    第二部 太夫が執行する儀礼の変遷
     第一章 杤木家文書に見る太夫の宗教活動の変遷
     第二章 梓弓による口寄せ儀礼――「六道十三佛之カン文」の位置
     第三章 広島県庄原市西城町(旧奴可郡)の神弓祭

    第三部 比婆荒神神楽の近現代史
     第一章 広島県の神楽が経験した近代――政治・民俗学・国家神道
     第二章 神楽と国譲り神話――近代における芸能の創造
     第三章 比婆荒神神楽の近代――新たな執行体制の成立と稼ぎとしての神楽
     第四章 近現代における名の変容と神楽の継承
     第五章 比婆荒神神楽の現代的展開

    結論
    参考文献
    初出一覧
    あとがき

    図書館選書
    広島県庄原市に伝わる比婆荒神神楽が350年以上継続されてきた、その原動力とは何だったのか。吉田神道から国家神道を経て文化財へと神楽を変容させてきた神楽太夫の創造性に着目した、まったく新しい神楽の社会史。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 昂太(スズキ コウタ)
    1988年静岡県生まれ。専門は、民俗学・芸能史研究。博士(文学)(2020年総合研究大学院大学)。東京文化財研究所無形文化遺産部研究補佐員を経て、国立民俗学博物館人類文明誌研究部助教
  • 著者について

    鈴木 昂太 (スズキ コウタ)
    1988年 静岡県生まれ。専門は、民俗学・芸能史研究。博士(文学)(2020年 総合研究大学院大学)。東京文化財研究所 無形文化遺産部 研究補佐員を経て、現在は、国立民族学博物館 人類文明誌研究部 助教。主な論文に、「民俗芸能研究を広げるための一試論:芸北神楽のGHQ神話の検討を通して」 『民俗芸能研究』(67号、2019年)、「近代における「法印」の誕生:大乗神楽を伝承する仕組み」『山岳修験』(68号、2022年)など。

比婆荒神神楽の社会史―歴史のなかの神楽太夫 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館
著者名:鈴木 昂太(著)
発行年月日:2025/02/28
ISBN-10:4831862924
ISBN-13:9784831862921
判型:A5
発売社名:法藏館
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:496ページ
縦:22cm
厚さ:3cm
重量:828g
他の法蔵館の書籍を探す

    法蔵館 比婆荒神神楽の社会史―歴史のなかの神楽太夫 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!