内村鑑三 再臨の風景―臨りつつあるイエスと生命の水の河 [単行本]
    • 内村鑑三 再臨の風景―臨りつつあるイエスと生命の水の河 [単行本]

    • ¥5,940179 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009004090094

内村鑑三 再臨の風景―臨りつつあるイエスと生命の水の河 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥5,940(税込)
ゴールドポイント:179 ゴールドポイント(3%還元)(¥179相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:九州大学出版会
販売開始日: 2025/03/12
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

内村鑑三 再臨の風景―臨りつつあるイエスと生命の水の河 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人は、旧約の風前の籾殻の如くに生きる。そこにどのような救いがあるだろうか。無教会信仰者・内村鑑三は、その信仰の晩年に、旧新約聖書の奥義としての再臨信仰へと至りつく。本書では内村のキリスト教思想の変遷をたどることで、彼の信仰と福音の本質を解明し、万人救済論としての生命の風景を顕かにする。
  • 目次

    序 詞 人は皆風の吹き去る籾殻(もみがら)の如くに


    プロローグ 旧約の森と再臨宇宙--『旧約における超越と象徴』との対話
     1 魂のこと--再臨信仰の森へ
     2 旧約の森のなかで--響き合う声
     3 旧約学と解釈学的経験の系譜--『旧約における超越と象徴』
     4 贖罪と再臨--永遠の現在と再臨宇宙
     5 「此の書成りて今や汝は死すとも可なり」--増補新装版との対話
     6 Rejoice ! --喜びを抱けリジョイス!
    第一部 悪魔の跳梁と黄金時代の夢--ニヒリストの系譜
     1 スタヴローギン--黄金時代の夢
     2 神と悪魔--楽園喪失パラダイス・ロストから
     3 精神の地下室--地下生活者と娼婦リーザ
     4 スヴィドリガイロフ--『罪と罰』
     5 キリーロフ--『悪霊』
     6 スメルジャコフとイヴァン--『カラマーゾフの兄弟』
    第二部 イスカリオテのユダ--罪と愛の物語
     1 罪と悪魔の形象--神の影としての自由
     2 イスカリオテのユダ--福音書のなかのユダ
     3 カール・バルトのユダ像--棄てられた/選ばれた使徒
     4 さまざまなユダ証言--歴史のなかのユダ
     5 日本文学のなかのユダ--遠藤、太宰、芥川
     6 内村鑑三のユダ講解--罪と救い
    第三部 神の国と地上の国--インマヌエルと再臨
     1 地上の国と最善説--ヴォルテール『カンディード』
     2 あなたはどこにいるのか--神の呼び声と応答 
     3 神の国と地上の国--ブルームハルト父子と再臨 
     4 滝沢克己の『神の国の証人ブルームハルト父子』論 
        --キリスト再来、終末の日、イエスの時
     5 天然詩と地上の国--内村鑑三の信仰詩の宇宙コスモス
     6 内村鑑三の非戦論と再臨信仰--塵戰(ぢんせん)又た塵戰(ぢんせん)、……
    第四部 内村鑑三における再臨信仰への途--信仰の階段と同時代
     1 キリスト教受容と信仰の三大時機(モメント)--第一時機
     2 十字架と贖罪の回心--第二時機
     3 再臨信仰への途--伝道の三〇年と第三時機
     4 再臨信仰と再臨運動--大正社会と再臨待望
     5 再臨信仰の理解--同時代のなかで
     6 藤井武と再臨信仰--来世への希望
    第五部 内村鑑三と再臨信仰--臨りつつあるイエスと生命の水の河
     1 孤独と再来--『聖書之研究』の創刊と来世観
     2 来世と復活--ルツの死から再臨信仰へ
     3 再臨運動高揚期の再臨論--一九一八年前半
     4 キリスト再臨の待望--一九一八年後半
     5 再臨運動衰退期へ--一九一九年以後
     6 贖罪信仰と愛の福音--内村鑑三と藤井武
    エピローグ 生命の水の河の辺ほとりで--再臨の風景
     注
     附
     1 『内村鑑三全集』における再臨・再臨信仰著述一覧
     2 内村鑑三によるキリスト再臨に関する主な新約聖書の章節
     3 引用・参考文献・再臨関連文献 
    初出・典拠等について
    あとがきに代えて
     再臨のキリストと臨りつつあるイエス--戦争の新世紀のなかで
    索  引
  • 出版社からのコメント

    内村鑑三のキリスト教思想の変遷をたどることで、彼の信仰と福音の本質を解明し、万人救済論としての生命の風景を顕らかにする。
  • 内容紹介

     本書は、日本近代の無教会信仰者、伝道者である内村鑑三の福音の中心、聖書の奥義となる「再臨信仰」に関する研究である。それはまた、この戦争の新世紀のなかで、ときに旧約の風前の籾殻(もみがら)の如くに生きる、人の救済への途をたどる文学・批評的な考察でもある。
    旧約の森と再臨宇宙をプロローグに、ドストエフスキー文学のニヒリストの系譜、新約の罪と愛をめぐるユダとイエスの物語、神の国と地上の国、インマヌエルと再臨、非戦論ととともにある内村鑑三の再臨信仰への途、大正期の再臨運動、再臨のキリストと臨(きた)りつつあるイエスを経て、エピローグに生命(いのち)の水の河の辺(ほとり)へと至りつく。
     その永遠に涸れることのない一条(ひとすじ)の河は、創世記の原初の楽園を潤したその源(みなもと)から、旧約の幾重もの歴史の地層を通り、イエスとともにはじまる新約の福音書、パウロなどの信仰書簡からヨハネ黙示録の新しい天地、都の大路の中央まで途絶えることなく流れている。そこには臨りつつあるイエスとともに、万人救済=再臨の風景が広がり、生命の水音が響く希望の物語がある。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小林 孝𠮷(コバヤシ タカヨシ)
    1953年、長野県生まれ。文芸評論家。明治学院大学キリスト教研究所協力研究員。「千年紀文学」編集人。明治学院大学文学部卒業。博士(学術、九州大学)。日本社会文学会、日本キリスト教文学会会員。NPO法人滝沢克己協会理事長、NPO法人今井館教友会監事。著書、『内村鑑三―私は一基督者である』(御茶の水書房、2016年、第3回西川徹郎文學館賞)他
  • 著者について

    小林 孝𠮷 (コバヤシ タカヨシ)
    1953年、長野県生まれ。文芸評論家。明治学院大学キリスト教研究所協力研究員。「千年紀文学」編集人。明治学院大学文学部卒業。博士(学術、九州大学)。日本社会文学会、日本キリスト教文学会会員。NPO法人滝沢克己協会理事長、NPO法人今井館教友会監事。

    〈著書〉
    『椎名麟三論 回心の瞬間』(菁柿堂、1992年)、『記憶と文学--「グラウンド・ゼロ」から未来へ』(御茶の水書房、2003年)、『島田雅彦--〈恋物語〉の誕生』(勉誠出版、2010年)、『銀河の光 修羅の闇--西川徹郎の俳句宇宙』(茜屋書店、2010年)、『埴谷雄高『死靈』論--夢と虹』(御茶の水書房、2012年)、『椎名麟三の文学と希望--キリスト教文学の誕生』(菁柿堂、2014年)、『内村鑑三--私は一基督者である』(御茶の水書房、2016年、第3回西川徹郎文學館賞)、『原発と原爆の文学--ポスト・フクシマの希望』(菁柿堂、2016年)、『内村鑑三の聖書講解--神の言のコスモスと再臨信仰』(教文館、2020年)、ほか多数。

内村鑑三 再臨の風景―臨りつつあるイエスと生命の水の河 の商品スペック

発行年月日 2025/03/31
ISBN-10 4798503878
ISBN-13 9784798503875
ページ数 334ページ
22cm
16cm
発売社名 九州大学出版会
判型 A5
Cコード 3016
対象 専門
発行形態 単行本
内容 キリスト教
他の九州大学出版会の書籍を探す
分類 人文科学
成年向け書籍マーク G
書店分類コード P700
書籍ジャンル 文芸
再販商品 再販
書籍販売条件 委託
言語 日本語
厚さ 1cm
重量 585g
出版社名 九州大学出版会
著者名 小林 孝𠮷

    九州大学出版会 内村鑑三 再臨の風景―臨りつつあるイエスと生命の水の河 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!