ギュスターヴ・クールベと女性表象―どう描くか、なぜ描くか [単行本]
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ギュスターヴ・クールベと女性表象―どう描くか、なぜ描くか [単行本]



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出版社:三元社
販売開始日: 2025/03/15
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ギュスターヴ・クールベと女性表象―どう描くか、なぜ描くか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書はクールベがその芸術的・政治的信条を際立たせるサロンにおいて、如何に女性表象を扱ったか、画家がどのような役割をそれらに託したのか、という点を時系列に沿った個別の作品研究により解明する。
  • 目次

    口絵

    はじめに 1


    第一章 一八四〇年代―探究の土壌としての女性表象 11
    第一節 《ハンモック(夢)》にみるレアリスムの萌芽 18
    ユゴー「水浴びするサラ」との比較 18
    独自性の探求 21
    夢想する現代女性としてのサラ 24
    第二節 同時代芸術に対する眼差しとその吸収 29
    古典的な眠る女性像との差異 29
    シャセリオーとの親近性 32
    ゴーティエへのアプローチ 36
    第三節 フーリエ主義への共鳴と反駁 39
    ラヴェルダンによる美術批評の検討 39
    フーリエ主義の「夢」 43
    芸術理念確立へ向けて 47
    第二章 一八五〇年代―女性表象を用いたレアリスムの実践 51
    第一節 《眠る糸紡ぎ女》から考察する一八五三年のサロン 56
    共和政から帝政へ 56
    隠されたエロティシズム 58
    農婦とブルジョワの狭間で 62
    都市と農村の対立意識 65
    社会をあらわす三幅対として 68
    女性表象を用いる意義 72
    第二節 《セーヌ河畔のお嬢さんたち(夏)》における二重のレアリスム 76
    誰も描かなかった女性像 76
    クールベとヨルダーンス 80
    《浴女たち》と《法話からの帰り道》にみる古画学習 83
    十七世紀フランドル派の位相 86
    ファッションから読み解く娼婦の肖像 89
    ロレットとは誰か 93
    第三章 一八六〇年代―学識ある画家への挑戦と裸婦像 99
    第一節 「プシュケの物語」の発展とその含意 105
    《アモルとプシュケ》のアカデミスム批判 105
    予期せぬ落選 110
    第二節 《ウェヌスとプシュケ》の寓意画的読解 114
    ヴァリエーションの問題 114
    女神か娼婦か 117
    クールベの新たな試み 120
    寓意画制作への意欲 124
    奇妙な人物置換の真意 128
    フランス芸術界の旗手として 132
    第三節 新たな裸婦像としての《女とオウム》 136
    批判から称賛へ 136
    《ウェヌスとプシュケ》との差異 140
    クールベのレアリスム 146
    おわりに 151
    図版一覧 160
    あとがき 223

    註 i
    【資料1】 xxiv
    【資料2】 xxviii
    【資料3】 xxix
    【参考文献一覧】 xxx
    【図版出典一覧】 xlii
    Gustave Courbet: Representing Women li
  • 出版社からのコメント

    クールベがその芸術的・政治的信条を表出するサロンで、いかに女性表象を扱い、それに何を託したかを作品研究により解明する。
  • 内容紹介

    本書はクールベがその芸術的・政治的信条を際立たせるサロンにおいて、如何に女性表象を扱ったか、画家がどのような役割をそれらに託したのか、という点を時系列に沿った個別の作品研究により解明する。
    十九世紀フランス社会において非常に脆弱な立場にありながら、同時に社会の状態を映す指標でもあった女性という存在を的確に捉え、これを描き出すことでクールベは彼が生きた時代そのものをカンヴァスに写し取ることに成功した。同時代性をして普遍的な人間性を語るクールベ芸術の神髄を表現するうえで、女性表象は特に有効に作用し、彼のレアリスムを達成するための重要な手段となったのだ。
    口絵カラー16点、モノクロ図版129点

    目次
    口絵
    はじめに 1

    第一章 一八四〇年代―探究の土壌としての女性表象
    第一節 《ハンモック(夢)》にみるレアリスムの萌芽
    第二節 同時代芸術に対する眼差しとその吸収
    第三節 フーリエ主義への共鳴と反駁

    第二章 一八五〇年代―女性表象を用いたレアリスムの実践
     第一節 《眠る糸紡ぎ女》から考察する一八五三年のサロン
     第二節 《セーヌ河畔のお嬢さんたち(夏)》における二重のレアリスム
    第三章 一八六〇年代―学識ある画家への挑戦と裸婦像
     第一節 「プシュケの物語」の発展とその含意
     第二節 《ウェヌスとプシュケ》の寓意画的読解
     第三節 新たな裸婦像としての《女とオウム》

    おわりに

    図版一覧
    あとがき

    註 i
    【資料1】 xxiv
    【資料2】 xxviii
    【資料3】 xxix
    【参考文献一覧】 xxx
    【図版出典一覧】 xlii
    Gustave Courbet: Representing Women li
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    天王寺谷 千裕(テンノウジヤ チヒロ)
    1990年生。博士(文学、京都大学)。日本学術振興会特別研究員DC1(2020年)を経て、京都大学非常勤講師。研究対象はフランス近代美術史
  • 著者について

    天王寺谷千裕 (テンノウジヤチヒロ)
    天王寺谷 千裕(てんのうじや・ちひろ)
    1990年生。博士(文学、京都大学)。日本学術振興会特別研究員DC1(2020年)を経て京都大学非常勤講師。研究対象はフランス近代美術史。近著:「ギュスターヴ・クールベ《セーヌ河畔のお嬢さんたち(夏)》に関する考察」『美術史』193冊(2022年)、「ギュスターヴ・クールベ《ハンモック(夢)》――初期画業における画家の試み」『日仏美術学会会報』41号(2022年)ほか。

ギュスターヴ・クールベと女性表象―どう描くか、なぜ描くか の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:天王寺谷 千裕(著)
発行年月日:2025/02/25
ISBN-10:4883036049
ISBN-13:9784883036042
判型:B5
発売社名:三元社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:絵画・彫刻
言語:日本語
ページ数:298ページ
縦:22cm
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