わかりやすい介護保険・高齢者福祉―介護従事者必携! [単行本]

わかりやすい介護保険・高齢者福祉―介護従事者必携! の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  本書は、介護保険・高齢者福祉に関する制度の基本的な知識とサービスをわかりやすく解説するとともに、最新のトピックを紹介したものである。第１～５章では介護保険の仕組みやサービス・直近の制度改正について解説し、第６～８章では高齢者虐待や低所得者への支援制度・地域包括ケアシステムなど介護保険以外の高齢者福祉にかかわる制度・政策を中心に取り上げている。そして第９～終章、医療・介護連携や施設経営、介護現場におけるハラスメント、人口減少社会における人材不足など、最新のトピックを深く掘り下げている。これから介護保険・高齢者福祉について学ぼうとする人に好適な一冊。

• 目次

  まえがき
  
  第１章　介護保険サービスの使い方──利用者の視点から
  　１ 介護保険の基本的な考え方
  　２ 介護サービスを利用するための仕組み──介護保険と総合事業
  　３ 要介護認定の申請と介護給付
  　４ 基本チェックリストと総合事業
  　５ ケアマネジャーと居宅サービス計画書
  　６ 主な介護保険サービスの種類
  　７ 介護保険サービス利用にかかる費用──介護報酬・自己負担・支給限度額
  　８ 不服申し立て（介護保険審査会）と苦情受付（国保連や市町村窓口）
  　９ 介護保険制度の現状──利用者数の推移・法改正・報酬改定の大枠等
  
  第２章　在宅系サービス
  　１ 地域包括支援センターとケアマネジャー
  　２ ケアマネジャーの役割
  　３ 訪問介護
  　４ 通い系介護サービス
  　５ 複合型介護等サービス
  　６ その他の在宅介護サービス
  　７ 在宅介護サービスの課題
  
  第３章　施設系サービス
  　１ 特別養護老人ホーム
  　２ 介護老人保健施設
  　３ 介護医療院
  　４ グループホーム
  　５ 高齢者の「住まい」
  　６ 有料老人ホームという「住まい」
  　７ サービス付き高齢者向け住宅
  　８ 養護老人ホーム
  　９ 軽費老人ホーム（A型・B型）・ケアハウス
  　10 施設系の処遇改善加算
  
  第４章　介護保険制度の運営──保険者である市町村の役割
  　１ 保険者と国・都道府県の役割
  　２ 介護保険事業計画
  　３ 保 険 料
  　４ 指導監督
  　５ 指定権者──市町村・都道府県・中核市の違い
  
  第５章　2024年改正介護保険制度と今後の課題
  　１ 介護報酬改定
  　２ ケアマネジャーの介護報酬
  　３ 自己負担２割層の拡充は見送り
  　４ 第１号被保険者の保険料水準
  　５ 新サービス誕生は見送られる
  　６ 財務諸表の義務化
  　７ 地域包括支援センター業務の変革
  　８ ケアマネジメントにおける改正
  　９ 特定施設における人員配置の変更
  　10 高齢者介護を取り巻く課題
  
  第６章　高齢者虐待防止と認知症の高齢者への対策
  　１ 高齢者虐待の現状と対策
  　２ 高齢者の意思決定支援と権利擁護
  　３ 認知症に対する施策と共生社会の実現
  　４ 地域包括支援センターとの協働
  
  第７章　低所得高齢者・単身高齢者等への支援
  　１ 低所得者と高齢者福祉
  　２ 単身世帯と高齢者福祉
  
  第８章　地域包括ケアシステムと地域福祉
  　１ 変化しつつある地域包括ケアシステム
  　２ 地域包括ケアシステムの展開とその背景
  　３ 地域包括ケアシステムと「自助」「互助」「共助」「公助」
  　４ 地域包括ケアシステムと地域福祉との関連
  
  第９章　医療・介護連携
  　１ 地域医療構想
  　２ 医療・介護連携の重要性
  　３ 地域ケア会議
  　４ 日本人の死に場所の変化
  　５ 介護職員の医療行為
  　６ かかりつけ医
  　７ 持続可能なシステム構築
  
  第10章 特別養護老人ホームを中心とした現場の課題
  　１ 特別養護老人ホームの経営課題
  　２ 事例からみる課題
  　３ 社会福祉法人の経営課題
  
  第11章 介護現場におけるハラスメント
  　１ 利用者からの「ハラスメント」再考
  　２ ハラスメント概念の登場
  　３ 職場におけるハラスメント
  　４ 介護ハラスメントの実態
  　５ 2022年改訂版介護ハラスメント対応マニュアル
  　６ 改めて，ハラスメントへの対応はどうあるべきか
  　７ 利用者のために「ハラスメント」を指摘する
  
  終　章　人口減少社会と介護保険・高齢者福祉
  　１ 人口減少社会の現状
  　２ 高齢者福祉・介護現場の危機
  　３ 社会の関心を高めていく
  　４ 制度あっても介護サービスなし
  
  あとがき
  索　　引

• 出版社からのコメント

  制度・サービスの基本を網羅。多数の事例を基に、新人・中堅職員が押さえるべき知識をわかりやすく解説する。

• 内容紹介

  本書は、介護保険・高齢者福祉に関する制度の基本的な知識とサービスをわかりやすく解説するとともに、最新のトピックを紹介したものである。第１～５章では介護保険の仕組みやサービス・直近の制度改正について解説し、第６～８章では高齢者虐待や低所得者への支援制度・地域包括ケアシステムなど介護保険以外の高齢者福祉にかかわる制度・政策を中心に取り上げている。そして第９～終章で、医療・介護連携や施設経営、介護現場におけるハラスメント、人口減少社会における人材不足など、最新のトピックを深く掘り下げている。これから介護保険・高齢者福祉について学ぼうとする人に好適な１冊。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  結城 康博(ユウキ ヤスヒロ)
  １９６９年生まれ。淑徳大学社会福祉学部卒業。法政大学大学院修了（経済学修士、政治学博士）。１９９４～２００６年、東京都北区・新宿区に勤務。この間、介護職・ケアマネジャー・地域包括支援センター職員として介護関連の仕事に従事（社会福祉士・介護福祉士）。現在、淑徳大学総合福祉学部教授（社会保障論・社会福祉学）。元・社会保障審議会介護保険部会委員
  
  佐藤 惟(サトウ ユイ)
  １９８５年生まれ。京都大学文学部卒業。日本社会事業大学大学院博士後期課程満期退学（社会福祉学博士）。２００６～２０１７年頃まで、施設介護員・訪問介護員・サービス提供責任者・デイサービス生活相談員などとして複数事業所で勤務（社会福祉士・介護福祉士）。現在、淑徳大学総合福祉学部専任講師（高齢者福祉・ソーシャルワーク）

• 著者について

  結城　康博 (ユウキ　ヤスヒロ)
  2025年3月現在
  淑徳大学総合福祉学部教授
  
  佐藤　惟 (サトウ　ユイ)
  2025年3月現在
  淑徳大学総合福祉学部専任講師

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