飯森正芳 年譜 [単行本]

飯森正芳 年譜 [単行本] の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  東アジア戦前期の自由を愛した人々　飯森正芳とその仲間たち（藤井省三）
  飯森正芳年譜（凡例；参考資料一覧）
  付録　飯森正芳文集

• 内容紹介

  石川県生まれで海軍機関中佐となった飯森正芳（1880-1951）は日露戦争後にトルストイの平和主義、禅宗、浄土真宗、キリスト教、神智学などさまざまな宗教を経て大本教へ入信、30歳半ばに海軍を辞して布教活動に努めた。幅広い交友を通じてのちには社会主義、そしてアナキズムに傾斜し辻潤とも親交する。一時は上海にわたり、盲目の詩人エロシェンコ、中国人アナキスト巴金、呉朗西らとも交流を重ねた。その特異な思想遍歴は、宗教のヴァガボンド、赤化中佐と騒がれた。本書は、飯森正芳の生涯と足跡を丹念に辿った年譜である。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  呉 念聖(ゴ ネンセイ)
  １９４８年生。上海の高校を出て黒龍江省へ、農業に十年従事した。１９７９年来日、早稲田大学と慶応義塾大学で勉学し日中比較文学を専門とする。現在、早稲田大学中国現代文化研究所と同大学総合人文科学研究センター招聘研究員、『大杉栄資料集成』（ぱる出版）編集委員

• 著者について

  呉　念聖 (ゴネンセイ)
  1948年生。上海の高校を出て黒龍江省へ、農業に十年従事した。1979年来日、早稲田大学と慶応義塾大学で勉学し日中比較文学を専門とする。現在、早稲田大学中国現代文化研究所と同大学総合人文科学研究センター招聘研究員、『大杉栄資料集成』（ぱる出版）編集委員。編著に「”思想遍歴屋”飯森正芳――ある明治知識人の弛まざる追求」（早稲田大学法学会『人文論集』47、2009年）などがある。

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