かご漁の社会生態誌―ケニアの海を生きる小規模漁業者たちの資源利用 [単行本]
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かご漁の社会生態誌―ケニアの海を生きる小規模漁業者たちの資源利用 [単行本]



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出版社:明石書店
販売開始日: 2025/02/28
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かご漁の社会生態誌―ケニアの海を生きる小規模漁業者たちの資源利用 の 商品概要

  • 目次

    序章 かご漁からさぐる小規模漁業者たちの資源利用
     1.ケニアにひろがる海の世界
     2.小規模漁業の人類学
     3.アフリカの漁業
     4.かご漁の技術的実践
     5.本書の目的と構成

    第1章 ケニア沿岸南部の海村社会
     1.スワヒリ海岸の社会と文化
      (1)インド洋に開かれたスワヒリの世界
      (2)沿岸部の住民たち
      (3)海からみたスワヒリの文化
     2.ワシニ村
      (1)立地と社会
      (2)ワシニ村の歴史と経済活動の変遷
      (3)村の経済活動と漁撈

    第2章 漁業をとりまく自然・社会環境
     1.小規模漁業の地域的展開
     2.漁場環境と漁業者たちの自然認識
      (1)水域の区別
      (2)潮汐
      (3)風と季節
     3.水産資源と水域環境の保全をめぐる動き
      (1)政府の取り組み
      (2)キシテ・ムプングティ海洋公園の誕生
      (3)ワシニBMUの活動
     4.水産物の流通と消費
      (1)鮮魚の流通経路
      (2)魚商人と漁業者の関係性
      (3)漁獲物の取引方法
      (4)干物への加工
      (5)魚の消費
     5.船
      (1)船の種類と用途
      (2)船体の手入れと船大工の仕事
     6.漁具と漁法
      (1)村内でみられる漁法
      (2)漁具の所有状況と操業形態
      (3)漁業への投資
      (4)ザンジバルの漁業者たち
     7.漁業をとりまく社会環境の変化

    第3章 漁場を選ぶ――操業形態と漁獲
     1.地先の漁場と沖の漁場
     2.調査方法と対象者
      (1)調査期間と方法
      (2)調査対象者
     3.各ユニットの操業状況
      (1)船の停泊場所と漁場
      (2)操業時間とかごの数
     4.かご漁の漁獲
      (1)魚種
      (2)漁獲量の季節的な変動
      (3)かごの数と漁獲量
     5.漁獲物のゆくえ
     6.漁場の立地と操業形態

    第4章 かごをつくる――漁具の製作と改良の動き
     1.自作される漁具
     2.スワヒリ海岸のかご
     3.ワシニ村のかごづくり
      (1)材料の入手
      (2)かごの構造とパーツ
      (3)組み立て作業
     4.かごの大きさ
     5.「伝統的」な漁具の変化
      (1)あらたな素材の導入
      (2)かごの大型化
     6.改良のひろがり

    第5章 餌を採る――漁業者たちの餌に対する期待と信頼
     1.漁撈活動における餌の利用
     2.餌の種類
     3.漁場にあわせた餌の選択
     4.餌の確保に向けた努力
      (1)採集場所の利用
      (2)海藻の季節的な増減
      (3)餌の採集と潮汐
      (4)採集に費やされる時間の大きさ
     5.餌への期待と信頼
      (1)餌の量と漁獲量
      (2)漁業者たちのこだわり
     6.餌採集の位置づけ

    第6章 かごを沈める――魚群行動の予測と漁場利用
     1.かご漁における漁場利用
     2.漁具の運用
     3.漁場での作業
      (1)かごの引き上げと設置
      (2)ポイントの探索
     4.かごの配置
      (1)ポイントの分布
      (2)漁具の分散設置
     5.漁場の共用
     6.魚群の居場所をさぐる手がかり

    終章 かご漁の資源利用と持続可能性
     1.漁業者たちの戦略
     2..他者とのかかわりと漁法開発
     3.参入のしやすさを維持していくために
     4.おわりに

     注
     あとがき
     付録1 各ユニットの活動状況
     付録2 各ユニットの漁獲
     参考文献
     索引
  • 内容紹介

    ケニア沿岸南部でおこなわれているかご漁をとりあげ、個々の漁業者たちのさまざまな工夫や努力に着目し、それらがいかに資源利用のありかたに反映されているのかを考察する。ケニアの海に生きる人びとと自然とのかかわりの一端を描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田村 卓也(タムラ タクヤ)
    1985年まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科単位取得退学。博士(文学)。現在、沖縄国際大学南島文化研究所特別研究員。専門は生態人類学と文化人類学
  • 著者について

    田村 卓也 (タムラ タクヤ)
    1985年生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科単位取得退学。博士(文学)。現在、沖縄国際大学南島文化研究所特別研究員。専門は生態人類学と文化人類学。主要な著書・論文に「ケニア共和国沿岸部の魚かご漁における漁具と漁法」今井一郎(編)『アフリカ漁民文化論――水域環境保全の視座』(春風社、2019年)、「かご漁における餌の採集活動――ケニア沿岸南部の海村の事例」『アフリカ研究』96(2019年)などがある。

かご漁の社会生態誌―ケニアの海を生きる小規模漁業者たちの資源利用 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:田村 卓也(著)
発行年月日:2025/02/28
ISBN-10:4750358835
ISBN-13:9784750358833
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:280ページ
縦:22cm
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