アジアのダイナミズム(渡辺利夫精選著作集〈第5巻〉) [全集叢書]
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アジアのダイナミズム(渡辺利夫精選著作集〈第5巻〉) [全集叢書]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2025/04/02
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アジアのダイナミズム(渡辺利夫精選著作集〈第5巻〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    開発経済学・アジア研究の泰斗・渡辺利夫の功績。経済発展の過程で生まれた東アジア全域を渦巻くダイナミズムについての考察。
  • 目次

    まえがき

    Ⅰ 西太平洋の時代──アジア新産業国家の政治経済学

    プロローグ いまなぜ西太平洋なのか──久和ひとみさんの問いに答える

    第Ⅰ章 隣国は何を達成したのか──従属を通じての自立
     韓国型資本主義とは何か
     経済自立化への道
     重化学工業化
     農業近代化
     政府と財閥
     韓国の経験とアジア社会主義

    第Ⅱ章 発展志向国家群の生成
     民族主義と工業化
     資本主義的発展志向型国家論
     官主導型資本主義──韓国
     対外的ナショナリズムと対内的ナショナリズム
     儒教的伝統と経済発展
     外圧と経済発展──台湾・シンガポール
     経済発展と政治体制
     ASEAN──もうひとつの発展志向型国家群
     ソフト・ステート?

    第Ⅲ章 アジア工業化の文明史
     虚構の南北問題世界観
     インダストリアリズムの波及──過去
     インダストリアリズムの波及──現代
     後発性利益とアジアNIES
     アジア成長の複数軸構造

    第Ⅳ章 西太平洋の時代
     「成長地域」としての西太平洋
     西太平洋活力の「供給者(サプライヤー)」と「吸引者(アブソーバー)」
     さまよえる巨人 アメリカ
     西太平洋の新しき巨人 日本
     若干の注釈
     西太平洋開発途上国に何が望まれるのか
     三極政策調整の基本的視点

    第Ⅴ章 溶解するアジア社会主義
     インダストリアリズム アジア社会主義国への波及
     中国農業発展における問題は何か
     新農業政策はなぜ必要であったか
     新農業政策の施行は何をもたらしたか(1)──よみがえる家族農業──
     新農業政策の施行は何をもたらしたか(2)──農業・農村構造の多様化──
     中国経済における蓄積様式の変容
     企業自主権の拡大
     低迷のインド国家資本主義と経済自由化

    あとがき

    Ⅱ アジア新潮流──西太平洋のダイナミズムと社会主義

    序章 現代アジアを眺望する
     1 転換するアジア像
     2 新牽引車としての西太平洋
     3 縮むアメリカ 広がる日本
     4 西太平洋相互依存の時代
     5 アジア社会主義国の改革・開放
     6 東欧の政治変動とアジア社会主義

    第一章 西太平洋の転換能力──構造変動の連鎖的継起について
     1 日本経済の円高調整
     2 円高とNIES
     3 NIESの構造変動とASEAN
     4 西太平洋構造変動の波はアジア社会主義国に及ぶか

    第二章 中国に胎動する新しい発展メカニズム──挫折と希望
     1 中国社会主義の新しい自己認識
     2 急ぎすぎた社会主義的改造のもとで失ったものは何か
     3 郷鎮企業と新しい発展メカニズムの生成
     4 中国経済のボトルネック 
     5 沿海地域経済発展戦略の意義

    第三章 揺らぐ香港──離脱と統合
     1 「信心」の危機
     2 香港基本法に揺れる
     3 天安門事件と香港民主化
     4 「合成ベクトル」
     5 華南経済の統合
     6 対中交渉力の強化は可能か

    第四章 ベトナム 改革・開放への苦闘──もうひとつのペレストロイカは実を結ぶか
     1 集団化と農業生産の停滞
     2 国庫補助金制度
     3 農業改革の試み
     4 改革とインフレ
     5 プラグマティズムの生成

    第五章 さまよえる神聖国家 北朝鮮──開放へのはるけき道
     1 半島情勢の流動化と北朝鮮の孤立
     2 低迷する経済
     3 改革の兆し
     4 「生体反応」はあるか

    あとがき

    Ⅲ アジア経済の構図を読む──華人ネットワークの時代

    はじめに

    第一章 香港──中国資本主義のエッセンス
     香港の形成
     自由放任の地
     中国資本主義の香港集中
     危機を好機に

    第二章 香港返還と中国──グレーター・ホンコン
     「港人治港」「一国両制」
     「特殊政策・弾力措置」
     広東省の「香港化」
     「三来一補」
     中国経済を牽引する華南
     華人経済圏の形成

    第三章 在外華人はいかにして生まれたか──華僑の生成と発展
     華南農村の貧困
     人口流出
     複合人種社会
     「契約華工」

    第四章 華僑ネットワーク──白手起家
     華僑の人間関係ネットワーク──幇(パン)
     会館・公会──華僑の「羊水」
     華僑組織のエッセンス──信用
     仲介者機能──買弁
     タイにおける米流通と華僑

    第五章 台湾──もう一つの中華資本主義
     「化外の地」「化外の民」
     漢族の台湾移住
     日本統治時代の開始
     植民地経営の基盤整備
     現代台湾へ

    第六章 鄧小平の時代──改革・開放の思想
     社会主義初級段階論
     溶解する社会主義
     生産力主義
     即物主義
     漸進主義

    第七章 社会主義市場経済の中国──成長と混迷
     なぜ社会主義市場経済なのか
     政治制度としての社会主義
     共産党機構の浸潤
     社会主義精神文明建設強化は成功するか
     マクロコントロール・メカニズム形成の可能性
     中国経済の不安

    第八章 中国の国有企業改革──最後の難題
     国有企業経営メカニズムの自律化
     経営請負責任制
     「生活共同体」としての国有企業
     国有企業の市場環境

    第九章 東アジアの経済発展と民主化──権威主義体制の溶解
     対外危機意識と権威主義開発体制
     韓国──官主導型発展
     台湾──国民党の再生
     経済発展と権威主義体制の溶解

    第一〇章 東アジア経済の新動態──従属から自立へ
     世界における東アジアのプレゼンスの拡大
     域内相互依存関係の強化
     東アジア相互依存関係に組み込まれる中国
     域内循環メカニズムと日系企業

    第一一章 周辺革命の時代へ──発展連鎖論
     「日本効果」
     NIESの成長と調整
     「NIES効果」
     ASEAN諸国と中国の成長

    第一二章 東アジアと世界──グローバリズムの復元
     「インテグレーション」「ディスインテグレーション」
     EAEC、APECと東アジア
     東アジアとアメリカ

    第一三章 東南アジアの通貨危機──何が問題なのか
     何がおこっているのか
     何を教訓とすべきか
     東南アジア通貨危機は香港・中国に及ぶか
     アジア成長懐疑論は正しくない

    最終章 香港の将来──海の中国 陸の中国
     香港の経済的繁栄はつづく
     香港の政治的自由はどうなるか

    あとがき
    参考文献
  • 内容紹介

    開発経済学・アジア研究において顕著な業績を残した渡辺利夫の著作集。主として開発経済学・現代アジア経済論に焦点を絞って構成。

    第5巻は経済発展の過程で生まれた東アジア全域を渦巻くダイナミズムについての考察。?『西太平洋の時代─アジア新産業国家の政治経済学』(文藝春秋社1989年)、?『アジア新潮流─西太平洋のダイナミズムと社会主義』(中公新書1990年)、?『アジア経済の構図を読む─華人ネットワークの時代』(NHK出版1998年)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    渡辺 利夫(ワタナベ トシオ)
    昭和14(1939)年、山梨県甲府市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科修了。経済学博士。筑波大学教授、東京工業大学教授を経て拓殖大学に奉職。拓殖大学元総長、元学長。専門は開発経済学・現代アジア経済論。(公財)オイスカ会長。日本李登輝友の会会長。平成23(2011)年、第27回正論大賞受賞。著書に『成長のアジア 停滞のアジア』(講談社学術文庫、吉野作造賞)、『開発経済学』(日本評論社、大平正芳記念賞)、『西太平洋の時代』(文藝春秋、アジア・太平洋賞)など
  • 著者について

    渡辺 利夫 (ワタナベ トシオ)
    渡辺 利夫(わたなべ としお)

    昭和14(1939)年、山梨県甲府市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科修了。経済学博士。筑波大学教授、東京工業大学教授を経て拓殖大学に奉職。拓殖大学元総長、元学長。専門は開発経済学・現代アジア経済論。(公財)オイスカ会長。日本李登輝友の会会長。平成23(2011)年、第27回正論大賞受賞。
    著書に『成長のアジア 停滞のアジア』(講談社学術文庫、吉野作造賞)、『開発経済学』(日本評論社、大平正芳記念賞)、『西太平洋の時代』(文藝春秋、アジア・太平洋賞大賞)、『神経症の時代 わが内なる森田正馬』(文春学藝ライブラリー、開高健賞正賞)、『アジアを救った近代日本史講義─戦前のグローバリズムと拓殖大学』(PHP新書)、『放哉と山頭火』(ちくま文庫)、『新脱亜論』(文春新書)、『士魂─福澤諭吉の真実』(海竜社)、『死生観の時代』(海竜社)、『台湾を築いた明治の日本人』(単行本:産経新聞出版/文庫本:潮書房光人新社)、『後藤新平の台湾』(中公選書)など。

アジアのダイナミズム(渡辺利夫精選著作集〈第5巻〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:渡辺 利夫(著)
発行年月日:2025/03/20
ISBN-10:4326546174
ISBN-13:9784326546176
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:350ページ
縦:22cm
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