奈良時代政治史の諸相(日本史研究叢刊) [全集叢書]
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奈良時代政治史の諸相(日本史研究叢刊) [全集叢書]



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出版社:和泉書院
販売開始日: 2025/02/20
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奈良時代政治史の諸相(日本史研究叢刊) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    政変・政争が繰り返された奈良時代政治史の諸相を解明。奈良時代には幾度となく政変・政争が繰り返されたが、その原因は天武天皇・持統女帝の唯一の子 草壁皇太子の皇統を護持しようとする皇位継承を原因としたものであった。その草壁皇統も独身の孝謙女帝を最後として絶えることになって、皇位継承問題は皇親だけでなく公卿官人をも巻き込んで苛烈な政治闘争を現出させた。そのような政治推移のなかでの元正女帝・聖武天皇即位と藤原氏との関与を検討し、藤原四子体制や藤原広嗣の乱の実態を検証、また聖武護位後の光明皇太后の政治的権力の行使と娘孝謙への認識をふまえて、女帝論の研究史を前提に孝謙の中継ぎ論を実証的に展開する。そして孝謙後の皇嗣問題をめぐっての道祖王と淳仁天皇擁立を主因とする藤原仲麻呂の政治動向に注視し、さらに草壁皇統を固守しようとする聖武孫王である氷上川継や公卿勢力と、あらたに天智天皇系新皇統成立を目指す桓武天皇による権力闘争などの奈良時代政治史の一齣に焦点をあわせて、その諸相を解明する。
  • 目次

    第一章 元正天皇即位をめぐる政治的考察
    はじめに
    一 氷高内親王の未婚について
    二 元正天皇の即位―首皇太子即位の見送り―
    三 元正天皇即位の主導者
    四 元正天皇即位への過程
    おわりに

    第二章 聖武天皇の即位と藤原麻呂の画策―元正天皇と藤原武智麻呂との政争一齣―
    はじめに
    一 聖武天皇の即位理由
    二 聖武天皇即位への陰謀と藤原麻呂
    おわりに

    第三章 孝謙女帝中継ぎ試論―母后光明皇太后からみた娘孝謙女帝―
    はじめに
    一 孝謙女帝と天皇権力
    二 光明皇太后と政治権力
    三 光明皇太后の孝謙女帝即位への意識
    四 孝謙太上天皇と淳仁天皇の天皇大権
    おわりに

    第四章 道祖王立太子についての一試論―聖武太上天皇遺詔の意図と背景―
    はじめに
    一 聖武太上天皇の道祖王擁立
    二 道祖王と石上宅嗣・藤原良継
    三 道祖王と大伴家持
    おわりに

    第五章 孝謙女帝と淳仁天皇の関係―入婿説の否定―
    はじめに
    一 仁藤・松尾氏の淳仁入婿説
    二 淳仁入婿説への反論
    三 孝謙女帝中継ぎ論
    おわりに

    第六章 淳仁天皇の妻妾と後宮
    はじめに
    一 淳仁天皇の妻妾
    二 上道斐太都と宮人広羽女
    おわりに

    第七章 氷上志計志麻呂・川継兄弟の生年―聖武天皇々孫の皇嗣問題―
    はじめに
    一 志計志麻呂の生年
    二 川継の生年
    おわりに

    第八章 氷上川継の事件再論―榎村寛之氏著「不破内親王と氷上川継の乱」に反駁す―
    はじめに
    一 総論的な懐疑点―『続日本紀』の記事から―
    二 各論的な懐疑点―論拠の逐次的検討―
    おわりに

    第九章 竹野女王について―出自、後宮と政権―
    はじめに
    一 長屋王家木簡と竹野女王の研究史
    二 竜福寺石塔銘文の「竹野王」と竹野女王
    三 竹野女王は藤原武智麻呂の妻か
    四 橘諸兄政権成立と後宮の刷新
    おわりに―その後の竹野女王―

    第一〇章 藤原仲成と妹東子の入内
    はじめに
    一 東子の出自と経歴
    二 東子入内の背景
    おわりに

    第一一章 桓武天皇と皇位継承―姪五百井女王と甥五百枝王姉弟―
    はじめに
    一 五百枝王と藤原種継暗殺事件
    二 五百枝王と桓武天皇の皇位継承
    三 五百井女王と桓武天皇
    おわりに

    第一二章 藤原式家衰亡の一要因―藤原宅美の存在―
    はじめに
    一 宅美の出自と出生
    二 官人としての宅美
    三 宅美の死
    おわりに

    第一三章 他戸皇太子と「不穆」だった「帝」は光仁か桓武か
    ―『類聚国史』巻七十九、延暦二十二年正月壬戌条の疑問―            
    はじめに
    一 「帝」は光仁か桓武か
    二 「帝」は桓武
    おわりに

    付章一 林裕二氏の「藤原四子論」への疑問と課題
    はじめに
    一 武智麻呂と房前の政治的関係について
    二 武智麻呂と麻呂の政治的関係について
    三 武智麻呂と麻呂の政治的関係の論拠
    おわりに

    付章二 北啓太氏著『(人物叢書)藤原広嗣』を評す
    はじめに
    一 目次
    二 広嗣の家系、誕生・成長・出身
    三 叙爵以降の広嗣
    四 広嗣の決起理由
    五 乱の経過と背景
    六 乱後の行幸と遷都
    七 玄昉没伝について
    おわりに

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    元正・孝謙の女帝や聖武・淳仁・桓武天皇即位時の政治背景と道祖王や氷上川継など孫王らの皇位継承をめぐる政治動向の諸相を解明。
  • 内容紹介

    奈良時代には幾度となく政変・政争が繰り返されたが、その原因は天武天皇・持統女帝の唯一の子草壁皇太子の皇統を護持しようとする皇位継承であった。その草壁皇統も独身の孝謙女帝を最後に絶え、皇位継承問題は皇親だけでなく公卿官人をも巻き込んで苛烈な政治闘争を現出した。元正・孝謙の女帝や聖武天皇をはじめ淳仁・桓武天皇即位時の政治背景、そして道祖王や氷上川継など孫王らの皇位継承をめぐる政治動向の諸相を解明する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    木本 好信(キモト ヨシノブ)
    1950年12月兵庫県生まれ。2003年3月博士(学術)。駒澤大学・国士舘大学・法政大学・日本大学大学院非常勤講師、山形県立米沢女子短期大学教授をへて甲子園短期大学教授・学長、龍谷大学文学部教授を歴任

奈良時代政治史の諸相(日本史研究叢刊) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院
著者名:木本 好信(著)
発行年月日:2025/02/15
ISBN-10:4757611102
ISBN-13:9784757611108
判型:規小
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:215ページ
縦:22cm
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