光海軍工廠の日記―岩脇テルの恋と戦争 [単行本]
    • 光海軍工廠の日記―岩脇テルの恋と戦争 [単行本]

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光海軍工廠の日記―岩脇テルの恋と戦争 [単行本]
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光海軍工廠の日記―岩脇テルの恋と戦争 [単行本]

堀 雅昭(編著)橋本 紀夫(監修)


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出版社:その他
販売開始日: 2025/02/16
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光海軍工廠の日記―岩脇テルの恋と戦争 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    戦後80年企画。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 光海軍工廠と岩脇テル(光海軍工廠;軍縮条約廃棄と海軍増強;妹尾知之の開庁計画 ほか)
    第2章 岩脇テルの日記 昭和二十年一月~十二月(一月三十一日、二月七日~二十九日;三月一日~三十一日;四月一日~三十日 ほか)
    第3章 橋本紀夫さんに聞く(日記の存在;なぞられた文字;軍歌と職場 ほか)
    付録 光海軍工廠関係資料群 光市指定有形文化財
  • 出版社からのコメント

    山口県の光海軍工廠で勤労奉仕をしていた岩脇テルの日記。終戦前日の昭和20年8月14日の空襲など軍事工場での青春の日々の記録。
  • 内容紹介

    光海軍工廠の日記 岩脇テルの恋と戦争』
    - 22歳の女工が綴った青春と戦争の記録 -

    「もう一日、早く戦争が終わっていたらねぇ」
    終戦記念日のテレビを見ながら、ふとこぼした母の言葉。それがきっかけで、70年以上封印されていた戦時中の日記が息子の手によって発見されました。
    本書は、山口県・光海軍工廠(ひかりかいぐんこうしょう)で勤労奉仕をしていた岩脇テルさんが、昭和20年(1945年)2月から12月までの、主に軍事工場内の日常を記した貴重な記録です。

    〈青春と戦争が交差する日記〉
    日記の最初には、テルさんが恋心を抱いていた中原正直さんとの別れが綴られています。中原さんは召集令状を受け、戦地へ向かうことに。「あゝもう一生逢へないのだ」と書き残した彼女の想いは、戦時下の青春の儚さを象徴するものです。
    工廠での日々は過酷な労働に加え、「防諜週間」というスパイ対策のもと、厳しい監視が続く中、それでも彼女の正直な気持ちが、日記には綴られてました。

    • 「仕事がたいぎで成らない」(5月7日) ― 過酷な労働への疲れ
    • 「同僚の結婚退廠が羨ましい」(5月23日) ― 戦争がなければ、自分も普通に恋をし、結婚する未来があったかもしれない
    • 「死人を見た」(5月31日) ― 工場へ向かう途中で目にした戦争の現実
    • 「組長が不機嫌」(6月27日) ― 軍事工場の厳しい上下関係

    そして、昭和20年8月14日の終戦前日、米軍のB-29による空襲が光海軍工廠を襲いました。この日の日記には、戦争の現実と恐怖が克明に記されていました。もし、戦争がもう一日、早く終わっていたら……。テルさんが後にこぼした言葉の意味が、ここに詰まっています。

    〈日記の発見から出版へ〉
    この日記を発見し、翻刻と監修を手がけたのはテルさんの息子である橋本紀夫さん。母の戦争体験を知ったのは、亡くなる半年ほど前のことでした。それまで家族に語られることのなかった記録が、戦後80年を迎える今、ようやく全貌が世に出ることになりました。
    日記の発見は『中国新聞』や『NHK山口』でも報じられ、大きな反響を呼びました。橋本さんは「母が後世に伝えようとした記録を、できるだけ原文に忠実に残したい」と、日記の出版を決意。編集や解説を加え、貴重な戦時下の記録としてまとめました。

    〈今を生きる私たちへ〉
    この日記は、戦時中の若者がどのように生き、何を感じていたのかを、リアルな言葉で伝えています。戦争の記憶を継承し、平和の尊さを考えるための一冊。
    過去に生きた若者の声に、耳を傾けてみませんか?
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    堀 雅昭(ホリ マサアキ)
    作家/編集プロデューサー。1962(昭和37)年宇部市生まれ。大学卒業後、製薬会社研究所勤務を経て作家となる。令和4年8月にUBE出版を設立。活字文化の〈地産地消〉運動をスローガンに地方開拓を目的とする出版事業を開始

    橋本 紀夫(ハシモト ノリオ)
    岩脇テル次男。1952(昭和27)年山口市嘉川生まれ。2023年三興マテリアルサプライ(株)定年退職
  • 著者について

    堀雅昭 (ホリマサアキ)
    1962(昭和37)年 宇部市生まれ
    大学卒業後、製薬会社研究所勤務を経て作家となる。著書に『戦争歌が映す近代』(葦書房)。『杉山茂丸伝』/『ハワイに渡った海賊たち』/『中原中也と維新の影』/『井上馨』/『靖国の源流』/『靖国誕生』/『鮎川義介』/『関門の近代』/『寺内正毅と近代陸軍』/『村野藤吾と俵田明』(以上、弦書房)
    令和4年8月にUBE出版を設立。活字文化の〈地産地消〉運動をスローガンに地方開拓を目的とする出版事業を開始。UBE出版では『宇部と俵田三代』/『エヴァンゲリオンの聖地と3人の表現者』/『椿の杜◉物語』/『日本遺産 二つの港物語』/『炭鉱と新民謡』(共著)などを出版

    橋本紀夫 (ハシモトノリオ)
    岩脇テルの息子
    1952(昭和27)年 山口市嘉川生まれ
    1970年 ㈱三興グループに入社
    2022年 『消えゆく〈死を覚悟〉の光海軍工廠』(私家版)出版
    2023年 三興マテリアルサプライ㈱
    定年退職

    岩脇テル (イワワキテル)
    1923(大正12)年3月に山口県吉敷郡の佐山村(現、山口市)で生誕。1945(昭和20)年2月から8月まで女工として働いた光海軍工廠水雷部での生活を記録。その後、12月までは敗戦後の郷里での生活体験を日記に残した。

光海軍工廠の日記―岩脇テルの恋と戦争 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:UBE出版
著者名:堀 雅昭(編著)/橋本 紀夫(監修)
発行年月日:2025/03/03
ISBN-10:4910845070
ISBN-13:9784910845074
判型:A5
発売社名:UBE出版
対象:一般
発行形態:単行本
内容:伝記
付録:有
言語:日本語
ページ数:151ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:300g
その他:光海軍工廠関係資料群・光市指定有形文化財(写真と解説の一覧) 1 「回天一型」頭部 2 二式魚雷後部 3 光海軍工廠鉄製銘板 4 光海軍工廠正門門札 5 光海軍工廠配置図(部分・青焼き図面) 6 海軍水道消火栓蓋 7 海軍水道止水栓蓋 8 海軍水道水道管 〈地図〉山口県光市と光海軍工廠跡 〈略年表〉
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