英語と明治維新―語学はいかに近代日本を創ったか(ちくま新書) [新書]
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英語と明治維新―語学はいかに近代日本を創ったか(ちくま新書) [新書]



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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2025/04/10
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英語と明治維新―語学はいかに近代日本を創ったか(ちくま新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    江戸幕府を倒し、新しい「日本」の形を模索した明治維新。水面下では、言葉をめぐって「もう一つの闘い」が繰り広げられていた。迫りくる西洋列強と外国語で交渉できなければ植民地にされかねない。まともな教科書も辞書もない時代、サムライたちは必死に西洋語を学び、欧米に密航留学した。漢学、蘭学に加え、英語、独語、仏語が乱立する中、なぜ英語が新しい国家を創る原動力となりえたのか?英語教育史の第一人者が、これまで語られてこなかった視点から幕末・明治に光を当てる。
  • 目次

    はじめに  
    第1章 英語という黒船 ―― 幕末のグローバル化に対応せよ  
    1 植民地化がいやなら外国語を学べ  
    日本列島に押し寄せる異国船/英語を学び西洋列強に備えよ/英学事始めの苦労と使命感/フランス語事始め/軍の近代化は語学力から
    2 幕府のグローバル化対応  
    アヘン戦争の衝撃/黒船の外圧/通訳の重圧/条約「誤訳」事件/対日交渉でハリス激痩せ/国際法を知らずに条約締結
    3 西洋の覇権と自由貿易の罠  
    日本を「半未開国」とする万国公法/「脱亜入欧」の登場/グローバル資本主義に組み込まれた日本/イギリスの自由貿易帝国主義/開港が幕府崩壊を早める

    第2章 幕府の英語教育と西洋体験 ―― 近代化で幕府を延命せよ  
    1 英語教育を本格化せよ  
    蘭学から英学へ/江戸の蕃書調所も英学導入/英語教育のメッカ長崎/幕府の長崎英語伝習所/ネイティブが教えた横浜英学所/箱館の英語稽古所
    2 英語教材と英語教師たち  
    横浜のピジン英語と英語教材/英語教育の聖人フルベッキ/引く手あまたのジョン万次郎/英語と西洋事情の伝道師・福沢諭吉
    3 西洋式の軍制改革と欧米体験  
    水戸藩の「厄介丸」/洋式訓練で海軍士官をつくれ/幕府のフランス語教育と軍事の影/遣米使節のアメリカ体験/西洋文明の光と影

    第3章 西南雄藩の英語学習 ―― 西洋式軍隊で幕府を倒せ  
    1 薩摩藩の志士を変えた英語  
    明治維新の主力となった西南雄藩/薩摩藩はなぜ強かったのか/洋学教育で人材を育てよ/薩英戦争に負けイギリスに急接近/悲劇の兵学者・赤松小三郎/世界観を変えたイギリス密航留学/薩摩藩士による英語教材と辞書
    2 長州藩の攘夷派を変えた英語  
    軍の近代化は洋学教育から/松陰の遺志を継ぐ密航留学/攘夷から脱皮させた英国留学/下関戦争で目覚めた長州藩/英語を武器にした伊藤博文
    3 佐賀藩の先進性を支えた英語  
    佐賀藩は洋学先進藩/海軍力近代化のための英学研究/英学修業の栄光と悲劇/外交官と英語で渡り合う大隈重信/精読の副島、多読の大隈
    4 西洋式軍隊で幕府を倒せ  
    薩摩と長州が手を結ぶ/海援隊の英語教材/幕府崩壊へのカウントダウン/クーデターで新政権樹立/戊辰戦争と欧米列強の駆け引き/西洋武器商人たちの暗躍/パークスとロッシュの明暗を分けた日本語通訳

    第4章 明治日本の西洋化 ―― 近代国家を構想せよ  
    1 近代国家の将来構想を描け  
    西洋化をめざす革命/中央集権体制を急げ/産業の近代化に必要な外国語/明治の軍隊に必要な外国語/文明開化と英語ブーム/伝統文化の破壊と民衆の反発
    2 西洋人を雇い、西洋を視察せよ  
    西洋の頭脳を丸ごと雇え/岩倉使節団の大胆さ/伊藤の「日の丸演説」もむなしく/『米欧回覧実記』が描く西洋の光と影/台湾出兵と朝鮮への不平等条約
    3 留学で学んだ西洋文明  
    留学で西洋学術を学べ/幕府留学生が学んだ西洋/薩摩・長州留学生が見た未来像/藩を超えた連帯とナショナリズム/明治初期の留学事情

    第5章 英語とドイツ語の攻防 ―― 近代教育をどの言語で行うか  
    1 近代的な学校は英語で教育せよ  
    徳川の沼津兵学校と静岡学問所/学校近代化の「仁義なき戦い」/開成学校は英・独・仏語で開始/英語だけで講義せよ/外国語学校を英語学校に
    2 専門教育は英語かドイツ語か  
    英国人が英語で教えた工部大学校/英語名人を育てた札幌農学校/医学は英語かドイツ語か
    3ドイツ語で自由民権運動をつぶせ 
    自由民権運動の高まり/自由民権運動つぶしのドイツ学振興/ドイツ語の拠点校をつくれ/東京大学で拡がるドイツ学/大学教育も日本語で

    第6章 日本語を変えた英語 ―― 言文一致をめざせ  
    1 日本語を近代化せよ  
    言語革命をもたらした明治維新/近代化で急増する日本語/漢語の氾濫/ナショナリズムと近代日本語辞典/英学者・大槻文彦の『言海』
    2 言文一致による日本語革命  
    西洋語との接触で変容する日本語/翻訳という言語バトル/漢字は廃止か削減か/仮名表記かローマ字表記か/「言文一致」がついに登場/国語教科書も言文一致へ
    3 西洋文学と格闘した文学者たち  
    西洋文学のインパクト/言文一致の開祖・坪内逍遥/写実的描写の二葉亭四迷/言文一致運動の旗手・山田美妙/言文一致への反動と日本語の成熟/夏目漱石の多彩な文体

    おわりに  
    「英語と明治維新」関連年表  
    主要参考文献 
  • 出版社からのコメント

    明治維新の裏には「もう一つの闘い」があった。江戸幕府も倒幕派も競って西洋語を学び、英語が新しい国家を創る原動力となってゆく。
  • 内容紹介

    幕府も倒幕派も、
    競って英語を学び始める──

    ・伊藤博文(長州)…密航留学で攘夷から開国へ
    ・大隈重信(佐賀)…各国憲法を英語で読了
    ・榎本武揚(幕府)…多言語を操る国際通

    福沢諭吉、勝海舟、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、坂本龍馬、森有礼、
    徳川慶喜、ジョン万次郎、寺島宗則、渋沢栄一、夏目漱石……などが躍動!

    江戸幕府を倒し、新しい「日本」の形を模索した明治維新。水面下では、言葉をめぐって「もう一つの闘い」が繰り広げられていた。迫りくる西洋列強と外国語で交渉できなければ植民地にされかねない。まともな教科書も辞書もない時代、サムライたちは必死に西洋語を学び、欧米に密航留学した。漢学、蘭学に加え、英語、独語、仏語が乱立する中、なぜ英語が新しい国家を創る原動力となりえたのか? 英語教育史の第一人者が、これまで語られてこなかった視点から幕末・明治に光を当てる。

    図書館選書
    明治維新の裏には「もう一つの闘い」があった。様々な言語・思想が乱立する混乱の中、幕府も倒幕派も競って西洋語を学び、英語が新しい国家を創る原動力となる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    江利川 春雄(エリカワ ハルオ)
    1956年埼玉県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。神戸大学大学院教育学研究科修士課程修了。広島大学で博士(教育学)取得。専門は英語教育史。現在、和歌山大学名誉教授。著書に『日本の外国語教育政策史』(ひつじ書房、日本英語教育史学会著作賞受賞)、『近代日本の英語科教育史』(東信堂、日本英学史学会豊田實賞受賞)など
  • 著者について

    江利川 春雄 (エリカワ ハルオ)
    江利川 春雄(えりかわ・はるお):1956年埼玉県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。神戸大学大学院教育学研究科修士課程修了。広島大学で博士(教育学)取得。専門は英語教育史。現在、和歌山大学名誉教授。著書に『英語と日本人』(ちくま新書)、『英語教育論争史』(講談社選書メチエ)、『日本の外国語教育政策史』(ひつじ書房、日本英語教育史学会著作賞受賞)、『英語と日本軍』(NHKブックス)、『受験英語と日本人』、『英語教科書は〈戦争〉をどう教えてきたか』『日本人は英語をどう学んできたか』(以上、研究社)、『英
    語教育のポリティクス』(三友社出版)、『近代日本の英語科教育史』(東信堂、日本英学史学会豊田實賞受賞)、監修・解題『英語教育史重要文献集成 全15巻』(ゆまに書房)など。

英語と明治維新―語学はいかに近代日本を創ったか(ちくま新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:江利川 春雄(著)
発行年月日:2025/04/10
ISBN-10:4480076816
ISBN-13:9784480076816
判型:新書
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:320ページ
縦:18cm
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